表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冒険者パーティーにサキュバスは必要ですか?  作者: 黒雪(くらゆき)
イヤメテの町
21/47

21「ラッテの生まれ故郷の町での休暇」の巻

 オレ達『カフェラテ・モブ』のメンバーは、クッコロ洞窟での冒険を一旦切り上げ、装備を補充するために近くの町まで戻ることにした。


 クッコロ洞窟にほど近い『イヤメテ』の町は、女魔術師ラッテの生まれ故郷でもある。

 ラッテは地元の町に辿り着いた途端にはしゃぎ出し、普段よりもいっそう元気になった。


 そして、ラッテは地元の町の行きつけの服屋から、スライムに下着を溶かされたカフェルのために、いつの間にか着替えを買ってきていた。


 流石に、ラッテの地元なだけあって動きが早い。


「しばらくは、これを着といたらいいよっ!」


 小さな女魔術師はそう言って、女戦士に新品の下着と衣服をプレゼントした。ダンジョンの中で少し虐めすぎたお詫びだそうだ。


 女戦士本人は、なにも気にしてはいなかったのだが、有り難く女魔術師からのプレゼントを受け取っていた。


「そんじゃっ!わたくし一旦、実家帰らせてもらいまっすっ!」


 ラッテはオレ達にピースして、小さな赤い唇の端から小さな舌を出した。


 この町(イヤメテ)に立ち寄るときはラッテはいつも実家に立ち寄るので、オレとカフェルからしたら慣れたものである。

 ラッテとはもう長い付き合いになるが、実家の場所はまだ教えてもらってはいない。おそらく、こっ恥ずかしいのだろう。


 旅から旅の冒険者は、めったに親に会えない。

 女魔術師ラッテは、15歳になったばかりとは言え、たまには親に甘えたいこともあるのだろう。

 オレとカフェルは、ラッテに何も聞かずに送り出してやることにした。


「あとは頼んだよっ、サクラちゃんっ!」


 元気にそう言ってサクラに手を振った後、オレの幼なじみの小さな女魔術師は、イヤメテの町の実家へと帰っていった。




 続く…

好きなプレゼントは『キリンが逆立ちしたピアス』です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ