70. 聖地巡礼その3「武蔵塚」
ども、作者です。
いつも読んで頂き大変ありがとうございます。
さて、ここらでたびたびブレイクタイム。じれよん聖地巡礼の第三回目と洒落込みまする。
【武蔵塚】
(所在地)愛知県長久手市武蔵塚地内
ちゅうわけで、「武蔵塚」をいざ巡礼。
織田信長の秘書官で夜の伽までしたという森蘭丸の、その兄ちゃんが森長可ちゅう武士で、彼は羽柴秀吉が徳川家康とバチバチん時に、舅の池田恒興と共に羽柴軍として合戦に参加しとったらしいんだわね。そんで、家康の首を取るべく岡崎攻撃隊の第二軍として岡崎に向かっとった。
んだけど、先鋒の恒興が岩崎城を落として一服しとる隙を狙って、家康が恒興軍をフルボッコにしてまって、そのまま後世でいう長久手合の戦が勃発するわけだけど。その合戦で長可が亡くなった場所といわれるのがこの武蔵塚だがや。
長可は武蔵守という官位を授かっとったで、それがこの武蔵塚の名前の由来。
石碑があるけど、これは森長可の墓じゃねえで、長可の首とか遺体が埋まっとるわけではないらしい。
あとは樹木が点在するだけのただの広場。作中では、この広場で和音と業多チートが壮絶な決闘をする。そんで、その結果、和音は警察に連行されてしまう。
武蔵塚の西側は、作中にも何度か登場をしている「古戦場通り」というメインストリートになっていて、ここから武蔵塚の位置は結構な高台にあるんだわ。つまり武蔵塚からは西側が開けて展望が良い。ひょっとしたら、ここに本陣があったのかもしれんねえ。
いかがでしたか? さて、次回より、物語は中盤の最終エピソードに突入します。満を持して、夜夕代ちゃん大活躍の巻きです。お楽しみに。