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少女は異世界ゲームで名を揚げる。~ギルド『放課後クラブ』はエンジョイプレイを満喫するようです~  作者: ゆめみじ18
第36章「四重奏と咲」西暦2037年7月18日

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第571話「インフレする前にインフレしておいた」★

挿絵(By みてみん)

 咲と夜鈴が激突する、その現在より10分前の出来事……。


 〈心氣の色ルール〉

 ・〈冒険してきた努力の数〉を1ログとして扱っている。

 ・サブ色・基本色・応用色は後で変更は出来るけど、1戦闘中は変更できない。

 ・色々な色を使ったとしても、【色指定】していない色は必ず下位ランクとして別けられる。

 

 咲と姫は戦闘前の下ごしらえ、戦闘前の設定などの準備中だった。

 具体的には姫が作ったレベルデザイン表を観ていた。

 

「へーこれが心氣とログのルールなんだ~」

「まあ、咲が最長文学少女(ログ・ホルダー)だから、咲よりログが多いプレイヤーは、とりあえずこの世界線には居ない。そこは安心して良い」

「この世界線には、……ね」

「まあMPが一番多いと思えば良い、戦闘力ではない」


「何で、〈ログ数イコール1文字〉で計算してるの?」

「【全ての小説家が平等に持ってる力】だからかな、やっぱ一番計算と他者と比較がしやすい。自分の計算も然り」

「ふーん」


「んで、今から咲には戦う前に、基本色(ベースカラー)応用色(アクセントカラー)のレベルを決めてもらう。レベルデザインは、私がちゃんとやったからひとまず安心して良い」

「なるほどねー。で、私の今現在のログは130万3000ログか……、行くところまで行っちゃったね」


「そのログを、色にステータスを割り振る。2つ設定するだけだ、簡単だろ」

「む~……、この数値だと、応用色(アクセントカラー)の韓紅に極フリしたとしてもレベル5が限界か~、とはいえ私はオールラウンダーだから、基本色(ベースカラー)は広く持ちたいし……。質問、これレベルが高いと何が違うの?」

「有効射程範囲と力の可視化&数値化かな、意味は解るだろ?」

「まあ、ここまでやってればね……、じゃあちょっと計算してみる」

「あいよ」

 

 というわけで、咲が考える無難な色配分はこうなった。

 

 残りログ数◇24万3000ログ。

 

「あら、ログ数だいぶ余っちゃった……この余ったログはどうすればいいの?」


「……ごめん、考えてなかった。今から〈サブ色〉作るわ、やっぱ実際に本番で使わないと判らんな」

「あーまーうん……」

 ラノベ単行本2冊分余らしちゃたって、かなりもったいないぞGM姫よ……。

 

「め、……めんどい……」

「そこは踏ん張って頑張ろうよ……」

 姫はイヤイヤながら咲の言う事を聞いた。


 結局、咲のサブ色は、自称〈オールラウンダー〉を明言していたこともあって。

 白以外の、ブラック・シアン・マゼンタ・イエロー・ブルー・レッド・グリーンを、満遍なく習得した。白以外、7色なので、1色3万ログ、Lv.5/9で手を打った。


 《天上院咲(てんじょういんさき)

 合計ログ数◇120万3000ログ。

 基本色(ベースカラー)【白】色コード「ffffff」Lv.9/12。

 応用色(アクセントカラー)韓紅(からくれない)】色コード「e95363」Lv.4/7。

 サブ色【ブラック】【シアン】【マゼンタ】【イエロー】【ブルー】【レッド】【グリーン】全てLv.5/9。

 残りログ数◇3万3000ログ。

 

 これで桜愛夜鈴との戦闘に挑む事となっった……。

 

「や、やっぱ数字ってめんど……」

 姫は愚痴をこぼした。

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