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①-27

「何だこれ……」

『終了まで残り5秒、3.2.1終了』


 最後に大きな蒸気を上げ、いつものジャック・ラビットの姿に戻る。


「えっと、説明をしてもらえる?」

「時間制限付きのパワーアップだ。以上」

「わお。簡潔!」


 2人が無駄話をしていると、近づくに近づけなかった警官たちが音が聞こえなくなったのを見計らってやってくる。


「動くな!両手を上げ、大人しくしろ!」


 先頭を切ってやってきた30代後半であろう見た目の警官が声を上げた。


「これ、悪党。ここに置いてるから」

「チッ、それを回収したかったが仕方ねえ。さっさと逃げろ!」


 空海からの指示を聞き、アビスが提案してくれた逃走ルートを確認する。


「もう一度言う!両手を上げ、大人しくしろ!」

「そうだな、一応名乗っておくよ。私はジャック・ラビット、ヒーローだ」


 そう言い残し、その場から飛ぶ。

 直後にパンッと数発撃ったであろう、乾いた音が空に響くが、


「くそっ、逃げられたか……」


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