表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

あの笑顔を再び見るために

「被告人、田中豊を懲役15年とする。また、賠償金は1500万円とする!」



「悠のお姉ちゃん、また襲われたらしいよ」

「可愛いしスタイルもいい。まぁ当たり前っちゃ当たり前なんだろうけど、最近頻繁すぎるよな?」

またこの話で持ち切りだ。

俺の名は青木悠(あおきはるか)、ローエリアと言われる階級すらつかない人間が住んでいる場所で上級、中級、初級の者達が来ては奴隷や妻、雑用に使うため連れていくのが日常茶飯事。そんなローエリアにも関わず俺は世間で言うところのボンボンである。何故そんなに金があるかと言うと裁判で金を勝ち取り続けているからだ。姉は3年前に上級の者達に連れられ1年前に"死亡した"との通告を受けた。死亡の原因は自殺とのことだがそんな事があるはずが無い。老若男女に好かれ誰にでも人当たりのよかった姉がそんなことをするはずが無い。遺体は遺族が引き取る事となっている。俺はその遺体から細胞を抽出、機械にそのデータを送りクローンを作成した。そのクローンは姉のエロさを忠実に再現。そりゃ生徒指導の田中も襲いたくはなる。

俺が裁判を起こす理由は主に3つ。

1つめは裁判は上級エリアでしか行われない。また上級エリアでしか手に入らない姉を生き返らせるために必要な材料が手に入らないからだ。

2つめは上級エリアの偵察。後に復讐する時に逃走ルートなどを確保したいからだ。

3つめは今の国の法律は上級だろうが平等に裁かれるからだ。

俺はこうして金を蓄え姉を生き返らせるために1歩ずつ近づいて行く。そして上級の者達にへの復讐。そしてあの笑顔を再び見るために!







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ