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少女は異世界ゲームで名を揚げる。~ギルド『放課後クラブ』はエンジョイプレイを満喫するようです~  作者: ゆめみじ18
第12章「EWO2」西暦2035年6月1日

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第267話「スキルツリーと念能力」

 永遠にスキルツリーの事を考えそうになったので、マゼンタが妄想から現実に引き戻す。……仮想世界の中だが。

『ヤエザキ、スキルについて考えるのも良いが。まずは自分のステータス……厳密には適性を考えるのが先だろう』

 ブレスレットからの声に、我に還るヤエザキ。ストーリー好きのヤエザキは「特殊能力の適性?」と読み取って、こう返した。

「ハ〇ターハ〇ターのオーラ。念系統ってやつ?」

 強化系・放出系・操作系・特質系・具現化系・変化形などの事だ。

『察しが速いがそうだ。最初はどうだったかは知らないが、少なくとも湘南桃花がやらかした事を。念能力での表現は可能だったはずだ、ならばお前の念の系統と。念能力なんかも考えると面白いかなと思ってな』

「……話脱線してない? 今はスキルツリーを何にしようかって話だったはずだけど?」

『少なくとも。強化系・放出系・操作系・特質系・具現化系・変化形の先人の知恵を改めて理解してからスキルツリーに挑戦してみたらどうだ? という話だ』

 言いたいことは理解できないことも無いが、もっと噛み砕いて言うと……。

「技、スキルの前にステータスふり直せって言ってるんでしょ。わかったわよ。わかんないけど」

『俺がいればたぶん、全系統の念能力たぶんできるぞ? 今までの念で合いそうなのを使ってみたらどうだ?』

 たぶんって言ったぞこの星王。しかも2回も。

『自分の理想の念能力を思い描いて。それを基盤に、ステータスを改変する。そのステータスを元にスキルツリーの構築だ』

「なるほど、要は真似て基礎から学べってことね。おっけい」

 そうなってくると、昔読んだ漫画本を。再度読み込まないといけない時間が居る。年末年始はハンターと一緒にアニメタイムになりそうな話だ……。しかし、オーラという特殊能力系の先人の知恵……。表現……。切っても切り離せない関係であるのは確かだ。

「話変わるけど【あの桃花】さんは念能力って出来るの?」

『たぶん出来ない。が――――。』

「が?」


『何も知らずに。愚直に全ての壁を突き破ったのは確かだ』


 まるで教科書のための教科書を読むような作業だ……。

「あー……解かった。特に『アリンこ編』だね、桃花さんがあの時あの場所でどうゆう心情で動いてたか解るから。そこを最初から見るよ」

 ここは基礎だ、今後最も重要になる基礎だ。だからそこ、読み飛ばしが出来ない。

「アニメでいいよね?」

『ああ、存分に楽しむと良い』

 あの強さに触れることになるのかと、内心複雑なヤエザキだった。

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