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少女は異世界ゲームで名を揚げる。~ギルド『放課後クラブ』はエンジョイプレイを満喫するようです~  作者: ゆめみじ18
EX第4章「希望のカケラ」西暦2037年9月15日

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第611話「結・NEXT GAME」

【最上メタ世界】

 現実世界、家族の善神、咲。自由の悪神、姫。はエンジョイしていた。

「さて、VRゲームを今まで遊んできた反省会な訳ですが……」

 咲が姫に対して盛大に反省会を提案したわけだが。


「そうじゃな、まず……。ゲーム世界観が一新されたほうがやりやすい。1ソフトで第1層とかの方がやりやすかったかな……だが、現実世界がここまで侵食して来てしまった以上……現実世界を視野に入れないVRゲームは現実的じゃない……」

「……だろうね」


 現実世界で飛行機が思い通りに空を飛び、地震が起き、戦争が起こる、何て知ってしまったら、とても遊びじゃ済まないだろう。当然、デスゲーム何て出来ない。

 

「今、必要なのは何だと思う?」

「……レベル・ステータス・装備・世界観のリセットかな」

「その心は?」

「100万文字以上続くと思ってなかったアマチュア小説がいきなり設定通りに動くわけ無いじゃん。となると、一回リセットしたほうが良い」

「それは現実もか? キャラクターもか?」

「んーうちらの原点に戻るべきだと思うんだよね? クローズドサークルに」


「というと?」

「ひぐらし、は。2週間の読切ループ小説だったし、うみねこは2日間の読切ループだった。小説を書き始めようと思った原点。だったら、地球破壊爆弾で、一回ドカンと。最初の中学1年生からやり直すのもありだと思うんだよね。……まあ現実的じゃないし、私は成人しないし高校生を卒業できないからそれもあんまりだと思うけどさ……」

「ん~……人生ゲームみたいにボードゲームがリセットされるのなら解るが……。高校卒業まで終わってないのにゲーム盤を終了するのは忍びないな……」

 とはいえ、もう一度、中学1年生をやり直したい。と言うのは、まあ面白そうだ。


「んーじゃあ全章そうするかは判らんが、1章分このゲーム盤をそれこそリセットして遊んでみるか?」


「じゃあ、咲の設定を。中学1年生から高校1年生に変更してゲームをVRゲームをスタートさせる。現実世界は現実世界で超常現象は認めない。その代わり、【メタ世界】は仮想と現実の両方を横断する……否。【最上メタ世界】はあらゆる世界を一刀両断する世界観。とかするか? 流石に、双矢鏡か真城和季が上からマウント取るのはもう観ていてうんざりじゃ」


「まあ、ウチ等が手を取っている、繰っている、じゃなきゃ訳解んないもんね……」

 そこは同意する咲。


 ここに、仮想世界、現実世界、メタ世界の世界観が形成された。

 

「じゃあ、西暦2037年、天上院咲。初めてVRゲームを始める。の主軸以外は全部ぶっ壊して物語をリセットするぞ?」

「まあ、そうしないと読者が付いてこれてる気がしないからOKで一票」


 言って、とりあえず面白い方向へ世界の舵を切る天上院姫だった。


「じゃあ次回は、【EX第5章「世界リセット2037」西暦2037年4月1日】で決定じゃ! 続報を待て!」


「はいはい、なるべく早くしてよね?」


 そう言って、仮想世界も現実世界の盤上もぶっ壊れ。


 あとにはメタ世界の時系列だけが残った――。


 ――NEXT GAME。

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