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第四話 義妹(予定)が可愛いすぎて鑑定の儀を忘れる所だった件

前回のあらすじ

やばいスキル構成見つける!!


あれから1年と数ヶ月がたち

春の良い陽気が近づく

今年で五歳児になる予定だが

見た目は小学生2年生くらいになった。

本当、どうなっているんだこの世界?

と思うのであった。

 

そして、わたしは赤ん坊部屋に行った…

例のゲームの主人公に会いに来たのだった

一ヵ月くらい前に孤児院の近くの森で見つけた。

名前はレイカとなんとなく私が付けた。

しかし、髪色と目の色がそっくりだな…

知らない人が見れば本当の兄妹と勘違いしそうなくらい。

ただ、この子はいずれは主人公として…

いや、たぶんだが本来の私(ゲームの兄)ならそんなこと望んでいるわけではない。


だから、勇者パーティーに入ったのかもしれない。

自分で平和な世界にして、この子に普通の生活をしてもらう為に…

ならばその役名は私が勤めよう。

その為の一つとして災厄を退けよとは思っている。

とは言え、どの様に来るのか分からないのでとりあえず野生動物以外の

人類圏にいるモンスター類をあらかた駆除しておいた。

特に人類の村や町を積極的に襲うようなモンスターを主に。

この世界にもゴブリンやオークなどがそういったモンスターが特に該当する

あと、野生の人間(盗賊)もだった。

あのMMORPGでもたまに村や町が襲われて奪還イベントなどがあるくらいに

よくモンスターに襲われたりする。


一応、救済として阻止イベントもあるのだが…

大体のプレイヤーは奪還イベントの方が報酬が多いため

阻止イベントをやる人は少なかった。

だが、今現実になると別だと考えた。

まあ、あのスピンオフゲーム(R18)でもあるため…

たぶんだが、住処がそういった状態になっていると…

すでに犠牲になっている人もいるかもしれないが

それでも最小限に抑えられていればいいと思っている。


それよりも、うちの義妹がそんな目に合うのが許せない。

ジャンル上、大丈夫だとは思いたいがそれでも可能性がゼロではない時点で

危険なのは事実。

あと、ダンジョンもあり管理されていないダンジョンは出来る限り破壊した。

これである程度は抑えられていてくれた方が嬉しいのだが、

これだけ出来たのもあの召喚スキルで出せた兵士たちのおかげである。

今では10個師団と1大隊はマイワールドに存在している。

なので今は、2個師団はこの領地で孤児院を防衛に、

3師団は魔の森の奥地に侵入させてモンスターの殲滅に、

残りは2,2,1に分かれて人類圏ともう一つの魔の森や休憩に充てている。

ただ、間違っていなければ魔の森の先には魔王や魔族が住む土地になっていると

あのゲームをやっている者としては思っている。


そして、最後に忘れてた訳ではないが1大隊は私は出せる

最新鋭の銃器や戦車類を扱う精鋭大隊で構成された軍隊である。

たぶん、この世界の大国くらいは破壊尽くすくらいには強いとは思う。

あと、なんちゃって空軍も作ってはいる。戦闘機10機しかないけど...

しょうがなかった。

陸軍に研究ポイントを使いすぎて航空機にポイントを回すことができなくて、

戦闘機だけは、何とかは出来た。

え?なんの戦闘機だって?みんな知ってる日本の戦闘機ですよ。

ただ、かなり改造された物ですけどね。


とりあえず、戦力的には大丈夫だと思いたいし、

災厄を回避出来ていて欲しいと願っている。

と考えこみ過ぎていたのか。

後ろに人がいる事に気付かず声をかけられた。


「あ、か、つ、き、くん?

また、レイカちゃんを見に来ていたのかな?」


とアーシャさんに少し怒り気味でかけられた。

その時、私はビックリして飛び跳ねていた。

そして、


「まったく…確かにあなたそっくりで

 可愛がりたいのは分かるけど…

 ほぼ毎日は来すぎよ!」

と注意されたが


「いいじゃないですか!可愛い義妹が出来たんですから

 何回でも会いに来るくらい!」

と反論したが


「はあ…あんまりシスコンを拗らせないようにね。

 やりすぎると、とんでもない子に育ってしまうかも知れないよ?」

と心配されてしまったが


「大丈夫です!私がきちーんと育てて見せます!

立派な勇者になれるくらいに!」

と誇らしげに言ってみたが実際

勇者になるから大丈夫だろうたぶん。


「それなら、アカツキくんは勇者を育てた兄として

 有名になるでしょうね?」

 とアーシャさんが言った時に


「アーシャ!アーシャ!どこにいるの?

 て、ここに居たのか。

 おや、またここに来ていたのか?アカツキ。」

 とシルシラがやってきて、アカツキの髪を

 ワシャワシャしていたが、アーシャが

 

「シルシラさん、そうなんですよ。

 アカツキくん毎回レイカちゃんを見に来ているんですよ。」

「まあ、似てるもんな。可愛く見えても仕方ないよな。

 とりあえず、その話はここで終わりとして、

 ミーシャそろそろあの時期だか準備しないと」

 とシルシラが何かあるようなことをいいアーシャは


「あ、そうでした。でも確か今年は、この子一人だったと思いますよ?」

とアカツキの方に手を置いて話した。

ん?何の話なのか分からなかった。それが顔に出ていたのかばれて、

アーシャが

「あれ?この前、話してなかったけ?

 アカツキくんは今年で5歳になるから鑑定の儀に出るんだよ。

 だから王都にある教会に行かないと犯罪になるんだよ。」

とアーシャに言われて思い出した。


 そういえば言われたのを忘れていた。

確か、鑑定の儀はその子がどんなスキルと加護を持っているのかを

確かめる儀式で昔は地域ごとにやっていたのだが

不正をする輩が多くて地域ごとにやらなくなり

王都でやることにしたらしいが結局偽装系スキルが

あるせいであまり役に立ってないらしいが

勇者や英雄級のスキルまた加護は偽装することはできないらしく

そういって子を見つけるのには使える事から

未だになくなることはないことからほとんどの国では

やっている事とのこと。


ただ鑑定の儀をやる人はあくまでこの世界の人であるため

神または転生者系のスキルまたは加護は鑑定の儀では

表示されないらしくたまにスキルや加護を持っているが

スキル加護なしと判定されることもある。

まあそれでも、大体の転生者は勇者、英雄系を持っている

可能性が高いためそんなことはほぼないと言ってもいいらしい。


そんな感じに教えてもらった。

たぶんアカツキの場合は鑑定と召喚くらいかなと思いたい

まさか女神からもらったスキルは大丈夫だと。

念のために偽装スキルを研究で取っておくか…

一応はレアスキルぽいしポイント高かったな…


まあ兵器系の研究ポイントの方が今まで一番高かったのは

言うまでもない。てか、あの戦車系高すぎだろポイント

確かに未完成だったけど。

それでも、一番良かった点は乗り物系はパーツも

研究ポイントで使えて変更できる点だった。

ので戦車や戦闘機を改造しておいた。

なんかあのゲームぽいと思われそう。

と考えていたのだった。


そこに思った。

「ん?私だけなのここでは??」


とつぶやきにアーシャが

「そうだよ、今年5歳になるのは君だけ。

 まあときどきアカツキくんは5歳児には見えなくなる時が

 あるけどね。」

と言われてしまった。中身で考えれば35歳なのが事実である。

正確にはまだ34だが…


「そんなこと、ないと思います。

 まあ、それよりも王都に行けばあいつらに会えますかね?

 もう半年は会っていませんし?」

と話を逸らすためクリスたち3人のことを言った

あとから聞いたが貴族だったらしく

王都に戻らないといけなくなり

しばらく別れる事になった。

まあ、護衛みたいな人たちがいつもいたから

せめて裕福な商人あたりかなと思っていた

なので無礼なことをした思いをしたが

3人とも気にしてはいなかった。

それよりも他人行事になるのが嫌そうだったので

いつも通りに接することになった。


「どうだろうね…貴族様は確か、最初に鑑定の儀

 を終わらせているから無理だろうね。

人数によっては二週間は掛かるからね。」

とアーシャは言ったが

「そうそう、忘れる前にあかつき

 君は最終日が鑑定の儀だ」

シルシラがそう話、アーシャが

「え?日程が決まってるなんてあまり聞いたこと

 ないんですけどそうなんですか?」

と疑問を浮かべた。


「今回は、なんか特別な事でもあるのかもしれないな

 シスター長のドリアさんが言ったことだし。

 きっと大物になるのかもよ。この子」

ニヤニヤしながらシルシラはアカツキを見る。

なんか、知ってるなこの人と思いつつも

「さあ…何の事だかおいらにはわからないですね…」

ぼかして言ったが

「大体、君が一人称を変えるとほぼ間違えなく何かした

 証拠になっているよ。アカツキ君…」

アーシャには見抜かれていた。


「まあ、アーシャそれはいずれ鑑定の儀でわかるでしょ。

 それに、最低でも召喚スキルはあるだろ。

 あ、か、つ、き、く、ん、よう。」

シルシラには一つスキルは見抜かれていたようだ。

「なんだ、バレてたか…」

アカツキは自白した。

「正直、あれで気づかれない方がおかしいよ。

 調理場には知らない調味料や高品質な塩、砂糖

 ましては、高級品の胡椒まであったし。

 あと調理器具、掃除用具、机、椅子などなど

 いろいろと新品に交換されてたからね。」

「そうだな、一応ばれにくいように業者や商人が来た時を

 狙っていたようだが、バレバレだったな。」

と二人してそう話した。そしたら


「ん、そうなるとアカツキ、あれも出せるのか?」

「シルシラさんまさか…」

「え、何を召喚させる気ですか?」

「高級品の下着(女性用)だよ。」

シルシラさんのとんでもない発言を聞いた。

確かにまだ子供だけど男にそれを言っていいのか?

まあ、女性なら欲しくなるのかな?

シスターでもお洒落はしたいのだろうな…


「え…たぶん出来なくはないと思いますが

 いいのですか?シルシラさん?」

「かまわないからやってみてくれ。」


シルシラさんはものすごく気にしていない

様だが、もうどうにでもなれ!と思いつつ

召喚スキルを使う。別の部屋で、

もちろん使ったのは指定召喚である。

すでに条件はそろっているから


まさか、いずれ売り出そうと計画していたのが

ここで使う事になるとは思ってもみなかった。

向こうの現代産だから品質面は間違いないだろ

といくつか召喚してみた。


「とりあえず、このくらいでいいですか?

 シルシラさん…」

「ありがとうな、アカツキ…ん?」

「シルシラさんどうしたんですか…あれ?」

とシルシラ、アーシャはある物を取り疑問を上げる。

「え?なんか間違えていましたか…あ、やば…」

とアカツキは即座に見て気付いた。


しまった、上下セットで現代産だからブラが違うの

忘れていた。こっちではブラは全部紐で調整するのに

その紐が無いのだ。

だがシルシラは


「 すごいな!!アカツキ、これを出せるなんて

 召喚スキルさまさまだな。

 まさか、幻の異世界品下着を出してくるとは

 予想してなかったよ。」

シルシラはかなり喜んでいる。

「異世界の下着?これがそうなのですか?

 ブラ以外はあんまり変わりがないと思うのですが…」

「アーシャには、わからないかー。

 まあ、私も言伝でしかわからないけど。

とりあえず、使わせていただくよ

 ありがとうな、アカツキ!」

と言うとシルシラは収納魔法を使い

全部持って行った。


そんなに欲しかったのかなーと思いつつも

最後の方でシルシラさんが

アカツキの鑑定の儀に行くのは1週間後だよー

と行く日を伝えてくれた。

まあ、そこから1週間は掛かるから事実上

二週間って所だと思う。

そして、なんだかんだアーシャさんも

欲しそうな顔をしていたので…

後日出してあげることにした。


そして、1週間後…


旅立ちの時が来た(二度目)

まあ、帰って来るけど…

と言うわけで荷物をいろいろ持って

出かける事になった。

レイカも連れて行きたかったが、

アーシャさんに止められた。

ちょっとショックを受けつつ孤児院のみんなに

見送られながらシスター二人と私で近くの町まで出かけた。

そこで王家また教会が用意した馬車に乗るために、


なんか、今までがどんな感じなのかはわからないけど

護衛の兵士やシスターの数が多い様な気がする…

子供の数は10人くらいなのに、

よくよく見ると兵士たち中に近衛兵みたいな人たち居るんだけど

そんなにやばい人でも居るのかこの中に?


とそんなことを思っているこいつ(アカツキ)が原因なのは

数名しか知らない事である。

そして、この鑑定の儀で大事件が起きる事になるのも、

一人を除いて知るものもいなかった。


また、ゴブリン系を殲滅したおかげで魔王が一匹生まれなかったのは

あとで知る話である。



第四話 完


おまけ


現在の主人公のステータス、加護、スキル


加護

 研究lv2080→2095

 大和魂lv33→35

 魂の継承lv2

 クラフトlv10(最大値)

 マイワールドlv2→5

 女神の寵愛lv10(最大値)

N 武士の魂lv1

N 破壊神lv1


スキル

 研究lv2080→2095

万歳突撃lv5→10

鑑定lv3→5

召喚lv4→7

解除lv5

自顕流lv2

N 偽装lv2

N 認識阻害lv2

N 変身lv3

 ???の肥大化lvなし

 ハイパー絶倫 lvなし


現在のアカツキステータス


レベル25→30


HP 2100/2100→2500/2500

MP 900/900→1000/1000


攻撃力 150

防御力 50→100

魔力 250→300

スタミナ 300

速さ 200

魅力 150

幸運 90→100

???力   ♾️


日本兵のステータス


二等兵


HP 1000/1000

MP 100/100


攻撃力 100

防御力 50

命中率 70

スタミナ 100

速さ 50

魅力 50

幸運 50

???力  不明


スキルand加護説明


加護


マイワールド

説明

異空間に自分用の新しい世界を作る加護

一応許可があれば誰でも入れる。

とある加護持ちは駐屯地化している。

なおこのマイワールドで作られた世界の時間の流れは異なっている。


効果

レベルに応じ新しい世界の数を増やせる。


スキル


解除

説明

スキル効果、呪いを無理やり解除するスキル

加護系には効果がない。


効果

レベルに応じ強さが増す。

MP消費はなし


おまけおしまい


今回ちょっと内容が少なかったと思いますが、

最後まで読んで頂きありがとうございます。

次回もよろしくお願いします。

もし気になる事がありましたらコメントをお願いします。

あと修正点があったら教えてください。

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