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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

愛する姉を手伝いたい

作者: 温和蜜柑

私にはとても優れた姉がいる。

容姿端麗、成績優秀、家事万端

まさに、完璧な姉に対し

見た目平均、頭悪い、体力ゴリラの私が姉について語り、そして支える。

私には姉がいる、それもとても優秀な姉が。

年は二つしか違わないのに姉と私には月とすっぽん、いや月と草程の差がある。

姉の名前は藤村香織、名前も美しい高校二年生。

だが、見た目も美しいのだ、背も高くモデル体型、白い肌に細い腕、引き締まっている脚。美しい。

更に中学校の頃から頭も良く、高校での成績はいつも十番以内に入っている。

そして何より私の姉は家事もできる。料理も母親より美味しいし洗濯に掃除まで何でもできちゃう私の姉。

欠点があるとすれば大のコミュ症で中学の友達は一人しかいなく高校でも少し会話ができる程度の人しかいないと言う。

しまいに中学の終わりには友達は猫のぬいぐるみという何とも可愛い事になっていた。


その一方で私藤村花、中学三年の絶賛受験生の私は圧倒的にダメダメの妹である。

見た目も身長も至って平均、頭は平均より少し下で家事も糞もない。

姉と違って友達は沢山いるが、全員男子。

私はもはや女扱いされておらず、ゴリラか何かとクラスの人は答えるだろう。


そんな私にとって姉である香織は日々の癒しである。

だから私にできる事があるのなら是非協力したいが、全く見つからない。


第一今私が可愛らしく「お姉ちゃん」など言ってみろ、姉に引かれてしまい最終的に「キモい」と言われかねない。

・・・私にとってはご褒美なのだが


しかし、姉の口から「キモい」と言う言葉はあまり出てほしくない。


そこで私は考えた。「香姉(かねえ)

うん、実にいい響きだ、今日から姉を香姉と呼んでみよう。



________________________


翌日姉にとても起こられた、解せぬ。

おねーちゃんらぶの妹です。

更新あったりなかったりです。

宜しくお願いします

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