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少女は異世界ゲームで名を揚げる。~ギルド『放課後クラブ』はエンジョイプレイを満喫するようです~  作者: ゆめみじ18
第4章「フラワーガーデン」西暦2034年7月1日

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第108話「VSゼノ・イフリート」

 咲のステータスに至っては、殆ど何も変わっていなかった。流石自称エンジョイ勢、やることが非効率的である。

「お姉ちゃーん!」

 と、そこへハーフドラゴンの魔法剣士、蒼葉がやってきた。

「私はあなたの姉になった覚えはないんだけどな、ショタっ子君」

「えへへー僕より年上は皆お姉ちゃんかお兄ちゃんなんだー」

 見た目9歳ぐらいなんですけどこの子は……。

「それって殆どの人物に兄姉って言ってるってことか……」

「そうだよ~」

「まぁいいや。折角だしボス戦行きましょ、懐かしのイフリート戦よ」

「うん、いいよ~」

 改めてお互いのステータスを確認する二人であった。


◆ゲームプロフィール◆

 ゲーム名:サキ

 プレイ時間:EMO410時間、CWO200時間

 種族:人間

 称号:おひとよし、まっしろなみちにひかりをさすもの、最吉最善の幸運者

 所属ギルド:放課後クラブ

 職業:魔法剣士

 サブ職業:モンスター研究家

 レベル:15

 ゲーム名:サキ

 装備:全部初期装備+ジーラダガー・オーデリィー【深い闇】

◆バトルデータ◆

 3章で使った主な技

 〈森羅万象の円舞わるつ〉〈雷速鼠動らいそくちゅんどう〉〈超天元突破・巨神殺し〉〈太陽・大回転剣〉〈時刻斬じこくざん〉〈防音クリアボディ〉

◆ゲームプロフィール◆

 ゲーム名:蒼葉

 プレイ時間:不明

 種族:ハーフドラゴン

 称号:無邪気な楽天家

 所属ギルド:放課後クラブ

 職業:ナイト

 サブ職業:生産職の牧場主

 レベル:20

 装備1:ネオライト・フェザーソード

 装備2:流星のコート

 装備3:幻聖剣物語の小説

 装備4:フェイのネックレス【改+3】

 装備5:風の精霊ヒルドの手袋【改+1】

 装備6:リセットジェットブーツ

 装備7:軽量版オールド・ミラーシールド

 装備8:灼眼のシャナンの小説

 アイテム1:マグロ肉

 アイテム2:鷹の目

◆バトルデータ◆

 3章で使った主な技

 特になし



 イフリート。咲たちが一番最初に戦ったボス相手だ、あの時はフレア一発全体攻撃でHPが確定で1残るというとんでもプレイをかましてきたが今回はどうだろうか……?

「ツワモノよ、よかろう……我を倒せたら褒美をくれてやろう」

 灼熱の業火のフィールドで、二人は第4世代機の性能を噛みしめながら構える。

 それが〈ゼノ・イフリート〉へと姿を変える。そして懐かしのセリフを吐くのだ。

「かぁ! フレア!」

 途端にサキと蒼葉のHPが1まで減る。レベルが上がってもHP1確定はそのままらしい。だが、次が違った。爆風により体が一番後ろのフィールドの端まで吹き飛ばされた。

「ふはははは! どうしたその程度か……ッ!?」

 瞬間、ノコノコと歩き進む。サキと蒼葉であったが、歴戦の猛者を思わせる覇気でゼノ・イフリートの気迫を蹴落とす。

「さぁ、最終決戦のつもりでいくよ!」

「うん! いくよ~」

 走る二人、咆哮するイフリート。

「かぁ! フレア!」

 その時、軽量版オールド・ミラーシールドが炸裂した。反射と鈍足の追加効果だ。

「何だと!? この我が遅く……ッ」

 サキは〈雷速鼠動らいそくちゅんどう〉で急速接近。ジーラダガー・オーデリィー【深い闇】で一突き。〈ゼノ・イフリート〉に鈍足と深い闇の効果が付加された。

「何だこれは!? お前何をした!?」

「さぁ、私にも何をしたかわからない」

 瞬間、10万ボルトを食らったような電撃がイフリートに走り。上へ吹き飛んで星になったと思ったら、星から落下してきた。深い闇による訳が分からない攻撃である。

「この我が……こんな一瞬で……!?」

「二人とも成長してるって事よ!」

「てことよ~」

 次の瞬間、イフリートは爆発四散した。

▼ゼノ・イフリートが退治されました。

▼アイテムを手に入れました。

 そういえば一か月前に倒した。【VS連結の軍勢・プロト】の宝箱開封もまだだった、村に帰ったら今度こそ開けようと思ったサキであった。

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名を上げる。ボカロBGM:最終決戦~ファイナルバトル~
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