メモリー:8~太陽のような子に~
名前を考えているうちに眠たくなって・・・
また寝てしまった。
気づけばわたしはリビングのソファーに寝転がっていた。
しかも・・・
「あ・・・・朝!?」
そっか、昨日帰ったのは夜だったからなぁ~
それ以前に、昨日のも夢だったのかな・・・?
うん、きっと夢だ。
ふとあたりを見回すと、隅っこのほうにある段ボール箱が目に入ってきた。
「ま~さ~か~の~?」
わたしは急いで段ボール箱を開けた。すると・・・
「いたぁぁぁぁぁぁぁ!!」
昨日のキツネちゃん!!
わたしは大喜び!
・・・してたら、
「シッ!静かにしなさい!まだよくなってないのよ!」
・・・・・怒られた。
怒られたのに・・・嬉しかった。
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それから約二週間後・・・
そのころ、もう子ぎつねは元気に走り回っていた。
「ふあ~~っ!あっついのによく動くねぇ~おまえは。」
「陽南乃ったら、まだ名前決めてなかったの?」
「あっ、そういえば・・・」
「う~ん・・・、なんにしようかなぁ~・・・」
「もう『ナツ』とかでいっちゃえば?」
「いや、わたしそれ考えてたよ。・・・でもな~・・・」
「じゃあ―――――。陽南乃はこの子がどんな子に育ってほしいとおもう?」
「えっとねぇ、・・・明るくて・・・元気な子かな!」
「それに基づいてつけてみたら?」
「いやいや、それが思い浮かばないんだよね~・・・」
「じゃあ、明るいといえば?」
「え?電気?光?」
「じゃあ、元気・・・って言ったら難しいな、・・・元気そうなのは?」
「えー!どっちも同じじゃん!!」
・・・元気・・・明るい・・・
「わたしは―――――元気で明るくて、太陽みたいな子になってほしいな」
太陽に・・・向かうように・・・・・。
瞬間、頭の中にある一つの名前が浮かび上がった、
それは―――・・・・
「太陽に向かっていく向日葵みたいに明るく元気に生きてほしい!
だから・・・『ヒマワリ』!!」
どうも、こんにちはofこんばんはofおはようございます!
初めましてですかね?
作者の幸千華です~。
いつも読んでくださってありがとうございます!
第八話にしてやっと、やっっっっっっと名前が出てきましたね~。
いやいや、私もこんなに長くなるとは思わなかったですよ。
じつはこれ、趣味でこの話を漫画を描こうとしたのですが・・・
次々とほかの話が浮かび上がって
この話は途中であらすじを忘れちゃったんですよね・・・ちょっとショックです。
でも、最後にどうなるかだけ覚えてました!
そしてこの間、この話の続きが思い浮かんだんですよ!びっくりです!
もう忘れないようにしないと・・・・・。
これからもがんばりますので、どうかよろしくお願いします!