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プロローグ

 灰と瓦礫に覆われた場所で、お前のせいで世界は滅びるのだと、嘲笑う声。

 その言葉に、旅のすべてが否定された気がして。囚われた――に手を伸ばす。

 そして、追憶する。かつての旅路を。この場所が平和だったあの時を。

 

 全ての始まりの日を思い出す。

 あの日、自分は娯楽都市の小さな店で琥珀色のフレームが眩しい新品のカメラを手に目を輝かせていた。


 古代王国が滅び、ヒトが闇を恐れ、魔は闇に潜んで暮らすようになって幾星霜。

 東と西に分かれた二つの大陸でヒトと魔族が別れて暮らしている、東の大陸に複数の都市国家から成るヒトの同盟、『グランツィル同盟』があり、西の大陸に魔王に統治された魔族たちが暮らす『セレネギア王国』がある。

 強い想いは闘争を生み、闘争による魔法学の発達、古代遺物の解析によってお互いに、技術を発達させていった。

 最後にヒトと魔族が争ったのは、五十年前。

 魔族が見つけた、ある予言から引き起こした終焉の星戦争。魔族が探し求めた終焉の星は結局見つからず、当代の魔王と当時の同盟の代表者によって終戦協定が行われたことで戦争は終わった。

 五十年という時は、戦争の爪痕を癒すのに十分な時間であり、世界ひいては、この二つの大陸の間にはひとまずの平和が訪れていた。

 そして、東の大陸の北端の娯楽都市にて物語が始まり、そして終わろうとしていた。

 その物語の中心人物のヒトの少女の名は、夢宮陽子(ゆめみやようこ)

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