燃えよ!!天下一?
前回のあらすじ、異世界に四星球を求めてやってきたノリヒト、不運なことから天下一武道会に出場することに、果たしてノリヒトは優勝して 50万ゼニーをゲットすることは出来るのか?、、、ってことで予選大会です。
なんか雑なんだよな〜前回優勝者は本戦シードらしいんだけど、残りの七枠は総勢30名を武舞台に集めてバトルロワイヤル方式とは、、、
ほら〜俺みたいなモヤシはすぐに囲まれるんだから〜!!
しょうがないから風上のコーナーに移動、、、近寄ってきた5〜6人に向かって、
ノリヒト
「我が師ターイウより授かった秘技を受けてみよ、、、くらぇ〜!!クマ用スプレ〜!!」
雑魚どもに向かってクマ用催涙スプレーを分撒き散らす!!よし!みるみるうちに離脱者、、、持ってて良かったクマ用催涙スプレー!!
良い子のみんなは絶対に人に向けちゃダメだよ!!最悪失目するからね!!
当然こんな光景を見ている観客もドン引きだよね、すげ〜顔して俺を見てる、、、
その後、俺を除いた奴らの激しくバトル?で無事に残りの6人が決まる、、、おっ!女性が二人も一人は獣人だ!!
一度武舞台が綺麗に掃除され、すぐに本戦スタートした。
俺はキョロキョロとある人達を探しす、、、
ノリヒト
「金髪でサングラス髭は居ないと、ハゲのサングラスで亀の甲羅も、、、居ない、亀の武道着を着ていた人達もいない、、、なんだよ〜それなら俺が着れば良かった!!今度作ってもらおう!!」
そんなバカなことをしていたらお呼び出しがかかる。
ノリヒト
「ご指名ありがとうございます!!ノリヒトです!!」
対戦相手1
「、、、、おう!!俺は◯←⬜︎❓、、、」
お前の話はどうでも良い!!早く始めないかな〜、、、偉いことにおっさんレフリーも相手の無駄に長い口上が終わるまで待っている、、、やっと終わった、、、素早く開始の合図が!!
対戦相手1は剣を振り回しながら、突っ込んで来たので、マントの中ですでにセットしていた、クマ用催涙スプレーを素早く噴射!!当然手に持つ剣を床に落として、目を抑えながら悶えている、、、可哀想〜誰だ!!こんなひどいことをした奴は!!安心しろ!!お前の恨みは俺が果たす!!そんなわけだ1回戦目突破!!
第一試合最後の組は、トレント族対女剣士
トレント族の手は長いつるみたいになっている、、、はっ!!これは!まさかの展開か!!いいんか?良いのかい?まぁ〜たまにはサービス回も必要だよね!!って事で、触手プレイで女剣士がアラレもない姿で、、、
女剣士
「くっコロ!!」
そんな展開は一切無く、トレンドは普通に稽古用に使う丸太の様に殴られてました、、、なんでだろ?敗北したトレントはご満悦な模様、、、そっちはいらねーよ!!と、観客席から大ブーイング、、、まぁ〜そう思ったのは俺だけじゃなかったって事で!!
俺の2回戦目の相手は犬獣人族の女性、、、って言っても普通の女性にコスプレ?って感じて耳と尻尾が付いているだけ、あの尻尾触ったら絶対怒るんだろなぁ〜って考えていたら、短剣が飛んできた!!あぶね!!ポリガーネットの盾には当たり、ことなきを得る、あまり使いたくはなかったが、、、しょうがない!!
ノリヒト
「我の怒りに触れしものよ!!我が技の前に座して平伏せ!!フラッシュライト!!」
ノリヒトは護身用のフラッシュライトを犬獣人族の女性に照射、視界を奪われた彼女は、自身の分の悪さを潔く理解して自ら降参した。
第二試合のハイライトとして、気になる女剣士も大本命のショウ相手に奮闘を見せが、敗北となった。
尚、野郎の試合は興味がないので以後割愛。
3回戦(準決勝)は、サムライ風のまさに剣士、この男ここまで楽々と進んできている、、、手強いな。
試合開始の合図と同時に切りかかったきた!あぶね!!ポリガーネットの盾でどうにか防ぐ、一度互いの間合いを調整する。
まぁ〜俺にはそんな高等テクニックが無いので距離を取っただけなんだけど、、、あ〜使いたくなかったのに〜しょうがない
ノリヒトは右手を腰のあたりに手を回し左手でポリガーネットの盾を構える。
相手が間合い詰めて切り掛かって来たのを左手のポリガーネットの盾で払い、そのまま懐にスタンガンをお見舞いする、、、相手はビクビク痙攣して動かなくなって気絶した。
ふぅ〜マジあぶね〜盾壊れるし、、、。
ノリヒトは壊れた盾を交換するため、研究室に戻り新品の盾を持って闘技場に戻る。
ちょうどショウの試合が終わっおり、名前がコールされる前だった、、、あぶな!!
決勝戦は俺とショウだった、、、互いの挨拶も軽く済ませて構える。
試合開始と同時にショウがブツブツと言って剣を振るう、、、本能的に盾を構えたおかげで、ショウの剣から飛んできた物を盾で防げた、、、なんだ?衝撃波か?盾はヒビが入ってる、、、次は防げないだろ、
しかもやつは風上にいるのでクマ用スプレーも使えない、マジでピンチだ!!
ショウは再度剣を構えて詠唱をする、さっきのが来る、、、!!
ノリヒト
「ったく!!ショウがないな〜!!外したらごめんね!!」
ノリヒトはグロッグ19GAN5を構えてショウの剣に目掛けて打つ。
ノリヒト
「ファイヤ〜!!」
爆音と共にショウの剣が飛び跳ねて、地面に落ちる。
皆なにが起きたかわからない中、俺はショウの肩に警棒を付けて電撃を放つ(警棒スタンガン)電撃で痺れ動けなくなったショウを確認した審判が俺の勝利宣言した。
静寂に包まれた闘技場から、一斉に拍手と称賛の声が響いて、俺は大会を優勝した。
ノリヒト
「ふぅ〜マジ怖かった〜もう勘弁だなぁ!!」
ショウが起き上がり握手求めて来た、
ノリヒト
(流石にこれを拒むのは、、、)
ショウと握手を交わして互いを称える。
さて、これでこの街ともおさらばだな!こんな野蛮な街はごめんだ!!帰るために武舞台を降りようとすると、審判に呼び止められた、、、なんだ?本当に50万ゼニくれるのか?別にいらんけど、、、。
審判に言われて仕方なく、しばし観客の歓声を受ける、程なくして歓声が鳴り止むと、重装備の兵士たちを引き連れた、偉そうなおっさんが歩いてくる、、、。
これはアレだ!!
偉そうなおっさん
「おうおうそこのにーちゃん!!随分とうちの若い衆を痛め付けてくれたじゃねーか!!」
ってやつだ!!よし!逃げるぞ!!
そんなアホな事を考えていると審判から、
審判
「国王の御前です。」
と、言われる。
皆が平伏しているが俺はしない!!
それを見た後の兵士たちが、
兵士
「おうおう!うちの兄貴のお通りだ〜道をあけろ!!」
って感じて睨んで剣を構える、、、
こわ!いきりたつ兵士に国王が制止して
国王
「ソナタはなぜに平伏さない?」
ノリヒト
「俺はこの国の民ではない、そして突然現れて俺は国王だ平伏せなんてふざけたやつは俺は好かん!!」
国王
「ほう〜ソナタはわしを敵に回すと、、、」
ノリヒト
「相手してやろうか?正直俺はこの国に怒っている、この国に入るなり突然連行されて、この国の小隊長に無理矢理大会に出さされて、最後は国王だ!平伏せだ?お前ら舐めてんのか?」
俺は腰に手を当てて手榴弾を手に取る。
兵士たちが王の前に出る。
ノリヒト
「我!天人なり!我が力を理解しない愚民ども!!我が怒りを思いしれ!!」
そう言って人気の無い闘技場の壁に手榴弾を投げて、
ノリヒト
「フレアボム!!」
ノリヒトの言葉の後、手榴弾は爆発する。
人々は驚きざわめく、、、
ノリヒト
「今のは警告だ!!さぁ〜答えるがいい愚王よ!!我の力にひれ伏すか!それとも我と争うか?」
うん!なかなかいい展開だ!!いざとなっらイクウォッチで逃げるもんね!!
しかし空気の読めない偉そうな国王が、
国王
「その賊をひっ捕えよ!!」
しかし、その言葉に誰も動かない、、、だよね〜だって普通怖いでしょ?
国王
「えい!なぜ誰も動かない!!」
ノリヒト
「愚かな王よ!!貴様の愚行許すわけにいかぬ!!我が怒りの刃を思いしれ、、、
王に連なる愚民ども!!そこを開けよ!!さもなければ貴様らも八つ裂きにするぞ!!」
俺の言葉にびっくりするぐらい皆んなが従って王の前を退く、、、あら?あんた人気無いのね!
俺は王に向かって、スコーピオンを向けて足に1発、右肩に1発、そして問う、、、。
国王
「ぐぁ、、、うっうう」
ノリヒト
「さぁ皆の前で宣言しろ!!王位に居座り死を選ぶか、退位して生きるか?」
国王の顔は引き攣っていたが知ったこっちゃ無い!!俺は大会に優勝したんだ!!ドラクエならソナタは伝説の勇者とか言ってチヤホヤされるのに!なんでよくわからんおっさんに偉そうにされなきゃいけない!!大体肩書きで言うなら、俺は元世界有数の国際企業の社長だぞ!!
こんな小さな小国の王が偉そうにするな!!なんちゃって!!
国王
「たっ、、、助けてくれ余が悪かった、、、」
ノリヒトはその言葉を聞いて左手に1発、、、
国王
「うぎゃ、、、」
ノリヒト
「誰が余だと、、、?悪かっただと、、、?」
国王
「うっ、、私が間違っておりました。
今すぐに退位します、どうか命だけは助けてください、、、」
それを聞いたノリヒトは大衆に向かって、
ノリヒト
「悪しき王は倒れた!!これに懲りずにこの者を王として崇めるものは、我の敵となる!!心せよ!!」
そう言って何もなかったように立ち去ろうとすると、
???
「お待ちください!!天人様!!」
兜を脱いだ女から呼び止められる。
あら?女性なのね!誰でしょう?
ノリヒト
「なんだ!今宵の我は機嫌が悪い!!」
昼間だからお日様テカテカだけどね!!
女重兵士
「私はティアと申します、そこの元愚王の娘です、一つお聞きしたいことが、今後この王国は天人様が統治なさるのでしょうか?」
なんだこの子は、、、ソヨヒトとそんなに変わらん年に思えるなぁ〜
ノリヒト
「貴様は我を愚弄するのか?こんな小国を我に統治せよと、、、」
ティアちゃんごめんね!一応今はこの設定でやらせてもらってますので、、、
ティア
「大変申し訳ありません、、、でも、王の不在のこの国は今後どうすれば、、、」
ノリヒト
「この戯けが、実力者を集めて議会によって祭りをすればよかろう」
ティア
「けれど、実力者が纏まる前に国が割れてしまいます。せめて代王をお選び下さい!!」
ノリヒト
「ほう〜つまり貴様は自分を代王に選べと、、、」
ティア
「いえ、、、愚王の娘など代王は務まりません」
えっ!!なになにすげ〜面倒なんだけど、、、いいじゃん、いいじゃんやりたいならやりなよ!!遠慮するなよ!!誰だよ!王退位させたやつは!!
ノリヒト
「ならばショウ貴様が代王となれ!!」
そこで俺関係ね〜って顔で鼻くそほじってるお前だよ!!元々お前が俺と戦うってわがまま言うから、この国の王様がいなくなったんだぞ!!少しは責任感じろよ!!
ショウ
「、、、私ですか?」
ノリヒト
「そうだ!!まぁ〜多少癖に問題が、、、
失礼、貴様はなぜそんなに実力があって小隊長なのだ?」
ショウ
「そっ、、、それは、、、」
ノリヒト
「愚王に嫌われていたのだろう、、、貴様は強い!勇気もある、そして人望もある、ゆえに権力者に嫌われる、、、けれど我と剣を交えたその心意気よし!!」
まぁ〜そんなこと、一度もしてないけれどね〜
ノリヒト
「選ぶがいい、貴様が代王になるか、内戦で滅ぶか?どの道、我には関係ない」
ショウ
「謹んでお受けします。天人様!!」
ありがとう!!ショウちゃんおじさんが、散らかしまくったこの状況!!上手く立て直してね!!頼んだよ!!でわ最後にリップサービス!!
ノリヒト
「聞け〜!!愚民ども!!ここにいるショウが新たなる代王として一時的に君臨する!!異議があるものは今すぐ唱えよ!!、、、、
異議なしと、、、でわ、ティアよ貴様がショウのサポートとして代王を支えよ!!」
ティア
「承知致しました、、、代王様に進言します。今夜、王城にて天人様の優勝祝いと歓迎会を模様しては、このまま天人様のこの地を去られてしまわれたら、我が王国の恥となります。」
ショウ
「天人様、今宵王城にて宴を模様しますので是非お越しください。」
えっ!やだよ〜めんどくさい、、、でも、、、
ノリヒト
「ティアよ貴様、我に毒でも盛るか?」
なんだ!やるのか?やれんのか!!上等だやってやんぞ!!こちとら毒盛られたって平気だからな!!なんと言ってもマオマオお手製の嘔吐剤と下剤があるんだからな!!薬屋舐めんなよ!!
ティア
「めっ、、、滅相もございません。」
ノリヒト
「フハハハ!!よかろう!!我に毒が効かぬこと貴様らに思い知らせてやる!!だが、仮にも我の盃に毒でも盛ってみろ、、、その時は、、、この王都が滅ぶと思え、、、」
ざわついていた会場が静まり返る、、、
よしよしそれじゃ〜帰るか!!
俺はそのままトンズラしようと歩き出すと、
ショウ
「天人様万歳!!ファスト王国万歳!!」
その言葉に会場も一斉に喝采が、、、うんうんなんかいい感じだね!!雨降って地固まるだね!!