タイムカプセル
未来を夢見て
土の中 潜ってる
眠ってる
冬を越えて
そこにある光を求めて
希望を詰めたカプセルに
託された 夢のカケラ
埋もれていくカプセルの内側で
ひしめき合う お喋りなカケラ
再び地上で会うときは
きっと 叶ってるって信じてる
一定期間のまどろみに
カケラ達も眠りにつく
暁が顔を出すその日まで
忘れられるほどの時間
ガッガッと土の掘る音で
目覚めるカケラのいくつが
ピースとなってはまるだろう?
閉じ込められた夢は
いつからかただのクズとなる
昇華されるのは一握り
無責任な夢のカケラ達
光に顔を出したとき
いくつかがカチリとそれぞれの夢にはまり
多くがただのクズと成り果てた
それでも懐かしいとクズを撫でるのは
幾人か?
君たちが生み出したカケラを
どうか胸を張って見つめて欲しい
もう、クズには力がないのだから