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少女は異世界ゲームで名を揚げる。~ギルド『放課後クラブ』はエンジョイプレイを満喫するようです~  作者: ゆめみじ18
第31章「心氣教室」西暦2037年5月20日

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第518話「日常(強制」

 家族の善神は自由の悪神の診断を受けていた。(医術風


「ん~散歩ですね、体力を戻しましょう」

「……、はい? 何で? 私毎日学校に通学してるよ? 勉強もしてるよ????(空白の時間内で」

「知るか。兎に角、現実世界で歩かなさすぎて現実がヤバイ(語彙力」


 天上院咲と天上院姫は、摩訶不思議な会話をしていた。ちなみに今日は日常回である。

 

「えっとー、もし歩けない場合は?」

「知るか、心で歩けば良いんじゃないか?」

「何で?」

「知らん、それはそれとして。とにかくネット社会にログインはさせられない」


「え、……何で?」

「知らん、念には念を入れて、普通のゲームもさせられない、もし無理にでもログインするんだったら運営権限でメンテナンスって事でプレイヤー全員まとめてログアウトさせる」

 この場合、インターネットを使ったゲームの事です。


「……、まあある意味あっちはその方が誤魔化しやすいかもな」

「あっちってどっち?」

 不都合を誤魔化しても意味無いし、混乱するだけなのでそのまま素で言う。

「政府側の人間、コロナみたいに全員マスクさせれば不都合も誤魔化せるって話」


「……それ私と関係ある?」

「ない」

 姫は即答。

 

「じゃなんで?」

 咲は即返。

 

「知らない」

 これも姫は素で言っている。

 

「ん~~……」

 これには咲もダンマリである。

「まぁ、解んない部分もあって安全じゃない、危険だから咲をログインさせられないってのはホントだな。現に今、痛くないだろ?」


 咲は確かに痛くはない、……が。

「面白くない」


「知ってる、でも散歩でもしててくれ。たまには良いだろ? 日常回」

「む~、たまにはねぇ~~~~……」

「この感じだと、10回に1回、いや5回に1回は日常回入れた方が良いかもな。こっち側(・・・・)は」


「何の話?」

「知らん、あっちの話じゃなくてこっちの話だ、ちなみに本当に知らないからな?」


 だが、自分の姉に迷惑がかかってるのなら、それはそれで本意では無い。不本意だがやるしかない。

「解ったわよ、ベットから起きて、家の外に出て、散歩でもしてる」


「助かる、すまないな。我が妹よ」

「はいはい、じゃーお外行ってくるわよ~」


 ガチャリ、とドアを開く音が聞こえた。

 外には街と空を飛ぶ雀が見える。

 久しぶりの1人の時間、そしてお散歩タイムである……。

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