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第40話血毒姫、飲む

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「宝箱3つ出てきましたね」

「おいこら瑠梨。お前、俺が知らない魔法使ってたよな。お前」

「すみません!すみません!言ってなくてすみません!!」

瑠梨の胸倉を掴み、西華が持ち上げて脅す


「使える魔法は全部言え。魔法って言うのは威力が高い物が多いんだよ。巻き込まれない為に味方への情報共有は必須なんだよ。だからしっかりと事細かに味方に情報を伝えろ。攻撃魔法だけじゃなくて、バフ魔法や補助魔法、状態異常魔法ですら全部言え。分かったか。これは味方の為でもあるんだぞ」

「は、はい」

「次は無い。次やったら、想像を絶する苦痛を与えるからな」

ゆっくりと瑠梨を空中から降ろす


「この宝箱、なにか怪しいですわ」

「何がだ?」

「なんというか、不自然なんですよ。魔力的にも」

目に魔力に集中させる。これに寄り、少しだけ魔力が見える様になる

やりすぎると目が痛むため余り、使用は出来ない


宝箱の3個中2個は魔力を持っていた。そして残り一つの宝箱は一切魔力を持っていなかった

確かに怪しい。3個中3個持っていたら警戒はしなかった。一つだけというのが非常に怪しい

「ミミックとかっているんですかね?」

「瑠梨!槍で殴れ!壊さない程度にな!」

瑠梨に命令し、槍で立たせる


「一番右の奴を殴れ」

「分かったよ」

瑠梨がペチペチ槍で突いた後に

「補助魔法使います」

「おうよ」

「筋力増量!一点刺突!!」

宝箱を槍で貫いた。その瞬間宝箱から紫色の血が流れ、手脚が生え、暴れ始めた


「魔力持ってる奴はミミックか?」

「貫くのはやりすぎでは?」

「ご、ごめん」

「結果論だが、よくやった。撫でてやろう」

瑠梨の頭を犬を撫でるかのように撫でる


(遺物狂いがこれやってからな。好きなんだろう)

「撫で方が雑」

「うるさいぞ」

「このビチビチ動いている生物はどうしましょう?」

祐は槍で貫かれた宝箱を指さす


「焼いてみよう。喰えるかも」

「明らかにヤバい色ですけど」

「知ってるか?人間って毒があるフグとか、明らかに見た目がヤバいナマコとかを喰うんだぞ」

「・・・危なくないですか?」

「だから焼くんだろ。匂いがヤバそうなら流石に食わんよ」

匂いってのは大事だ。不味い物は不味そうな匂いがちゃんとする


「その前に、もう一個のミミックを開けるか」

「槍で」

「よいしょ」

西華が魔力を持った宝箱を開ける


「アアアーー!!」

槍を持った瑠梨が叫ぶ

「ちょ!」

急いで近づく祐

「ふむ。力は弱いな。マジで不意打ち特化の魔物だな」

宝箱ごと持ち上げ、ミミックを無力化している西華


「中に遺物は無いな。てか、不思議な内臓だな」

「大丈夫ですの?」

「大丈夫だ。だから拳は降ろせ」

「本当に?」

「大丈夫だ。だから槍も降ろせ」

ミミックを持ち上げたまま観察する


「もう一個の宝箱開けるぞ。祐開けろ」

「わ、分かりましたわ」

少しビビりながらも祐は宝箱を開ける

すると


「ポーションでしょうか?何かの液体が入った瓶がありましたわ。一本だけ」

「・・・」

グッチャ!!

ミミックを地面に叩きつけ、ミミックを肉塊に変えた後に

祐に近寄り、瓶を受け取る


「・・・」

「瑠梨ちゃん、あれ絶対に凄い物ですよね」

「西華が無言だもんね」

「飲んだら若返るとかでしょうか?」

「エリクサーとかじゃない?腕すら再生する薬」

キュポン

瓶を開ける音が聞こえる


「んくんぐ」

「・・・」

「飲んだ?」

「うめぇ、、」

はぁーーっと西華が息を吐く。その息は紫色だ


「・・・」

「・・・」

「なに離れてるんだよ」

「明らかな毒」

「怖い」

「バカなことやってないで進むぞ。この力も試してみたい」

次の階層へと繋がる扉を開けると、大きめの階段が見える


1階層目攻略完了

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