表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

出会い

生きか死か?



死ねば何もなくなる。

全て無くなる。



君との出会いも、

君を愛したことも。

「ここは・・・・何処?」


青い空。

何も無い空っぽの心。

誰なのだろう。


「ボクは・・・・誰?」


自分が分からない。どうしてここにいるのだろう?

どうして生きているのだろう・・・・・。


見渡す限り、野原。

自分は何故ここにいるのだろうか?

「ボクは誰だっけ・・・・」

右手にはめている指輪。

うっすらとブラフマーと刻まれている。

「ブラフマー・・・・?ボクの名前・・?」

それがたった一つの手かがリだった。

指輪の中央には小さな宝石がついている。


「なにしてんの?」

「!!」

「驚くなよ。私は何もしないわ」

金髪、青い目の少女・・・。

「名前は?」

「・・・・ブラフマー」

少女はにやつきながら、

「私はシヴァ!よろしく、ブラフマー」

「よ、よろしくね」

あまり関わりたくないタイプ・・・。

「アンタ、どこ住み?」

「・・・・わかりません」

「は?」

あきらかに馬鹿にしたような顔。

「え・・・えっと・・・」

「ホームレスさん?」

「違うよ・・・」

「じゃあ何?」

シヴァの質問は彼にとって難しいものだった。

目つき怖いし・・・。

「わかんないんです。何も」

「記憶無いってこと?」

「・・・た、多分」

「・・・・・・・・まあ、いいわ。私の家に来なさい」

「え」

シヴァは指を指し、大声で言った。

「そんな、いきなり・・・、迷惑だし」

「いいの!」



「ありがとう、シヴァさん」

「///!べ、別に・・・。

あとそれから私のことシヴァでいいからさ!」

「・・・!はい!!シヴァ」




始まる、聞こえる、ボクの新しい人生。

もう、後悔はしてはいけないんだ・・・。



もう一度、この世界を見てみたい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ