(あとがき)
唐突な打ち切り宣言から、結構な日付が開いてしまいました。
申し訳ございません。
お仕事やら、インフルエンザやら、大雪やら色々ございました。
ちがうんだよ。全部言い訳なんだよ。
そんなわけで。
ペース通り書くと五十話ぐらいなりそうな分量でしたが、一話でまとめてエンディングと致しました。
打ち切りエンドのために、プルル部分が大幅に改訂。
なので、二章のタイトルとかなり違う内容になってしまいました。すみません。
本当は、超巨乳プルルでいっぱいご奉仕するはずだったんだよ!
麺棒で腰を伸ばしたり、麺棒で背中をほぐしたり、麺棒で肩を叩いたりするはずだったんだよ!
でも最後はシリアス中心でいいかなと思い、やめときました。
『うさ耳兵士のご奉仕はめんぼうでした』
プルルと遭遇、状況を知る。
内戦に関与、終結。
蝕天で戦闘、ティアと出会い。
ダガードの陰謀、由梨の活躍。
二章のプロットは、だいたいこんな感じでした。
プルルと出会ってから仲間に迎えるまでの部分とか、洗脳されたツバサとの戦いとかが、いくつかカットや変更。
大筋は、だいたい一緒でございます。
まあ、ダガードがここまで悪役の予定はなかったんだけどなぁ。まいっか。
もちろん、打ち切りエンドとなったため、語られなかった部分は山の如しでございます。
ほぼ全部が謎のままと言った方が正しいでしょう。
スフィの目的や正体とか、由梨とマユリエラの関係とか。
マーリィの気持ちとか、ツバサの本名の意味とか。
アールド=ガードナーがどうなったかとか。
そういった諸々を、静かに泉に沈めて。
新たな水が湧く、その煌めきの一欠片になりますようにと願うと致しましょう。
でも女の子のことだけは、ちょっとおまけで書いておこう。
● メイデンになる順番:
由梨→プルル→ティア→スフィ→ウェナ→マーリィ
プロットでは、プルルとティアの間にもう1キャラ居た。
打ち切りエンド版なので消えた。魔導具技師なんて居なかったんだ。
● ツバサへの好感度(最終形)
由梨=プルル=ティア>ウェナ>マーリィ>スフィ
「怒りを抑えるおまじない。私が正妻、他は側室。
―――怒ってないからね? 本当に」
● ツバサからの好感度(最終形)
由梨さん>その他
「由梨さんこわ……いやいや、一番大事なので、これでいいです」
● 胸の大きさ(最終形)
プルル>ティア>マーリィ>スフィ>ウェナ>由梨
プルル:ビッグバンして今も膨張中
ティア:母親ゆずりのすごい爆乳
マーリィ:授乳期が終わってもほぼ萎みませんでした
スフィ:脱ぐと結構すごいんです。だから作中でツバサに抱き着かなかった
ウェナ:エルフとしては普通だもん
由梨 :叶わなかった大精霊への願いに絶望
そんなこんなで。
すったもんだの約4ヶ月、いかがでしたでしょうか。
精(霊)力をぶちかませ。勝手ながら、これにて幕引きとさせていただきます。
最後に、今後?の予定。
現在考えてるものが一本あります。
……違うか。
何かを書こうと、何本も何本も考えてます。
考えがまとまり、納得いくまで絞れたらまた書く予定です。
あるいは見切り発車もあるかもしれませんが、それはそれで。
今度書く時は、最初から長い作品として考えず、早い段階で手札を晒し日常を楽しめるような作品にしたい。
もう少し、ノれて楽しいものを考えよう。
そんなことを考えてございます。
まあ、目標はあっても、それを達成できるかは別物なんですけどね。
それでは今宵はこの辺で。
ここまでお付き合い下さり、本当にどうもありがとうございました。
願わくば、また近いうちに。
皆様の道行きに、大精霊の加護と。
人の世の神々の、興味と祝福がありますように―――
岸野 遙




