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少女は異世界ゲームで名を揚げる。~ギルド『放課後クラブ』はエンジョイプレイを満喫するようです~  作者: ゆめみじ18
第22章「EWO3始動」西暦2035年11月11日

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第381話「二次創作桃花」

『受付嬢湘南桃花 総受け本 同人誌 R18指定』


 無法地帯エリアのVRゲームの空間で見かけたのは、そういう怪しい本を買ってゆくプレイヤー達であった。とりあえず12人は買って持って帰って行った……。

 同人誌、つまり漫画である。小説もある。

 

 湘南桃花とオーバーリミッツは同人誌、つまり。薄い本について一応耐性はあるため。その体で話が進む……。


「はぁ~……前もって言って欲しかったなあ~……まるで三次元アイドルだぜ……」


「それ、今さら言う? まぁ元親が東○とかうみ○この二次創作だから、三次創作に入るのかもね」


 三次元の自分が二次元の存在になって、オタクたちのインスピレーションであられもない姿になって受け入れられ。買われてゆく……。

 ちょっとした奴隷だ……。


「桃花的にはダメだったの? 総受け本」


「いや、ダメって事は無いけど。……いちド素人が。まさか二次創作のエサになるとは思ってもみなかったからさ……」


「良いじゃん。桃花が普段やらないシュチュエーションで楽しめる。私は賛成派だよ?」


「いや、私だって世界を観て回ったから解るけどさ。でもな~……どうも私にはR18Gの耐性は無いみたいで……。そういう表現は抑えない方が良いし、自由にやって欲しい側面はあるが……。生憎、観たくは無いね、特にGの方は全然無理だった……」


 湘南桃花のゲーム設定では、R18Gは見えないように、カスタマイズ設定されている。ちなみにR18は観られる。


「今の桃花って名探偵コ○ンもダメだもんね」


「だってアレ誰かが必ず死ぬじゃん。……もう軽くトラウマ入ってるよ……。よって、私の主観でガイドラインを作ると、かなり偏ってるので。神主にお任せですね、うん。元々あそこの庭を借りて遊んでたんだから。私があーだこーだ言っても。全体を知ってる神主の方が上位に来るよ。権力・優先順位」


 業に入っては業に従えという事なのだろう。

 ただ、今回ちょっと違うのは。それが一次創作で売られている所もあると言うことだ。これは結構かなり特殊。


「たぶん、天上院姫ちゃんの。一次創作願望が入ってるんだろうね。創造神的な位置の、始祖的な位置の」


「まあ、そんなこんなでの総受け本なわけだ」


「前もって言って欲しかった上に。使わせてもらいます! の報告は0.1割りぐらいってのが、また辛いところね。予告無しにホクホクの傑作が出来上がるし」


「しかも完成度たけーなオイ、だからぐうの音も出ないって言うね……」


「まぁ、解った時には解ったで。『あ、そうなの?』って雰囲気だったけどね~。とりあえずガイドラインは無いな、うん無い」


「ただ『言っておいて欲しかった』ってこと?」


「うん、そんだけ。心の準備的にね~……。幻想郷も黄金郷もある意味シュレディンガーの猫箱だし? 別段誰も開けないだろうけど」


「まーうん。その上で受け入れなきゃね。って気持ちにはなる」


 なんともオドオドした湘南桃花の心持ちがそこにはあった。


 そして、紳士淑女達の妄想に華が咲く。

 それをヨシとしているが、桃花的には「う~ん」な面持ち。


「それはそれとして。劇場映画、シン・ウル○ラマン良かったよね!」


「あーうん。もっと真剣にネーム描いとけば良かったと思ったよ」


 風とともに今をゆく、

 新旧混ざった今に向かって。

 世界は混沌の後に夜明けをみる。

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