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少女は異世界ゲームで名を揚げる。~ギルド『放課後クラブ』はエンジョイプレイを満喫するようです~  作者: ゆめみじ18
第22章「EWO3始動」西暦2035年11月11日

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第380話「パクり咲2」

 咲と姫は、事の発端である。パクり咲の言動は追及せず、今後の方針を語る。

 主にネット中傷に関してだ。


「こういうの、1度ならず2度までも。てゆーか3回4回と、嫌な感じに慣れて来ちゃったからなあ~」


「初めてじゃ無いんだ……」


「まぁ、大体全部泣き寝入りで終わってるから。時間が癒してくれるって側面も無い事は無い。ストレスを感じたら、そこは素直にブロックするか立ち去るか……。関わっても『百害あって一理なし』ってのが今まで培って来た経験なんだけどね」


「普通にスルーすれば良いのに……」


「でも今回はちょっと違う。変な人にネットで会ったら。スルーする、部屋を出る、家族や警察に相談する。は、まあワシの性質上あったんだよ。七つの大罪とか何とかにかけてな。必要悪の教会とか。パクり咲の件はウチの放課後クラブ親衛隊の『牙』と偽類する部分もあるからまあ良いんだよ」


「あ、良いんだ。許せるんだ……心が相変わらず広いねえ~……」


「問題は、不変をヨシとした政治家の討論にまず問題がある。タダの口喧嘩、殺人事件では無い。まあ解る。そこはまあ解る。でも、現実問題。交番まで行って警察の職員が。ケンカを仲裁できないのはおかしいだろ? 今回初めてのケースだったからアレなんだけどさ」


「【廻らない】事に対して危惧してるわけね。目の前には自分と警察官の2人しか居ないことに関して」


「そゆこと。友達に相談したときに『スルーしなよ』は、まあ解る。でも親族や先生や警察が、『スルーしなよ』は。現実世界あり得ないだろ。てゆーか目の前で毒言ってるのに、仲裁しない警察とかフィクションの中だけにしてくれよ。スマホの向こう側に相手方はいるんだからさ。よって今、会話してるのはパクり咲を論破で追い詰めたいとかそういうことじゃ無くて。政治家仕事しろって話なわけよ。流石に今度の会議とか、2000文字のさっきの雑談を水増しして国会討論してもらっても困るから。もうちょっと、ワシの視点から何が良くて、何がダメなのか。具体的に言語化を残して置こうと思ってな」


「影口は残らないもんね。こっちはちゃんと残る」


「まあまず、後には何も残さないという理由で影口を言う。って時点で、まあまあダメなんだけどな。残してる部分もそれはそれで、まあまあアカンが……」


「表現の自由的には、あれは良し、これは無しって。逆に自分の首絞めてない?」


「もちろん、削除しろ・削除するな。何て警察の権限では持ってないし、持っちゃいけないとも思ってる。でも『何も相手に言えません』は無いだろ~……警察が。っていう討論は議事録では残して置くべきだと私は思う」


「えっと~……確認なんだけどこの話残すの? 議事録に残すの?」


「パクり咲が残さないからこっちが残すしか無いだろ~? んで、今度はこの文章を困ったときに警察に見せる、警察署に見せる。で、心情を確認してもらう」


「お姉ちゃんがやると逆効果なんじゃ……自称、悪神だし」


「それでも今回はノーリアクションはしたくないって言う体なのじゃ。国会議事録討論で済むならそれにこしたことはない」


「でもそれって、ツブヤイターが仲裁に入るって形にならない? そこに警察が入ってくるの? 『こちらはツブヤイター本社です、警察からあなたの行動・言動に第三者のユーザーから苦情・警告が来ています』みたいになるの? 鳥に?」


「鳥は偽造や詐欺だろ? 今は人間相手に話をしてるんだ。誰も居ないのなら、それはそれで致し方なし、どうせすり抜けだろ? で終わる」


「ゴースト系かな? まぁ……、こう言っちゃ何だけど。パクり咲さんの味方するワケじゃ無いけどさ、『自分で削除する自由』もあって然るべきじゃない? 善神的には、それを私の記憶にはありますので今から証拠を作ります。も、……なんだか……ねえ? それだと消す事も罪です、って論調にならない?」


「でもパクり咲は、金銭目的でツブヤイターを利用してたよな? 今はもう削除したけど。私はちゃんと覚えてる。1依頼2000円でスケブ書いてたよ? 利益目的で」


「いや、そこは私達はあえて無料でやるって決めたから良いじゃん。問題は影口の方でしょ? 『やめてって警察が言えない』事に問題があるわけで」


「そこな、リアル世界で警察が警告を言えない・行えないのはマズイ、そこに尽きる」


「ふ~む……。そんな感じ?」


「そんな感じかなあ~。粘着人間は、まあ人間色々あるし仕方ない。でも警察が諦めて相手方に何も言えない。は、腑に落ちないし廻らない。問題はそこなので、あとは偉い人にお任せなのじゃ」


「う~む、はぁ~……こういう話はこれっきりにしてよ? 私はただエンジョイプレイをしたいだけなんだから」


「うい……善処します」


「でさ、コレ本当に残して公開するの?」


「この話題を『誰も知る必要は無い』で済ませて良いと思ってるのか? 咲。アベンジャーズの、昔の教訓を知ってる上で……」


「あ~……、なるほどね。じゃあ残しましょう、それはそれれで廻る。非公開で廻った方が面倒だわ」

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