表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

眠る部屋と、醒めた街

作者:頼住悠
夢の中ではちゃんと歩けるのに、現実に戻るとどうしていいかわからない。
主人公・灯(ともり)は、そんな「どうしても動けない自分」を受け入れられず、けれど否定しきれずにいた。

人との関わり、学校の場、日常の些細な風景。そのひとつひとつに違和感や疎外感を抱えながら、灯は“動ける人”である親友・光里(ひかり)と出会い、少しずつ自分の中を見つめ始める。

夢のように流れていく日々。言葉にならない思考をノートに描き、過去と今の風景を結び、ついには「夢の中ではなく、ここで生きたい」という小さな願いが芽を出す。

現実はずっと重いままだ。それでも灯は、その重さごと受け止めて、“まだ歩けるかもしれない自分”を、静かに信じようとしていた。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ