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少女は異世界ゲームで名を揚げる。~ギルド『放課後クラブ』はエンジョイプレイを満喫するようです~  作者: ゆめみじ18
第14章「同じリングで戦う」西暦2035年7月6日

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番外編25「状況整理」

 西暦2035年07月07日、ギルド中央広場。


 いつものメンバー。四重奏、放課後クラブ、非理法権天はまるで探偵のように。

 各々の状況を確認した。


 その中で、最も厄介だったのは。『現実世界で体が痛いのはナゼ?』という議論が白熱することになる。


 その中で桃花と群の状態異常は深刻だ、それも包み隠さず正直に言う。

「体のピクピクが、お医者さんの薬を飲んでから発生したのは確かだし。体に異常をきたすのは自業自得で、因果応報なのは認めるが。1日1回じゃないのが意味が解らない」

「確かに、特に。眼球とカンチョウに対する痛みは、冗談じゃ済まされない」

 夜鈴は冷静にその状況を分析する。

「それを書いたか、描いたか、イメージしたんじゃない? だから弱点判定されて。イメージの中で殺される。みたいな」

 桃花は思い出そうとするが、心当たりがない。

「眼球を攻撃したのは自分の自業自得ってこと?」

「覚えてないな……」

 ファンタジー世界でのボツ設定で、湘南桃花と秘十席群の身体はリンクしている『感覚共有』だ。これも、表舞台では出ていない。

 もし、その自業自得によって。オーバーリミッツに攻撃されている、その機会があるとするならば。それはつまり、『眼球を破壊する最低でもイメージをしたかもしれない』という結論になる。

「今でこそ、ネットの内容は。姿形を変えて、だいたい自分達の行動と同じもの。というのは解るが……」

「てことはさあー、少なくとも。国会とかで議事録が残ってて、それを利用して悪い部分を攻撃してる。……てことにならない?」

 国会での音声議事録とは、秘十席群と湘南桃花が考えてた事を。国会の人達はマイクで録音している。という意味である。

「そして、最近付け足したルール。【運営第四典】運営は最強や無敵、弱点のない存在を作ってはならない。作中で必ず弱点の描写はしなければならない。――てなってるから。ルールに乗っ取って、悪い芽を摘み取ってる可能性がある」

 しかもそれは、1日1回じゃない。1日複数回起こっている。

「てことは、悪いことを考えただけで。イヤ、内容を読んだだけで。悪者のイメージ、ビジョンを生まれさせて。都合の良いタイミングで攻撃してきて、視力を低下させてきた。て事にならないか?」

 『読んだだけでアウト』と『観たら発動する』も、夜鈴が言った気がする……。が、その言葉を本人が否定する。

「それは、戯言なんですけど……。本気で言ってないし……」

 桃花が悟す。

「でも、オーバーリミッツは議事録・音声レコーダーとかで残し。保管していたから、そこが弱点と判断して。イメージ的に殺す。を実行したってことじゃない?」

「まあ、この際。魔術でも科学でも良いんだが……。てことは、正式な弱点設定を。自身の肉体じゃなくて、肉体以外にすれば、作者は無傷で。執筆を続けられるてことか?」

 群の経験も言う。

「体のピクピクの場所も設定・再設定出来たんだ。例えば『誰かが物を落とすと、それだけで秘十席群と湘南桃花は。作者の憑き物としては死に。他者に移る』と設定すれば、それだけで作者には影響なく。執筆に励むことが出来るわけだ」

 桃花も付け足す。

「毎日胸のピクピクに苦しんだり、眼球の痛みに悩まされる必要も無いもんね。てか作者は関係ないし、手の痛みや、視力低下は。執筆作業自体出来なくさせるし……てーことは、肉体以外の弱点の方が良いってこと?」

「蒼葉君とかいい例だよな、頭の上のモチをパンって討つだけで、どっかに行く」

 桃花はそこへ来て疑問を感じる。

「で、何で『知らない誰か』はそんなの欲しがるの?」

 群が必死になって言う。

「やっぱり、生かすため。じゃないのか? ほら、『キャラを何だと思ってるんだ』て、怒ってたじゃん。川沿いで」

「やっぱ作品関係ないですねそれ……」

 そこから導き出される答えは。

「やっぱり倒したいんだよ、キャラクターを」

「秘十席群と湘南桃花は人間なのに? 寿命で死ぬのに????」

「感じからして、毎日殺したいと思ってるんじゃないか?」

「殺したい。というか倒したいんだろうな」

「何で? そりゃあ、良いことも悪いことも現実世界で起こったけどさあ~」

 蒼葉が最後に締めくくる。

「それが人間とともがらの共存、なんじゃないかな?」

「いや……内容知らないし……」

「知ってる人はだから行動に移す、解らなくても伝わらなくても良いから。守りたいって」頑張って綺麗にまとめようとしている

 湘南桃花は「なるほどねー」と、話を一回中断して。アイスコーヒーを飲みに行った。


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