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武術大会って、、、悟空じゃないんだから、、、。

さてさて、、、どうしようかな?面倒だから打つ?一応スコーピオンは2丁とマガジン6個持ってるけど、、、


警備兵

「いったいなんの騒ぎだ!!なぜこやつは倒れている?」


多分一番偉い?ポイおっさん質問される?


ノリヒト

「なんででしょ?やっぱり子供にはまだ眠い時間帯なんですかね〜?」


そう言ってノリヒトは空を見る、、、うん!まだまだお昼前だな!!今日もお江戸は日本晴れ!!


警備兵多数

「、、、、」


多分一番偉い?ポイおっさんが戸惑いながら


警備兵(多分一番偉い?ポイおっさん)

「とりあえず、詰所まで同行願う」


ノリヒト

「どうぞ!どうぞ!彼が起きていたら喜んで同行したと思います!!さて!私はこれで!!」


そう言ってその場を立ち去る予定だったけど、、、当然俺も連行されるよね〜!!

詰所で取り調べを受けることに、、、。



ノリヒト

「おうおう!カツ丼持って来いや〜!!言っとくが俺はそう簡単にゲロんないからな!!」


警備兵

「、、、貴殿はなにを言っている?

それであの賊のことだが、調べたら近頃この辺で名を売っている賊だった、わずかながらに賞金も出ていたので、これを冒険ギルドに提出すれば金が貰える。」


そう言って紙を渡される、、、当然文章は読めない


警備兵

「それで、、、目撃者の話しで大方の情報は把握しているが、一つ気になる事が、、、貴殿は逃げた賊達に魔法と言ったとか?」


ノリヒト

(そうか、、、失敗した〜人族は魔法が使えない、、、かわりにスキル?だっけ、シルの話では違いがあまりわからないと、言っていたけど、、、)


ノリヒト

「あれは賊を脅すために言って言葉です。旅をしていれば、あの様なことは幾度も起こります。その際にスキルというより魔法と言った方が、バカな賊はそれだけでビビって逃げてくれるんですよ!!」


とりあえずそれっぽい嘘をつく。


警備兵

「なるほど、、、旅の知恵かぁ〜!!確かに魔法は得体の知らないもの、、、それだけで人は警戒するからな!!」


そう関心しながら書類を記入している、、、当然文は読めない、、、おそらく調書を書いてるのだろう。


ノリヒト

(やはり、エルフ同様に人族も魔法とスキルの違いがわからないのだろう、、、これは研究する価値があるな!!)


程なくすると先ほどのおっさんが取調室に入ってくる。そして調書に目を通して、、、


多分一番偉い?ポイおっさん

「なるほど、、、ノリヒト殿かぁ〜事情はわかりました、、、すまないが、小隊長に会ってもらいたい、、、その、、、小隊長が賊を無力化したスキルに興味があるそうでね、、、今からご同行願う!!」


ノリヒトは腕時計イクウォッチを見ながら、、、


ノリヒト

「あっ!僕そろそろ塾の時間だ!!悪いけどまた明日ね!!それじゃ〜バイバイ!!」


そう言って立ち去ろうとするが、当然そんなこと許されるわけもなく、、、小隊長の元に連行される、、、。


渋々おっさんの後をついていく、、、薄暗い廊下を出ると開けた庭だった、、、若いイケメン青年が剣を地に突き刺したまま立っている。


ノリヒト

(やばい!これ絶対決闘だよね、、、漫画で読んだ!!俺日曜大工スキルなんて無いよ、、、バリスタとか出ないよ!!助けて〜ドラ◯もん〜!!)


イケメン

「ようこそおいで下さいました。私はこの隊の小隊長を任命されてるショウです。」


ノリヒト

「ノリヒトです。あての無い放浪旅をしておりエルフの森から来ました。」


ショウ

「早速で申し訳無いのですが、賊を倒したスキルを見せて頂けないでしょうか?どうぞ!私に使ってみて下さい!!」


ノリヒト

「はぁ〜わかりました。」


ノリヒト

(まぁ〜向こうの世界でも、そういうプレーを好む人もいるからなぁ〜つまり残念イケメンか、、、。)


ノリヒトは腰にぶら下げている、携帯用警棒を伸ばしてショウの足に警棒を当てる、、、当然痙攣をしてすぐに気絶した、、、。


ノリヒト

(ほら、、、これはそういうプレー用じゃ無いのだよ、、、残念イケメン!!)


狼狽えている警備兵を横目に、


ノリヒト

「でわ!私はこれで!!」


そう言って立ち去ろうとするが、、、


変態ショウ

「待ってくれ、、、すごいスキルだ、、、」


変態ショウが立ち上がりハァハァと肩で息をしている、、、やっぱり変態だ!!

それにしてもすごいなぁ!すぐに意識が戻るとは、、、


ノリヒト

「まだ何かご用ですか?」


いい加減付き合うのにイライラしてきたノリヒトは、ぶっきらぼうに言う。


変態ショウ

「ご存じだと思うが明後日に定例の武術大会が模様される、、、当然現王者の私も出場するのだが、どうだろう、、、決勝戦で互いの力を存分に振るってみないか?」


ノリヒト

「えっ?M大会?」


変態ショウ

「、、、えむ?大会?、、、いや武術大会だが、、、。」


ノリヒト

(これって断ると、この場がシラけるパターンだよね、、、そりゃ〜アンタは部下の前で俺にやられたから、体裁を繕う為にも格式ある場所での再戦が必要だけど、、、だが!断る!!)


ノリヒト

「、、、お断りします!!そもそもそんなのあるなんて知らなかったし!!」


周囲の警備兵

「、、、おい!あいつ普通に断ったよ〜」

「なんだ、、、空気読めないのか?」

「あいつ弱いんだよ、さっきもまぐれだよ!!」


ノリヒト

(ふふ!なんとでも言え!脳筋共!!)


ショウ

「そうだったね!ノリヒト殿は旅の方、この国の状況は理解していないね、よければ説明させて頂きたい。」

 


ノリヒト

「、、、だが断る!!」


周囲の警備兵

「、、、、」


ショウ

「、、、、」


ノリヒト

「、、、、」


そんなわけで拒む俺の意思とは関係無く、ショウは語り出した、、、誰に話しかけてるのだろう?

どうやら魔王との戦争はこの国にも例外は無く、前線でただかう国々に対して後方の国々は兵力、物質、戦費を提供する形で、前線の国々を支援してきた。

理由は前線の国々を盾とすることによる恩恵を受ける為だ。しかし、徐々に劣勢になりつつある前線の連合軍は、後方国々に追加の支援を要請、ここ数年追加支援を実施している。

けれど、割り当てられた支援を滞らせる後方の国々が徐々に現れて、このままではジリ貧でいずれは前線の崩壊を見えてくる、、、。

それを危惧した後方国であるこの国サマト王国は、前線の国々に惜しみない支援を実施しているとのこと、その影響で近年は国の兵士が不足することに(特に指揮官クラス)よって、定期的に武術大会を模様して、人材発掘を実施しているそうだ、、、うん!脳筋!!

けれど、武官のショウが強すぎる問題が発生して、大会がマンネリ気味で参加者も減少気味だとか、、、そこで、ショウと同等それ以上の存在に大会に参加してもらうことで、大会を盛り上げるとのことだ。

逆に問題を正確に把握しているのに、手を抜か無いでそれでいて、解決策を見出そうとするこの男、、、意外と優秀だなぁ、、、。

結局、泣く泣く参加をする事に、、、。


ショウ

「快諾ありがとうございます。大会は明後日朝からでトーナメント方式です。それと大会の細かなルールは彼から聞いてください。それでわ!」


そう言ってショウは行ってしまった。

その後、長々とどうでもいい大会ルールをおっさんから聞かされた、、、。


まぁどうでもいいおっさん話を要約すると、

.武器は自由ただし殺害と致命傷は禁止

.スキルの使用あり

.場外負けあり

.それ以外のついては審判の判断による。


こんな具合で、それ以外の城下のルールで2時間間隔で、その時間の数の鐘が鳴るそうだ、2時なら2回、6時なら6回、12時は12回で、それ以降は最初に戻る。

鐘が鳴る回数は、2.4.6.8.10.12との事。

つまり朝の8回の鐘が鳴ったら街の外れの闘技場に集合する。大会開始は10回の鐘が鳴ったら、、、まぁ〜俺は鐘が鳴ったタイミングでイクウォッチのセカンド時刻をセットすれば良いだけ!!ちなみにファースト時刻は日本の東京にセットされております!!


そんな事で無事に釈放された?

いやこれは保釈かな?



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