転校
第一話です。
チュンチュン
小鳥の囀りが聞こえる朝、まぶたを開いて左右を確認する。
???「・・・・眠っ」
そう言って俺こと神山大生は目を擦り、時間を見る。
大生「あっ、マズい、ぎりぎりじゃねえか」
俺はパタパタと急いで学校の身支度を済ませると・・・・・・
大生「じゃあ、行ってくる。親父、母さん」
そう挨拶を送るがなにも返ってこない、だが理由は分かっている。何故なら・・・・・・・・
ーーーーーーー仏壇にある両親の写っている写真に向かって言っているからだ。
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大生「はあ・・・・・転校初日に寝坊かよ。・・・・・・・ついてねえな」
そう一人愚痴りながら学校に向かって走る。
転校する中学は高校、大学が付属してるが偏差値が65以上と高く、入学や転校、転入などしにくいのだ。
俺はぎりぎりでなんとか合格し、転校出来た。俺が転校した理由はまぁ、後々言おう。
必死に走っていると、学校に着いた。
そして、正門から学校の中に入り、そして学校の表札が目に入る。
『軍事魔法中央学校』
大生「・・・・・・・・はっ?」
俺はそこで呆然と佇む。そしてーーーーーーーーーーーーー
大生「騙されたああああああぁぁぁぁっーーーー!!!!」
そう俺は叫んだーーーーーーーー