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少女は異世界ゲームで名を揚げる。~ギルド『放課後クラブ』はエンジョイプレイを満喫するようです~  作者: ゆめみじ18
第33章「全面戦争!VS最果ての軍勢②」西暦2037年6月16日

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第542話「四獣王ミラーライオン⑥」

 天上院咲はミラーライオンに対して臨戦態勢に入る。


「「じゃあ行くよ! こっからはずっと私のターン! (オス)からの心室(サークル)展開! 右回転! 変換(リンネ)して心氣(ハーツ)! 文法型(ブンポウガタ)心氣(ハーツ)! プラス! スキル〈エボリューション(ダブル)〉の合体技だよぉ!」」


 ドゴオー!

 力強い大気に圧力がまわりの空間に集まり気が緊張感を持って……。

 文法型(ブンポウガタ)心氣(ハーツ)(ダブル)が発動した――。


 まず普通(フリーダム)文法型(文字だらけ)背景色(色は黒の背景に白)文字(情報量)浮かび(顕現し)上がり(暴れまわる)文字(W文法)による情報量(わかりにくい)持って(所持して)論破(マウント)する性質(特性とか)持っている(持ち物は真昼ノ剣)。そこに(ダブル)性質(二重構造)上乗せ(ダブルブックング)して、情報量(労働力)2倍化(倍返しだ!)している。だが厳密(詳しく話すと)には2倍(ツータスク)ではない、生きた(生命体)ようにグニョン(触手や)グニョン(つるのムチ)情報量(文法型)軟化して(変幻自在)いるのだ。だから普通(ノーマルタイプ)だったら長文(長げーよ!)文章量(この野郎!)更に二重(二重の極みアー!)意味(言の葉)を持って敵に(ターゲットに)押し寄せ(跳ね返せない)てくる(情報量で)! この情報処理(わずか1秒前後)読んで(ミラーライオンは)解析する(反撃に転ずる)時間()なんてよほどの事がない(アクシデントがない)全部(オールリフレ)無理(やってみろや!)だろう。


『グオ! 何だこの(ココロ)の重さは!? は、反射出来ない!?』


 獣であるミラーライオンはスキルである(ダブル)だけだったらおそらく反射できただろう。例えば〈究極の一撃(アルティメットバン)〉とかの一文だけだたら反射は可能だ。

 だが、これを1秒間で、しかも文法型の心氣でやってきたら、情報処理からの反射もままならない。結果、攻撃が強すぎて跳ね返せない事態により、反射型のファンネルは次々と鏡のヒビ割れの如く、破壊されていった。


 一撃、一撃でコレなのだ。


「「ホラホラ! まだ一撃目だよぉ!? 二撃目行くよお!!」」

『ちょ!? ちょっと待って!?』

 そんな(現象)お構いなし(知ったこっちゃねえ)に、言葉の暴力(メスガキの罵り)ブチかます(剣にのせてぶった斬る)天上院咲(W状態の咲)本当(実は)もうちょっと(ほんのちょびっと)この(ダブル)力を(静まらぬ拳)試したくて(試し斬り)ウズウズ(あぁ快楽)している脳筋バカ(あたしってほんとバカ)成り果てて(魔法少女化)いるが。そんなことはどうでもいい(ノーサンキュー)。この戦い(ベストバウト)終わった(フィナーレ)(ネクストゲーム)(ダブル)お披露目(お前らに魅せる)するのは、それこそ最果ての軍勢(ギルドランク第1位)戦だろう、それまでに少し(ちょっと)でも鍛え(ムキムキ)なければいけない(タイミングがない)グリゴロス(弱小の仲間)健闘(頑張って)してくれている(がんばれ!がんばれ!)が、本当(本音を言うと)咲自身(自分以外)強く(信用できない)ならなければ勝ち目(どの道強くならねば)無い(カテナイ)のだ。


『クオオ! 何だこの重い剣は!?』

 当然、文法作法的には悪手だろう。だが、表現の自由を優先するとこうなる。

 ここまでやって良いんだ、ここまでやらねば最強たり得ない、第1位にはなり得ないと言いたいのだろう。

 これが、BIG4、懸賞金100万円の天上院咲の予測不能な戦闘スタイルなのだ。


 GM姫は思った。

「結局、攻撃(情報量)が強すぎて跳ね返せないをやってるよこの妹は……」


「「これで終わりだ! ミラーライオンンンン――――!!!!」」

 言って、二重(重然に)重なった(準備を重ねた)剣は(真昼ノ剣は)振り下ろすと同時に大地(広大な範囲)を割り、地鳴り(グラグラ)鳴り響いた(逃げ出した)のだった。


『見事だった、強き者よ……!』


《四獣王ミラーライオンを撃破しました!》

《鏡盾『ミラーシールド』を手に入れました!》

《ミラーライオンが仲間になりたそうにこちらを見ている、……テイムしますか?》


「全部イエスです!」


《文法型の心氣とエボリューション(ダブル)を解除しました》

「ゼヘ! 何だこの重さは……めっちゃカロリー使うよこれ……!」

 クタクタになった咲の姿がそこにはあった。


 グリゴロスと姫は交互に呟き返す。

「コレが終わったってことは……準備は整ったってことで良いんだな?」

「あぁ、いよいよ本戦。VS最果ての軍勢だよ」

 修行はした。

 いよいよ、世界の頂点との戦いが始まる前夜祭が終わったのだった。

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