第拾伍話 故郷を魔改造する件
前回のあらすじ
妹たちが辛辣すぎる件
バカ王子解せぬ
クリスがやばい方向に進む
現在、馬車に揺られて王都から故郷のある領地へと向かっているのである。
そして、ゲームによくあるテレポートが欲しいと考えるようになるのであった。
何せ、あの領地は辺境中の辺境にあるから数週間かかるのである。
私とリーリエだけならなんとかなるんだか…
レイカ他三人と護衛として騎士と冒険者数名を
引き連れ領地に向かっているからである。
それ以外にも三個偵察中隊も配備しているから
事実上ただいるだけ護衛とかしている。
それにしても…
「なんで、君がいるのかな…アーキラ。」
となぜか一緒に着いて来ているアーキラがいるのであった。
「ん?なんでってそりゃ、君の護衛に志願したからでござる」
と言いつついかにも武士っぽい恰好をしているアーキラがいる。
「いやいや、逆だろ普通!!
私はまだ男爵、アーキラは侯爵だろが!」
アカツキは頭に手を当てながら話す。
「正確には、侯爵子息?だな。
だから、一応王国基準の序列だとアカツキが上でござる。
たとえ跡取りであろうとでござる。」
とアーキラはその様に言う。
確かにアーキラの言う通りこの国基準だとそうらしい
そうよくあるすでに爵位をもらっている者とまだ跡取りである子息また令嬢だと立場上
そうなる可能性もある。ただ王族は流石に別だが…わかっていても男爵と侯爵やぞ。
大丈夫じゃねーよ!くらいが全然違うわ!
そして、なんだアーキラのござる口調は、いくら何でも時代錯誤すぎるだろ。
「ところで、なんでござる口調なんだアーキラ・・・
あの頃は、そんな口調じゃなかったよな。」
と気になりすぎて聞いてしまった。
「ん?それは、父上がその格好でいくならそうした方がいいだろうと言っていたからである
アカツキの世界では武士はそんな感じなんだろうでござる。
あと一人称は拙者っていうんだろうでござる。」
無理やり感強い語尾だと思ってしまった
とりあえず少し訂正させてもらうか…
「まあ、ござると拙者って使っているのはだいたい
下位武士の言葉やな…
アーキラならどちらかと言うと一人称はわしと言った方がただしい。
あとござるはいらない。」
と侯爵なんて日本で言えば大大名みたいなもんやろと思ってそっちの方を薦めた。
そしたら、
「へぇーそうなのか?ならこれからはわしと呼ばせてもらうよ。」
とアーキラは言うのであった。
やれやれ…しばらく会わない間にクリスは俺様系勇者
アーキラは武士化しているし
ミカがどうなっているのかが今から考えると怖いのである。
そして、安全に目的地である屋敷の前に馬車が止まり
ある人物がドアを開けてくれた。
「ご主人様、アーキラ様屋敷に到着いたしました。」
と成長した専属メイドのリーリエがそこに立っていた。相変わらずミニスカメイド姿ではあるが髪型は
ロングツインテールからロングストレートヘアーへと
変わっていたのである。
なお、変えた理由はもう見た目に合わなそうだからと別にまだ大丈夫そうだよと言ったら時々してくれるそうである。やったぜ!
そして、完成した屋敷を見た。
王都にある屋敷よりさらに大きくと言うより王城くらいの広さはあるのではないかと
思うくらいの屋敷であった。
王様達にお任せしたのが間違いだったかな…
まあ、王女を迎えるだからこのくらいじゃないと
いけないのだろうな…と考えてしまった。
ただ、この屋敷、管理しきれるかな…
今の屋敷はリーリエと一緒にいた家臣達によって管理されている。種族は様々だったが全員女性であった。
どうやら、後から知った事だったのだが、
サキュバスクイーンは成人するまでは魅了能力が暴走し大変な事態になるため同性と家族以外は
あまり長く接していけないらしいのである。
その時、あれ?私はなんで平気なの?と思ったのであった。
まあ、この話は置いといて…
それよりも、このでかい屋敷をなんとかしないとな…
と思っていたらアーキラが
「そういえば、屋敷に着いたらこれを渡してくれと
王女様から手紙を預かっていたんだった。」
と何処から手紙をだして渡してくれた。
内容はこうだった。
アカツキ様へ
これをお読みになっている頃には
新しい屋敷に無事にお着きになられたと思いますわ
あと、管理が大変だと考えていると
ですから、すでにわたくしの方で使用人を雇っておきましたわ。もちろん厳選してリーリエ様達の事情も話さないような人達を選んでおりますのでその点は大丈夫ですわ。
なので、心配いりませんわ。
親愛なるアカツキ様の婚約者クリスティーナより。
とハートマークが大量に書かれた手紙を読んだ。
とりあえず、手紙は私の懐にしまった。
いずれ彼女の黒歴史として残しておこう
そう思うアカツキであった。
そして、屋敷のドアに手を付けた時であった。
今まであまり出てこなかったある能力が発動したのであった。
条件が満たさせました。
EXスキルファストトラベルを解禁しました。
現在のポイントで研究可能です。
研究完了しますか?
となんでもありだなこの能力(研究)であった。
とりあえず消費ポイントも少ないしいいかと思って研究完了させて
獲得するのであった。あったら便利だしと思いながらドアを開けるのであった。
ドアを開けた瞬間来るのがわかっていたかのようにメイドたちが数十人ほどが
迎えてくれたのであった。
お帰りなさいませ旦那さまと言う言葉とと共に
そして、一人のメイドに屋敷の案内をしてもらい。
最後に執務室へと向かってもらった。
執務室のドアを開けるとそこにはスーツを着た男性?がそこにいた。
そして、頭を下げて答える。
「アカツキ=スカーレット男爵様ですね。
私は、貴方の補佐官としてクリスティーナ王女より派遣された。
ヒカル=カーイリスと申します。ヒカルとお呼びください」
とその言葉で訂正しなければならない点ができた。男装の麗人であったと
「そうですか、ではヒカルさん
早速で悪いですが、この領地の現状を教えてもらえますか?」
とアカツキの問にヒカルは丁寧に教えてくれた。
王家直轄領であるこの領地名フルレインと言うらしく
元辺境貴族であった初代フレイン国王の領地であったとのこと。
人口1000人のすこし大きめの領地で特産品は特になく
畑で採れる作物で生計を立てていると聞いた。
あと山に囲まれたところに平野に一番発展している町がありその一番近くの山の付近に
教会兼孤児院があるとのこと
そして、その山を越え少し平原があるところにいくつかの砦があり
その先に魔の森があるとのこと。
なお、孤児院の近くに山付近に私ことアカツキの屋敷がありその反対の山に王家の屋敷があるとのこと。
「なるほど、大体わかった。
ありがとう。ヒカルさんでは私が考えた領地の計画なんだが、
一つだけ領民に厳命してもらいたいんだ。」
「それは、どのような厳命ですか?」
「ああ、魔の森に近い山のいくつかを立ち入り禁止令を出します。
絶対に入らない様呼び掛けてください。」
「わかりました。ではその様にすべての村や町におふれを出しておきます。」
「理由は聞かないのですか?」
「この領地のために必要なのですよね?
なら聞く必要はありませんよ。
それに、王女様よりあなたの邪魔だけはしないようにと言われてます。」
「そ、そうですか…それと領民の農家を立候補制で数十人集めてください。
その人達にはこれを配りたいと思っています。」
と私はいくつかの苗を机に置いた。
「これは、お米と呼ばれている苗ですかね?
それに、もういくつかは私でも知っている植物の苗ですね」
「そうだ、特にお米の方は最優先的にお願いする。
他の苗は、まだ後回しで構わない。
それに、他にもやらないといけない事はたくさんあるからな。
とりあえずは今はこのくらいで計画を進めていこう」
「わかりました。」
と言ってヒカルは今の命令を実行すべくこの部屋をたった。
さて、山のいくつかを立ち入り禁止した理由は
あそこを要塞化しようと思っている。
また、魔族の連中が襲ってこないとは限らないからな…
それに、この領地の専用の兵隊もいずれは育成していかないとな…
今は、王国兵と私の軍隊で何とかなっているがいずれは必要になる。
とりあえず、今は収益を上げなければならない。
この土地を王都並みの発展を目指して。
そして、今気づいたがいつまでいるんだ…アーキラは
なお、この計画書により最も安全で危険な領地になるのは
それは未来の話である。
そして、アカツキとリーリエの計画は成功するのか。
それは次回に続く
第拾伍話 完
おまけ
クリス(クリスティナ)現在のステータス
レベル5
HP 3000/3000
MP 1000/1000
攻撃力 300
防御力 200
魔力 250
スタミナ 300
速さ 150
魅力 900
幸運 50
一般人のステータス
レベル1
HP 500/500
MP 0/0
攻撃力 10
防御力 10
魔力 5
スタミナ 20
速さ 20
魅力 50
幸運 20
と勇者と一般人のステータスであります。
とは言えどこかで少し変更するかもしれませんが
今はこのくらいステータス差があると考えてください。
なろう限定おまけ
アカツキのとある一日に起きた出来事
「なあ、リーリエさん…」
「ん?どうしましたご主人さま。」
「そういえば、すごく気になったことがあるのだが…
そのミニスカメイド服どこから手に入れたのかなと思ってな」
とアカツキは今、リーリエが着ているメイド服をどこで手に入れたのか不明だったのだ。
一応、リーリエに内緒でいろいろと調べたのだがそんな服どこも作ったことがないと言われてしまった。
まあ、防具やには似たような物はあったのだがさすがにメイド服は無かった。
なのでどうしても気になってしまったのであった。
そして、その答えが
「このメイド服ですか?
実はこれ私の裁縫スキルで作った物ですよ。ご主人さま。
ただ、前世込みで私が触ったことがあるものと材料がないと作れませんから」
とリーリエの話にアカツキは納得した。
どうりで調べても情報が出てこないわな
そう思ったアカツキであった。
しかし、触ったことがあるものなら作れるのか…
それにしても、リーリエが着ているメイド服出来栄えはプロ顔負けくらいに出来がいいから
あれ普通に売れそうな気がするが…まあ、いいか。
そう思いながら今日の一日が終わったのであった。
おまけおわり
最後まで読んで頂きありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。
もし気になる事がありましたらコメントをお願いします。
あと修正点があったら教えてください。




