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なかなか旅立たない男

「は〜るばるきたぜ異世界〜♪」


「西から登ったお日様が♪東に〜沈む〜♪」


歌を歌いながら森を歩く。

この世界でも歌のようなことは無く、太陽は東から登り夕暮れには西沈む、まぁそんな事は全ては調査済み、後は愛と勇気と努力!そして少々の塩と胡椒かさばらないし食べれるしなんてったて売れるし!多分、、、。


だってしょうがないじゃん?異世界初めてなんだから、この世界の調査の為に全方位型万能探査機バルーン1号〜4号君達の死は決して忘れない、、、。


俺は君たちの屍の上で、こうして異世界に大きな一歩踏み込んだんだ!!


かつて月にたどり着いた人が、この一歩は小さな一歩であるが、人類には大きな一歩である!フォースト共にあれ、、、。


とか言ったとか言わなかったとか、、、まぁ、、、そんな感じ?


「というわけで、、、どこ?この森?やっぱり人間って、心細くなると独り言多くなるよね〜知らんけど、、、。」


どうしよう〜帰る気になれば、すぐに帰れるだけど、、、流石に嫁と息子に格好つけた手前、、、まぁ〜帰るなら週一ぐらい?

そんな事を考えていると、すっかり夜になっていた。


ガサガサ、、、暗い森の中道なき道の獣道に不穏な音がする!勇気鼓舞して満を辞して!!


「よし!暗いし怖いから帰ります!また来週〜」


そうしてポータブル転移装置、イクウォッチを起動させる。


「座標は研究所、、、ぽちっとな!」


一瞬で研究室に到着する。


冷蔵庫を漁り舌打ちをして戸棚を漁る、、、棚の奥隅にカップラーメンを見つけて、、、。


「取ったど〜!!」


誰も居ない研究室に響き渡る、、、。


お湯を沸かして無駄なこだわりの、カップラーメンは2分30秒ルールで、蓋開けて食べる。


これやったことあるやつ素直に手を挙げろ!!


風呂でアヒルと遊び歯磨きをして最後に牛乳を飲む!


ナイトキャップを被り、アイマスクを着けておやすみなさい〜!ZZZ、、、zzz

ダメだ、、、やはり押し入れじゃないとうまく寝れんな〜よし!こういう時はこれからの冒険の復習だ!今日はどれに〜これだ!!


ベルきゅ〜ん!!、、、、、おお!!、、、

いいぞ!、、、そこだ!!、、、行くんか?

やっちゃんか!、、、フレアナット!!

くぅ〜カックイイ〜!!


あ〜えかったえかった!!ふぁ〜そろそろ寝よ、、、。


次の日


「やだやだ異世界なんて行きたくない〜!

今日はお腹痛いからおやすみ、、、、

ダメだ、、、これ、ツッコミがいないと本当に痛い子で終わる、、、。」


あ〜家で待つ妻が恋しい〜息子の冷たい視線を感じたい、、、さぁ〜行こう〜けれどその前に!!綴るぞ英雄日誌!!ノリヒトは一人寂しく異世界に旅立つのだった、、、まる。

明日は晴れるといいな!さんかく!


「座標は昨日の場所、、、ぽちっとな!」


「やっぱり冒険は朝に限るね!俺みたいなライトユーザー勢には!」


森の険しい道を歩いていると大きな川に出た。


う〜んセオリーは、川を下るなんだけど水辺って意外と危ないんだよね〜ほら、、、あそこに、ぼくわるいワニじゃないよ!良いワニだよって顔してるけど、俺が川に入れば絶対襲ってくるよね、、、ってもう近付いてきたし、、、

一応打っとく?

ここに取り出しますは、スコーピオン!

とりあえず30発頭に目かけて打ちました!

はい、あっさりと圧勝です。

2匹目居なくてたすかりました。

まぁ〜やばかったら、元の世界に逃げるけどね!どの道、銃弾無くなったから帰るけど、、、。


再び異世界の同じ場所。


「うわ〜引くわ〜スゲー勢いでさっきの死体共食いしてる、、、こわ〜とりあえずほっといて行こ!」


しばらく川を下ると、、、。


「う〜ん、、、人だなぁ〜どよう?第一原住民発見!、、、」


茂み隠れて様子を伺う、、、。

耳が長いな〜待望のエルフか?でもあれは嫁にできんな、、、どう見てもオスだな、、、。


どうしよう、、、この物語、ボーイズラブに変更するかぁ?

あっ!良かった〜女性もいるなこれで、嫁を裏切らないで済む!安心してくれ嫁よ!俺は健全な男だ!!


そんなバカなことを考えてるから、罰が当たるんだよ〜、ほら〜背後を怖いオッサンに取られた、、、。

はいはい素直に従いますよと!


と、言うことで無事にエルフの村にたどり着いた。(連行された)


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