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少女は異世界ゲームで名を揚げる。~ギルド『放課後クラブ』はエンジョイプレイを満喫するようです~  作者: ゆめみじ18
第3章「豪華客船ミルヴォワール」西暦2034年6月21日

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第53話「とりあえず歌ってみた3」

 ガヤガヤガヤと野次馬達が集まり出す。お目当てはバーチャルアイドルのくるみちゃんだが。そのくるみちゃんがセンター、中央ではなく右サイドにいる。代わりに中央死守、センターキーパーとなっているのが。天上院咲ことネット名サキである。くりみちゃんがマイクを持って集まってくれたみんなに言う。


「皆~今日は集まってくれてありがとー! 今回は新曲を披露するよ~。新メンバーサキちゃんの「最終決戦のつもりでいくよ! ほみゅほみゅほみゅ!」ミュージック~スタート」


 ズンチャンズンチャンと音楽が流れ始めた、曲調は単調なループだったが、歌詞が頭から離れないほどゲシュタルト崩壊を始める。


「「「最終決戦のつもりでいくよーほみゅほみゅほみゅ♪」」」


 何故かノリの良い観客たちはそのノリに合いの手つきで負けじと答えてくれる。


「「「「「ほみゅほみゅほみゅー!」」」」」


 咲と姫とくるみちゃんも一生懸命歌い出す。


「「「最終決戦のつもりでいくよーほみゅほみゅほみゅー♪」」」 


「「「「「ほみゅほみゅほみゅー!」」」」」


 歌もその場のノリだったが、踊りもその場のノリの即興で。振り付けをする、しかも3人ユニットは互いに視線を通じ合わせて。ダンスをシンクロさせ始めた。


「「「最終決戦のつもりでいくよーほみゅほみゅほみゅー♪」」」


「「「「「ほみゅほみゅほみゅー!」」」」」


 ユニットはノリでノリを合わせる。


「「「ほ~みゅ♪ ほ~みゅ♪ ほ~みゅ♪」」」


 観客もプロの野次馬というか、これやらせという名のサクラ何じゃないのかと目を見間違うほどシンクロしていた。しかも大歓声。


「「「「「ほ~みゅ♪ ほ~みゅ♪ ほ~みゅ♪」」」」」


 わかりやすいリズムと歌詞の連続で覚えやすく歌いやすかった。


「「「最終決戦のつもりでいくよ~ほみゅほみゅほみゅ~♪」」」


「「「ほ~みゅ♪ ほ~みゅ♪ ほ~みゅ♪」」」


「「「最終決戦のつもりでいくよ~ほみゅほみゅほみゅ~♪」」」


「「「ほ~みゅ♪ ほ~みゅ♪ ほ~みゅ♪」」」


 30回ほどその同じリズムを繰り返した後に、音楽は終了した。『わあああ!』と、大歓声の中観客はアンコールをし始めたので、「もう一曲いくよー!」と歓声に答える。くるみちゃんも最初の歌のリベンジが出来たし、咲も新たな語尾を発見出来たし、姫も新たな妹の可愛さを堪能できたので。ウインウインウインに終わった。そして、それをそれを冷ややかな目で見守っていたエンペラーは呟く。


「……、なんだこれ?」


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名を上げる。ボカロBGM:最終決戦~ファイナルバトル~
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