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物語が始まってすぐに投獄される男

前回までのあらすじ


不幸にも、トラックに引かれ、異世界に転生を果たした男ノリヒト、女神の加護と、自動翻訳、4次元ポケっ、、、アイテムボックスキル、ハズレスキルの数々手に、魔王討伐に旅立つのだった。


はい!茶番は終わり!


村に着く、めちゃくちゃ美人のエルフが俺の前に来る。


歳は20代前半頃の金髪ロングの青い瞳、体の線は細いのに、まぁなんともご立派なお胸だこと、、、おらの嫁とタメはれますな!!

それにしても、この村の住人顔が整ってるし、皆俺よりも歳が下に見える。


唯一俺の背後で槍構えてるオッサン、、、が俺よか老けてる感じか?でもよく見るとナイスミドルだな、、、。


美人のエルフ

「あっ、貴方は、、、失礼、、、。

こちらから貴方に、危害を加えるつもりはありません。」


おお!なるほど!言葉は通じる、、、。では、


ノリヒト

「こんにちは、ノリヒトです」 ×5カ国語


美人のエルフ

「、、、あの?なぜ同じことを5回話されたのでしょ?」


おお!全て同じに聞こえるのか!


ノリヒト

「これは失礼、、、こちらの風習でしたのでつい、、、。」


美人のエルフ

「作用ですか、、、それで、報告によれば、茂みに隠れてこちらの様子を伺っていたとか、、、。」


ノリヒト

「はい、まずはその事のお詫びを申しげます。なにぶん、こちらとしては、道に迷い森を、数日彷徨っていた身、人を見かけたからと、簡単に声を掛けるほど、警戒心が取れておりませんでした。」


そう言いながら、深々と頭を下げる。


美人エルフ

「、、、、そうですか、私どもも、今は貴方様を警戒しい状況です。そう考えれば、理解出来るかと、、、それで、こちらには何用で入られましたか?」


はて?どういう意味だ?村には連れてこられたのだが、、、そうなるとこの森のこと?


ノリヒト

「森に入ってことについてで、ございましょうか?」


美人エルフ

「作用です、、、。」


ノリヒト

「度重なるご無礼今一度お詫び申し上げます。

貴女方の土地とはつゆしらず、、、。」


美人エルフの顔に笑みが、、、少し警戒心が溶けてきたかな?


美女エルフ

「、、、、そうですか、何か目的のためにこちらに?」


ノリヒト

「あはは、お恥ずかしい話なのですが、嫁を探しに、、、。」


美人エルフ

「あら、、、逸れてしまったのですか?」


ノリヒト

「いえいえ、未来の嫁です。嫁探しの旅をしておりまして、、、。」


そう言うと、みるみる美人エルフの顔が険しくなり、そして、、、。


美人エルフ

「そう、、、ですか、、、つまり貴方は人攫いと、、、。」


ノリヒト

「えっ?どうしてですか?」


美人エルフ

「そう言って、つい最近村の娘を連れ出そうとした輩がおりまして、、、つまり貴方はその一味と、、、この者を牢に入れなさい!」


ノリヒト

「あの、、、事情を、、、ご説明を!、、、。」


弁明の機会も与えられず、拘束されて連れて行かれる、、、美人エルフは、まるでゴミを見るかの様に、冷たい目で俺を見ていた。


さて、どうしたものか?


牢屋に閉じ込められて半日がたった。

幸い、ボディチェックが甘かったので、行くウォッチは手元にある。(予備)これでいつでも帰れるんだけど、、、忽然と消えるのと、他の荷物の回収もあるから、、、まぁ〜本格的にやばくなったらにしますか、、、。


それにしても


人手が足りてないのだろう、、、監視も置かないとは、、、そんな事を思っていると、さっきの女性が現れた、、、いや〜さっきより幼い、、、?


ノリヒト

「こんにちわ、お嬢さん!」


美少女エルフ

「、、、、こんにちわ、、、」


あはは、スゲー警戒されてる、、、でも好奇心いっぱいって顔してるね〜可愛い!


ノリヒト

「俺はノリヒトって言うだけど、、、お名前教えてくれる?」


美少女エルフ

「、、、人攫いと話しちゃダメって、お母さんが、、、。」


今、十分会話してますよ!お嬢さん!

それなら、格子を背もたれにして、、、。


ノリヒト

「あっ、、、あ〜あ〜暇だな〜これじゃ暇すぎて独り言、言っちゃうなぁ〜!まぁ〜独り言だから良いか!おじさんノリヒトって言うんだよね〜たまたま森に入ったら、迷子になって、

しばらく歩くと川を見つけたから、そのまま降ったら、人を見かけて、怖いから茂みに隠れたたら、かくれんぼバレて、鬼に捕まって、綺麗なおねーさんと、お話してたら、勘違いされて、今はこの広々した立派お家を与えられたんだよな〜」


さぁ〜どうだ?乗ってくれるか?

美少女エルフは、クスクスと笑いながら、

彼女も格子を背にして、


美少女エルフ

「あ〜あ〜ワタシも暇だな!独り言、言おう、私エルフのシル、家族はお母さんだけ、身なりの珍しい人族が居るって聞いたから、面白半分で見に来たんだよね〜!」


おお!ノリのいい子だ!けど、色々余計なこと言い過ぎてるぞ!おじさんが悪い人だったら危ないぞ!!

それと面白半分って、、、おい!


ノリヒト

「そうか!さっきの美少女、シルちゃんて言うのか、シルちゃん普段何して遊んでるのかなぁ?」


シルはクスクス笑いながら


シル

「さぁ今日は何して遊ぼうかなぁ〜戦争中だから、森の奥深くに行くと怒られるし、村の子供と遊ぶのも飽きてきたからな!そうだ、

面白そうな人見に行こ!」


またまたとんでも無い事言うねこの子、、、

何?戦争中なの?村と村の争い?部族間抗争?

まぁ〜聞かなかった事で、、、。


ノリヒト

「シルちゃんって何が好きなんだろ?普段どんな物食べてるんだろ?」


シル

「さぁ〜今日の夕飯なんだろう!また野菜だったらがっかりだな〜お肉食べたいけど、今日も魚なんだろうな!、、、しばらく甘い物食べて無いな!美味しいけど、滅多に食べれないから残念だなぁ〜」


なるほど、この世界では甘い物は珍しい物なのか!確か、、、上着の内ポケットに、、、あった!


ノリヒト

「そう言えば、飴持ってたな!甘くて美味しいんだよな!でも、おじさんあまり甘い物好きじゃ無いから、ここに置いておこう!そのうち誰かが食べるだろ〜!」


そう言って、飴を一つ格子の外に置く。

流石に警戒して食べないかぁ?

そう思っていると、


シル

「あれ?なんか落ちてる?なんだろう?」


シルは飴を拾い匂い嗅いでいる。


ノリヒト

「飴は包み紙で包まれてるから、こうやって開けて、口に入れるんだよな!」


そう言って、シルの前で飴を口の中に入れる。

口の中に甘味が広がり、心に染みる、、、。


シルは俺を真似て、包み紙から飴玉を取り出して、匂いを嗅ぐ、、、舌を出してペロリ一舐め、、、みるみるうちに笑顔になり、そのままパクリ、、、ゴリゴリ、、、。


噛んじゃダメだよ噛んじゃ!

飲み込んだ後、歯の隙間に飴が挟まっているのだろう、、、舌で取り除こうとしている、、、なんともかわいい〜!


ノリヒト

「これは、噛まないで、舌で転がしてゆっくり食べる物なんだよ、、、」


そう言って、舌の上にある飴玉を見せる。

シルは、あっ とした表情を見せ、ため息を着く、、、。


そして残念そうな表情で俺を見る。

確か最後の一つが、、、!


ノリヒト

「シルちゃん、これ最後の一つだから、今度は噛まないで、ゆっくり舌で転がしながらね!」


そう言ってシルに渡すと


「うん!ノリヒトさんありがとう!」


と満遍の笑みを見せて、飴玉を口に入れて、幸せそうな笑顔で、飴を嗜んでいた。


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