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少女は異世界ゲームで名を揚げる。~ギルド『放課後クラブ』はエンジョイプレイを満喫するようです~  作者: ゆめみじ18
第30章「革命・王VS民」西暦2037年5月7日

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第504話「雑談・瞑想と眼力」

 現実世界、西暦2037年4月8日。

 天上院咲と天上院姫の天上院姉妹は、ベットとベットの間に挟まっている中央テーブルの所でお互い軽い雑談を話している。


「さて問題、〈考えろ、思考を止めるな〉は誰の・何の言葉だったでしょうか?」

「推理もので、〈考えるだけ無駄、バカバカしい〉と推理を放棄する行為」

「そう、それこそが今までの根底にある。思考と思考加速と加速世界、道路を進行、行きっぱなしの思考回路の事を言う」

「うん」


「んで、今回の本題は〈思考停止(・・・・)は果たして悪なのか?〉、という理論についてじゃ。もったいぶるつもりもないから先に言うと、今回は【瞑想(めいそう)】の話な」

「ほほう、瞑想……って、どうやるの? 効果は?」


「効果については。【思考を止めて、心をクリアにする】、これによって得られる効果は、まあ現代社会人にとっては圧倒的外的ストレスからの開放だな、簡単に言うと、気持ちが楽になる。現代社会人はコレが圧倒的に足らない」


 足らないって言うかオカルトだもんね、科学的じゃ無い。

「まあ、そこまで魔術サイドに両手両足を共に突っ込むつもりはないが、『10分間、呼吸だけして動かずにボーとしてなさい』とか言われたら、何か緊張とかどうでもよくなって解れそうだろ?」

「まあ、……【何にもしないをする】とかの分類よねそれ……」

 手も使わない、目も使わない、足も使わない、そして思考やましてや生理現象もしない、マジで何もしないをすれば、緊張していた気も抜けるし緩むというものだろう……たぶん。

 

「今回のポイントは【体内の思考を止める】て、所な!」

「VRでそれやったら、アバター動かなさそうよね……、つっ立ったまま、もしくは昇天してログアウトしそう」

「現代人出来ないと思うぞ~、コレ!」

「それが瞑想と……。で、何の話だっけこれ?」


「最果ての軍勢、最強の司令塔、真城和季くんは並列思考で、加速思考と静止思考を同時にやってるからアストラル体、キャビネットが勝手に動けるのじゃ」


(……ん? 今もしかしてとんでもない爆弾発言を言わなかったかな????)


「その上で神眼とかで頂点の視点も持っている眼力、本当バケモンだよな」

「いや、お姉ちゃんも十分バケモンだけど……自由の悪神という意味で」

「いやははは~褒めても何も出ないぞお~~~~!」

 妹は半開きの瞳で反論す。

「いや、褒めてない。……、てことは和季くんは寝ながら高速思考しながら静止思考、2つの思考を同時処理してるの?」

「全くもってその通りなのじゃ!」


(……、どこからツッコンでやろうか……)


「その人間は頭1つだよね?、何? キングギドラみたいに、寝てる頭と考える頭と無の頭があるの?」

「ある意味そう!」

(いやそこは否定しろよ……!)


「その上で心の目は開いてる、心はクリアなのに! 不思議じゃよな!」

「何もかも矛盾してるが、まあ強さの理由は何となく伝わったわ……」


 ピーナッツを食べながら咲と姫は話す。

「ところで、精神回復には瞑想とピーナッツどっちの方が効果的だったの?」

「ん~。やってみたが、正直瞑想の方が効果あったぞ、ネットや家の外や周りの目を気にしながらピーナッツを食べるは、正直回復してる気がしない。でも、外的要因を一切省いて体内の精神を静止させる瞑想の方が、効果あった。凄く落ち着くのじゃ」


「あーなるほど、現代病みたいな感じなのね」

「じゃな、PC切って、電話も切ってしまえば、完全に隔離されるから心のケアとしては科学とか魔法とか関係無しに落ち着くし回復してる感じする」

「つまるところ、心が渇いてる感じなのが潤うのね」

「そうそう、そんな感じそんな感じじゃ」

 咲と姫はリスのようにピーナッツをポリポリ食べる、ちなみにピーナッツはバタピー。カロリーとかちょっと高そうな感じだ。


 少しピーナッツで小腹を満たしてから……。

「そういえば、眼の種類について話そうと思ってるのじゃが、時間あるか?」

「ん、あるよ。ヒマだし、何、前もって話すって事は長引きそうな話題なの?」

「ん~、どうじゃろ? 眼の分類化とゲームでの仕様についてだから……何とも文字数が読めないな……」

(文字数……?)

「あいや、こっちの話こっちの話! 隠し事とかではなくこっちの話!」

「……ふーん。……眼は眼じゃないの?」


「それがタイタニックが沈没するくらい深~い氷山の一角が隠れとるのじゃ」

「……そんなに?」

「そこまでではない」

「どっちよそれ……」

 などと他愛のない話をしながら……。

 

「でもなあ~雑談しながらじゃないと解んない事も多いし……」

「じゃあ今度はゲーム内でのスキルの相談って事なら話には乗るわよ? 魔法関係はちょっと……だけど」

「おkおk、んじゃその方向で~~~~」

 2人の姉妹の他愛ない会話は続いていった――。

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