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そして、認知症になった父と母  作者: 小石川弥生
7/9

愚か

母と父の認知症は 日に日にひどくなっていきました。父は 病院にいるから 監視の元 生活ができますが もし、社会にでたら 犯罪者になるでしょう......

これは 紛れもない 事実でした。

父の症状は 暴言 暴力 収集癖 自傷行為 性的行為 幻覚 徘徊

父自身 自覚はないです......普通に 話すこともできます。

母は 幻覚 暴言 暴力 徘徊 言語障害

父と違うのは 体が思うように 動かせないので 徘徊は 部屋の中で 外には ほとんど行けません。

母には 認知症と別で身体介護が必要です。

最初の頃は 父の症状を聞いた時

怖くて怖くて

父に会いたくないと思っていました......

こんな事を思っている娘でも 私が面会に行くと

父の顔に笑みが こぼれます。

そんな父の顔を見たら 自分が愚かな人間だと思えて 恥ずかしい気持ちに......


この頃の私は 父や母に対して 何か特別な人種みたいな感じでいて 普通に接する事を 忘れていました。

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