表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
少女は異世界ゲームで名を揚げる。~ギルド『放課後クラブ』はエンジョイプレイを満喫するようです~  作者: ゆめみじ18
第25章「強くてニューゲーム」西暦2036年5月1日

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

465/789

第408話「レベル1の最強魔法剣士」

「お姉ちゃん、このゲーム飽きたから〈強くてニューゲーム〉、レベル1にリセットするね。あ、でも今までの装備やスキルが使えないのはイヤだから。〈プレイヤーデータの引継ぎ〉をやりますわ」

 驚愕の提案に驚く姉だったが、まーそういう時期に来ちゃったことも。計らずとも実感する。

「お、おう。コレはまた大きく出たな……うん、いいぞ!」


「お? 驚かれると思った」

「まー今から後付けで、色々追記するのもほぼ不可能だしな。だったらマジでリセットしてもらった方が良い」


「なるほど、運営であるお姉ちゃんにも利点があるわけか~」

「新規プレイヤーも参入しやすいだろうしな!」

「いや本音はそこかい……!」


 というわけで、ステータスウインドウを開き。〈プレイヤーデータの引継ぎ〉を行う。


「……、ねえお姉ちゃん。私、EWO3ってクリアしたっけ? してないよね?」

「クリアはしてないな。そもそもダンジョンを歩いたかどうかすら疑問だ、全部闘技場でのPVPだったし」


 とういか、ゲームをプレイする以前に。〈知らない誰か〉による不確定要素が多すぎた。結果として、皆この冒険を楽しみたいんだろうけど……ということは飲み込めた。

「しっかし、高みを目指さないあたり。ホント咲はゲームガチ勢プレイには向いてないと思うよ」

「そういう性格なんだから仕方ないよ、サガだよサガ」


《〈プレイヤーデータの引継ぎ〉を行います、何を引き継ぎますか?》


「今まで使った武器、防具、スキル、奥義、職業の引き継ぎ」


《全てのデータ、パラメーターは1になりますがそれでよろしいですか? 武器のデータもほぼ飾りになります》


「うん、私は今持ってる武器や姿見た目はそのままで。レベル1からもう一度プレイしてみたい」

「ステータスも再確認出来るから、良いことじゃ!」

 などなど申しながら……。


《〈強くてニューゲーム〉完了しました。それでは引き続き。EWO3をお楽しみ下さい》


「んで? レベル1に戻して、最初に何をやる」

「そりゃあ! 【初心者狩り】でしょ!」

 ウッキウキで言ってる咲だが、たぶん意味合いが違う。


「咲の性格上、そうなんだけどそうじゃないな……」

「んじゃ、パラメーター配分はどすうる?」

「んじゃあ、今度こそオールラウンダーで全部にオール5にします!」

「ま、それでいいだろ……色んな意味で」

 目をそらしながら姫は言う。


「んじゃ! ステータスオープン!」

 そう、高らかにサキは言った。



 最長文学少女 サキ

 ギルド『放課後クラブ』

 メイン 魔法剣士 レベル1

 サブ 世界観学者 レベル1

 体力5

 魔力5

 攻撃力5

 防御力5

 素早さ5

 属性 無


 特殊効果

 二刀流/正確な地図製作3/念波2/ただの心氣2/自然型の心氣/環境型の心氣/文法型の心氣/全王型の心氣


 スキル

 新羅万障のワルツ4/斬空剣/古今無双/太陽・大回転/ハイ・ジャンプ/妖精焔/雷速鼠動/超天元突破・巨神殺し/反魂/合唱・天翔る光の矢/エボリューション極黒/エボリューション極白/エボリューション極彩/鷹の目


 秘奥義

 グリーンアイズ

 

 装備品

 業剣『黒山羊八式』(右手

 星剣『ミルキーウェイ』(左手

 聖服『鏡花水月』

 兎靴『足跡追及』

 三眼ブレスレット


 アイテム

 浮遊城第50層無条件通過チケット×13枚


 メモ

 秘奥義グリーンアイズは最大11連撃。



 姫はツッコミをせざるおえなかった。

「お前のような初心者がいるか!」

「初心者じゃないよエンジョイ勢だよ! 失敬な!」

 そう言いながら、ギルド中央広場へ向かうのだった……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
・よければブックマーク、評価、感想などよろしくお願いします!
・こちらも観ていって下さるとありがたいです。
名を上げる。ボカロBGM:最終決戦~ファイナルバトル~
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ