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少女は異世界ゲームで名を揚げる。~ギルド『放課後クラブ』はエンジョイプレイを満喫するようです~  作者: ゆめみじ18
第3章「豪華客船ミルヴォワール」西暦2034年6月21日

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第82話「防衛戦~援軍~」

 東西南北4方からボスモンスターが出現し、豪華客船ミルヴォワールは囲まれた。

「そ……そんな」

 サキは絶望の淵に叩き落とされる感情にいたっていたが。その時。

 ……東方向のデブリポイズン・ギドラドラゴンが【後ろから砲撃を受けた】。

『豪華客船ミルヴォワールよ! こちら援軍、援軍が来たぞー!』

「マジか!? 雲の王国ピュリアから援軍が来たぞー!」

「飛空艇に乗ってる!」

『数は1000人! ギルドランクは最高でCランクだが、数で押し切ってやるぜー!』

「わー凄い! 160機の飛空艇ですよ、物凄い数です」

「てわけで! 東のドラゴンは! 全部任せろー!」

『うおぉおおおー! 全軍突撃―!』

『わあぁあああああああああああ!』

「さぁ! 第二ラウンドの始まりだぜー!」


 サキは一端エンペラーの機動戦機の肩に乗り。状況を把握する。

「てことはー北ドラゴンはHP半分で、東ドラゴンは援軍に任せて、残りの南と西は……」

 無線から声が因縁深い声が響く。揺るぎない意志と共に目が執念深く光っていた。

『南は私がやる。この湘南桃花が! 南の皇帝は私よ、誰であろうと譲れない!』

 サキは桃花の心の叫びを聞いて驚愕していた。

「【非理法権天ひりほうけんてん】が動くぞー! 皆援護しろー!」

 天上院咲が王の号令のように叫び指示する。

『じゃあ私達【放課後クラブ】と【四重奏しじゅうそう】はこのまま北ドラゴンを叩く! 残りのCとDランクは西ドラゴンをお願い!』

 このクエストに参加する全ての人々の勇気ある怒号が響いた。

『うおっしゃああぁあああああああああああ!』

 こういう時、誰が指揮を取るのかが疑問に思っていた。天上院姫だったが、やはり流石私の妹だ。と思っていた。


 サキは目の前の北ドラゴン。デブリポイズン・ギドラドラゴンに集中する。

「皆、こいつを倒すわよ! こいつを倒せば他のドラゴンの所へ行ける!」

 【放課後クラブ】と【四重奏しじゅうそう】は声を重ねて言う。

『おう!』

 と、言った所で。北のドラゴン、デブリポイズン・ギドラドラゴンはどす黒い闇を包み込み、黒炎を纏い、変形して進化した。第二形態である。

「ギジャアアアア!」

 だがサキはひるまなかった。

「なめるなあぁあ!」

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