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少女は異世界ゲームで名を揚げる。~ギルド『放課後クラブ』はエンジョイプレイを満喫するようです~  作者: ゆめみじ18
第4章「フラワーガーデン」西暦2034年7月1日

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番外編8「格闘ゲーム」

 異種格闘ゲームの時空を超えたキャラ達の掛け合いって楽しいじゃないですか、それをやってみた感じです。

 今回は、そんな感じで会った時の会話劇だけです、掲示板でもなく時系列にも入らない予定なので。

 普段会わない、彼ら彼女らの会話劇をお楽しみください。


 『放課後クラブ』サキVS『最果ての軍勢』バイタル

 サキ「あ、この前の大規模クエストの時にはどうもお世話になりました」

 バイタル「なあに、困ってる時は助け合うのがチーム。いや、仲間ってもんだろう?」

 サキ「仲間、ですか……私はのほほんと放課後クラブってクラブを作ったので友達以上に中々なれません」

 バイタル「遊ぶだけでは成れない関係かもな。苦楽を共にし時には泣いて喧嘩もする、うちなんて。水と油だらけの混ざり合わない連中の集まりさ」

 サキ「ど、どうしたらそんな最強のチームを作れるんですか? 私気になります」

 バイタル「面接をしろ。最低限会話も合わなかったらふるい落とす、組織とはそういうものさ。自分たちがご飯を食べて生きていくにはな」

 サキ「……やっぱり、解り合えない人も世の中には居るんですね。私には、割り切れないです」


 『放課後クラブ』ヒメVS『達観者達スペクタクルズ』オーバーリミッツ

 ヒメ「神様とかに憑依出来るようになっても、接し方が解らんのじゃよな~ど~も」

 リミッツ「……、神様との接し方なら今の範囲だけど……わかる」

 ヒメ「ホントか! 教えてくれりゃんせー! どーにも落ち着かんのじゃよ!」

 リミッツ「別に難しい事じゃない。自然体とは違うけど、全てを見下せばそれっぽくなる」

 ヒメ「全て……、ゲームマスターになった気持ちかえ? それなら解るぞ」

 リミッツ「私の知ってる神様は。心を無にし、全てを見下し、世の中がつまらない。そんな事を念頭に置けば下りてくる」

 ヒメ「で、神様を憑依出来たとして。社員にどう天啓を啓示すればいいんじゃ?」

 リミッツ「ふふ、そう固くならずとも。あの子は自由の神様だから、心のままに喋れば受け入れてくれるわよ。皆にね」


 『放課後クラブ』エンペラーVS『四重奏しじゅうそう』ブロード

 エンペラー「俺には彼女が居るって感覚は解らないが……どんな感じなんだ」

 ブロード「んー最初の頃は。彼女の事で頭が一杯になるって感じかな、自己妄想爆発って感じで」

 エンペラー「リアル彼女に妄想爆発……二次元キャラで育って来た俺には抵抗があるな」

 ブロード「ゲームとリアルではポリゴン数が違う、伝わってくるデータ量も違うさ」

 エンペラー「いや。ポリゴン数が少なくてもドット絵で萌えた先人達もいる、やっぱり俺には2次元が落ち着く」

 ブロード「その気持ち、解らないでもないが。一度は経験した方がいい、当たって砕けろ精神でな」

 エンペラー「当たってね……投擲を外したらそれで終わっちまうな。その後の人生ごと」

 ブロード「後に後悔しないために告白をする。そんな生き方も存在すると思うぜ」


 『放課後クラブ』蒼葉VS『非理法権天』ユウニコ

 ユウニコ「何だか、こんなショタっ子なのに。まるで自分のお父さんを観ているような気がします」

 蒼葉「あはは。まぁ人生いろいろあるさ、気楽に生きようよ」

 ユウニコ「お父さんとお母さんはいつもくっついてます、それに僕もよく巻き込まれるんです、ラブラブ家族もいいところですよ」

 蒼葉「そのお父さんからしたら、子供はいつの時代でも。やっぱり宝なんじゃないかな?」

 ユウニコ「宝……ですか……、実感がわかないです」

 蒼葉「わかなくていいよ。それはきっとキミが生まれる前の宿命だから、君は君の道を行ってくれれば幸せさ」

 ユウニコ「幸せ……」

 蒼葉「ただし、健康第一にね! 怪我とかダメだよ!」

 ユウニコ「うぅ、やっぱりお父さんっぽい」


 『四重奏しじゅうそう』スズVS『最果ての軍勢』ラフティーヌ

 スズ「私以上の勉強家はそうそうお目にかかれないわね、どうしてそんなに本を読んでるの?」

 ラフ「人語も良いのですが。テキストでの表現はやはり捨てがたいですね。気持ちがダイレクトに伝わってきますし」

 スズ「ふーん、てっきり私の武術の鍛錬分読書してたからです~とか言われるかと思ったわ」

 ラフ「確かに、時間は皆に平等に与えられていますが。やはり喜びを優先したいですね、あなたみたいに好きじゃなく机に噛り付いてるのでは凡人のままですよ」

 スズ「ぐ、自覚してます。ようは勉強を楽しめってことなのね」

 ラフ「読書の量も時間も関係ありません。好きだから、それがステータス極振りの極意かもしれませんわね、ふふふ」


 『四重奏しじゅうそう』リスクVS『非理法権天』湘南桃花

 桃花「あんたって、いっつも『戦い』のことばっかり頭にあるわね。何でかしら」

 リスク「知らん、うちもっと強くなりたい。強くなるのが楽しいんだ」

 桃花「私にはスポーツ全般って、なんの生産性もない無駄な努力に見えるのよねぇ」

 リスク「戦えば壊されるからか?」

 桃花「む、カンが良いわね。そうよ、その通り。調子狂うわ……」

 リスク「勝ったら嬉しい、負けたら悲しい。それが楽しいんだ、それ以外の理由がいるのか?」

 桃花「いや、あんたは元々。金欲や性欲とは無縁だもんね。あんたは【ただ真っ直ぐ】それだけ解れば私には十分だわ」

 リスク「ん?」

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名を上げる。ボカロBGM:最終決戦~ファイナルバトル~
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