心氣解説~第31章時点~
◆心、心氣、心室、錬貯、変換の発見、事の発端。
今まで、〈能力〉と〈精霊〉の力で文明は発達してきたが、それでは説明できない〈覇気〉にもにも似た、壮大な〈世界〉そのものに影響を与える〈気〉が存在していた。
古来人はその存在を知っていた・もしくは発見していたらしく、〈古文書〉によると。
世界に影響を及ぼすほどの偉大な力の名を〈心氣〉と呼び。
心を内包する心室のことを、〈心室〉と呼び。
心氣貯蓄することを〈錬貯〉と呼び。
心の心室から変換して超威力を出力する変換行為を、〈変換〉とよぶことが判明した。
これらに関しては謎が多く存在し。〈心のエレメンタル〉とどう違うのか? というのも含めて現在調査中、憶測だが。
古文書によると心氣と精霊との融合技が〈心のエレメンタル〉である、という仮説も立てられている。心と氣、……これらは一体、今後の人類に何をもたらすのか……。進化か退化か、人類の強さが試される。
◆心
全ての源、起源。その全貌は不明。
◆心室
心がある部屋そのもの。深層心理部屋。
◆錬貯
心氣などは体内の心室で錬るイメージ、ゆえに時間がかかり実戦で使うには凄く遅く。使い物にならない。
そのため、精霊や能力や心氣を、錬って貯めておく行為を、錬貯すると読む。
◆心氣
努力の結晶そのものの力、過程や結果に力が宿り。行動と意思が一致してなくてはならないという誓約がある。凄く遅い。
速くて1時間、普通で1日、遅くて10日間ぐらい錬貯しないと発動・発現・具現すら出来ない。
例として、信念、念じるだけでは到底到達出来ない極地、信じる力も合わさってないと発現できないなど、難易度は極高となっている。
心氣は〈勝手に動く〉性質を持ち、ありとあらゆる所にあり、様々な影響力を小さく発現している。
・自然型の心氣。
古文書を読み解くと。あるがまま、ありのままの心氣。最も自由度が高く、バフ・デバフの総称。今までの冒険者はこの状態で戦ってきた。エレメンタルの精霊化が1番の例である。
・環境型の心氣。
古文書を読み解くと。外的な事の総称の心氣、人間関係、領域展開、フィールド、天候系の総称。最果ての軍勢、陰陽五行論もここに入る。
・文法型の心氣。
古文書を読む解くと。文字とルールだらけで、一番堅っ苦しい型だが、能力と合わせると一番軽く素速い連撃を出せる万能型。
国会・内閣・裁判所を司り、現実で絶大な威力を発揮する、しかし全王型に覚醒出来ないのが最大のデメリット。
・全王型の心氣。
古文書を読み解くと。全ての王が平服するほどの心氣が全王型。
特性効果のコントロール、武器を纏うものの総称。
自然型と環境型と文法型、優先順位は上で、この心氣を使った存在は、あらゆる層よりも最上位に当たる。
◆能力
もっともポピュラーで、もっともよく親しまれているもの。EWO3の世界では〈スキル〉と読み解いても良い。
陰陽五行論など色々あり、極めればそのエネルギーはガンマ線にまで達する。
◆精霊
概念・英霊など、軽くて眼で見えず、メチャクチャ速いもの。
◆応用編、心氣+精霊=心のエレメンタル。
何か凄いことが出来る、現在調査中……。
以上、現在調査中……。




