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変わる世界

まぶし光に包まれたあと、何もない暗闇の世界、、、

ああ、、、俺はやっぱり死んだんだなぁ、、、


なるほどこれが死後の世界ってやつなんだなぁ、、、

なんだかやけに眠い、、、このまま消滅するのかぁ、、、


「おっ、、、

、、、おっ、、、

、、、、、、おき、、、

起きなさい、、、」


、、、誰だ、、、もう休ませてくれ、、、


、、、、ソヨヒト、、、?


まったく、、、あの子は、、、

しょうがないもう一度、目を、、、


目を開けると空色の広い空間に、、、、いや、、、

所々に雲がある、、、俺は空に横たわっているのか?

身体をおこして周囲を見ても上下の感覚がまったくわからない、、、上を見ても下を見ても見渡す限りの空が広がる。


???

「やぁ〜やっと会えましたね!!」


背後から声をかけられて振り向くと、、、


ノリヒト

「、、、お前は、、、ソヨヒトなのか?」


少しボヤけた感じに見えるソヨヒトが、、、


???

「なるほど!!あなたにはそう見えるのですね、、、

わたしは管理者と申します。初めまして多田野典人さん」


何だ、、、今更転生特典でもくれるのか?


管理者

「わたしは貴方にずっと会いたかった、、、なんと言っても160年待ちましたからね!!」


、、、160年、、、こいつ何を言っているんだ?


管理者

「貴方はすごい人ですね!!本来ならわたしに選ばれた時点でここに来るはずだったのに、世界の理を無視して120年の間もこの世界を彷徨い、そしてわたしの管理外の世界で転生するとは、、、。」


、、、ちょっと待て、、、なにを言っている?

、、、いや、、、そう言うことか、、、


ノリヒト

「、、、つまり俺は 多田野典人 であって、

ソイ モルト ミネフト ってことか?」


ソヨヒトの顔をした者はニコリと笑い、、、


管理者

「御名答!!貴方は覚えてないかもしれませんが、貴方自身が自らの極大魔法、、、転生 を発動させたのです。

でも当時の貴方自身は理解していた。

あの魔法が失敗だったと、けれど、あの魔法は莫大な魔力を必要とし、発動に120年の歳月を必要とした。

まぁ〜なぜわたしの管理外の世界に転生したのかは不明ですが、、、彼の方たちなら、、、」


なんともスケールのデカい話だ、、、事前に考察してなかったら頭がパニックになってるよ、、、


ノリヒト

「彼の方たち、、、それは誰のことだ?」


管理者は薄気味悪い笑みで答える、、、


管理者

「かつて貴方が考察したことのある世界、、、

この世界の理の外の人々、、、

ちなみにわたしは管理者、あくまでも管理者なのです。」


なるほど、、、だから管理者なのか、、、

よく出来たシステムだ!!


ノリヒト

「それで?これから俺にどうしろと?

ただ会うために俺をここまで連れてきたんじゃないだろ?」


管理者はさすがって顔をして、、、いや、、、ソヨヒトのドヤ顔に似てるなぁ、、、


管理者

「まぁ〜時間はたっぷりあります!!ゆっくり話していきましょ!!」


、、、、

、、、、、、、

、、、、、、、、、

、、、、、、、、、、、



ノリヒト

「なるほど、、、わかった承知した。」


管理者

「貴方なら理解してくれると思いました!!

でわ、最後に貴方から質問が無かったけど、あえて答えましょ!!なぜわたしの姿が貴方のご子息に見えるのか、、、それはわたしの姿は、貴方が最も愛した人を写すからです。」


、、、意外な答えだった、、、それを聞いた時、シルやサチ、ローネの顔が浮かんだのに、、、

いや〜それもそうかぁ、、、、


管理者

「規格外の天才でも、わからないことはあるのですね、、、

これで最後になります。もう叶わない願いですが、人の心とは、言わないと伝わらないものですよ、、、

では、良い旅を!!」


今さらだけど、あの子が生まれた時を思い出した、、、

孤独な孤児で誰一人家族の居ない俺に、唯一出来た本当の肉親、、、どんなにサチやローネ、シルを愛しく感じても、埋まることのない穴を埋めてくれる存在、、、


ああ、、、馬鹿なことばっか言ってないで、もっとちゃんとした親になれば良かった、、、ごめん、、、

そしてありがとう!!


異世界オトンをご一読ありがとうございます。

当初この最終話はクロスロードとリンクを考えて出す予定でしたが、一部変更することで、発表することに致しました。


この物語だけだと意味がわからない終わりとなってしまいますが、今後はクロスロードに引き継いでもらいます。

大変身勝手な結末に申し訳ありません。


尚、ご興味がありましたら今後のクロスロードのご一読よろしくお願い致します。


異世界転生希望者A

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