表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
少女は異世界ゲームで名を揚げる。~ギルド『放課後クラブ』はエンジョイプレイを満喫するようです~  作者: ゆめみじ18
EX第4章「希望のカケラ」西暦2037年9月15日

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

657/789

第610話「転・オープニング」

 オープニング。

 EX第4章「希望のカケラ」西暦2037年9月15日、アース018。


 エレメンタルワールド、Sランクギルド成績ランキング。

 1位、非理法権天。

 2位、放課後クラブ。

 3位、四重奏。

 4位、最果ての軍勢。



 1位、ギルド『非理法権天』評価。


 燻っていた力がここに来て馬力を見せ本領発揮、再評価された。

 追い込まれ、逃げ出したい気持ちをおさえて、それこそ、精神と体力限界ギリギリで生み出されたものが。何の覚悟もなく、他人にアイディアを出させている魂のこもってない作品に負けるはずがない。唯一の欠点はデジタル保存状態で、長期保存出来ない所だけだ。

 彼ら彼女らが真に強いのは、真摯に世の中と向き合っているからかもしれない。等身大でありのままに。ただ今を生きる事に、マネしやすさと共感を得られたのかもしれない。


 2位、ギルド『放課後クラブ』評価。


 数々の神々の試練に打ちのめされ。ボコボコにされ、痛い目に会い、薬を飲まされ、快楽に溺れ、死亡者が出て……。それでもなお愚直に文字だけで世界に挑み抗った姿は圧巻の一言。

 ただただ手を止めなかった事により。四重奏を遂に追い抜く。過去の遺産に頼り切りの他ギルドに比べて、頂点への道はあと一歩。これで双矢に担当が付けば前人未到、放課後クラブの手柄、本当に世界1位まであと一歩だろう。もうすぐ「瞬間1位」を叩き出すかもしれない未来がある。


 3位、ギルド『四重奏』。


 ようやくギアが本調子に戻りつつある四重奏、彼らは昔の勢いを取りも戻さなければ先はない……。昔の色々と角が尖ってた頃に安定的に量産・生産できればそれで良いが、道のりはまだまだ遠い。二の足を踏んだことにより、3位にランキング転落。

 毒とかリスクとか暴力とか空に浮足がちな所もマイナスポイント。よって2ランクダウン。


 4位、ギルド『最果ての軍勢』。


 今回彼らはほぼ何もしていない、ただそこにある理論と知識が皆の力で廻り巡って今の地位に居るだけ。

 そして、掲げたものが暴力で、平和的外交努力に力を注がなかったのも痛い点だ。確かに抑止力としての力を振るうのは国の安全にとって大事だが。交渉努力を怠った点を鑑みればやはりマイナスポイントだろう。良かった点と言えば、混乱するこの時代を守ったこと。しかし犠牲者が出ている点も良くない。よってSランクでは4位とする。



 エレメンタルワールド、ランキング総評。

 空回りしている事に気づかなかった所から、気付き、の段階に入り。そしてその改善が観られるのは良いところ。

 だが、世の中としてはマルでも、エンタメとしてはバツと言わざる終えない。

 咲達キャラクターは作者の代弁者じゃない。血の通った人間だのだ。

 「このキャラはこんな事言わない!」は得てして、キャラの作り込みが甘い、事に直結する。ちゃんとキャラに憑依して書けていない点……。まずは立ち止まって、思考を止めずに手で押し、打ち続けて。もう一度キャラクター設定から練り直し。見つめ直すのが良いだろう。

 混乱の時代だからこそ、もう一度キャラを見つめ直すべきである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
・よければブックマーク、評価、感想などよろしくお願いします!
・こちらも観ていって下さるとありがたいです。
名を上げる。ボカロBGM:最終決戦~ファイナルバトル~
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ