表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/14

5日目 商業依頼

こんにちは。ダルダルくんです。

いやぁ...インフルエンザが流行る時期ですね。皆さんもきおつけてください。


皆さん、そんなマスクで大丈夫か?

ー ギルド ー

雅司はFEランクの依頼が貼られた掲示板を見ていた。


雅司「うーん、どれがいいかなぁ。えー、でも討伐する依頼がないんだよな」


雅司は腕をくんで唸りながら呟いた。

雅司は掲示板から目をそらし、右を見てみた。そこには、新入りだと思われる長い髪の女性が回りを見渡していた。その女性が回りを見渡している途中雅司と目があった。そして女性は近づいてきて、


女性「すいません、ギルドに登録したいんですがどこにいけばいいですか? 」


雅司「ん?ああ、受付なんだけど、ついてきて、場所教えるから」


雅司はその女性を受け付けに案内した。


ー ギルド 受付 ー

セラ「おはようございます。雅司さん...そちらの方は...?」


セラは後半声のトーンを低くして言った。

そんなことに気づかない雅司は、


雅司「ああ、さっきギルドの掲示板のとこでうろちょろしてて、ギルド登録はどこかって聞いてきたから案内してた。じゃああとよろしく」


セラ「何だ、びっくりした...」


セラは小声でそう呟いた。


雅司「ん?なんか言ったか?」


セラ「何でもないですよ、じゃああとは任せてください」


雅司「ならいいや。じゃあよろしくね」


雅司は掲示板へ向かってあるきだした。

そして、女性とすれ違う時に女性に


雅司「頑張れよ!」


と、声をかけて掲示板へ歩いていった。


ー ギルド 掲示板 ー

雅司はFEの掲示板をまた眺めていた。


雅司「うーん、え、モンスター討伐する依頼がひとつもねぇ!マジか...」


雅司は肩を落とした。

そして掲示板に向き直り。


雅司「まぁ、たまには討伐以外にも受けるか。どれにしようかなー」


立ち直りの早いやつである。

それで雅司の選んだ依頼は..


ーーーーーーーーーーーーーーーー

店の手伝い


報酬 600R


依頼内容 店の手伝い。


依頼期間 1日


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


雅司「よっしゃこれにするか!」


雅司は依頼用紙をもって受付へ向かっていった。


ー ギルド 受付 ー

そこには、セラとかわって、ルルーが受付をしていた。


ルルー「あ、雅司さん、お久しぶりですー」


雅司「おぅ、ああ、この依頼受けるから。よろしく」


ルルー「店の手伝いですかですか。わかりました。場所は『万物』の場所わかります?」


雅司「ああ、そこだったら前言ったから覚えてる。こう見えておれ、道覚えるのは得意なんだよ!」


雅司は胸を張り、フフーンと鼻息をたてる。


ルルー「雅司さんって、とても賢いですよね...半分でいいから分けてほしいほどです」


雅司「無理だがな?」


雅司は笑いながら答えた。


ルルー「それぐらいわかりますよ!」


ルルーは頬をプクー、と膨らませていった。


雅司「じゃあいってくる」


雅司は外にあるきだした。


ルルー「頑張ってきてくださいね!」


ルルーは去り際の雅司にそう叫んだ。


ー 道具屋 万物 ー

雅司「ここだよなー」


雅司は店の前にたって呟いた。


そして、店の中にはいる。


店員A「いらっしゃいませ、あ、この前のかたですね。本日はどうしました?」


雅司「あー、依頼に来たんだが...」


店員A「あ、そうでしたか。では、よろしくです。私の名前はレイラです。これからよろしくです」


雅司「ああ、俺の名前は雅司だよろしくな」


レイラ「うーん、計算できるんですよね?」


雅司「まぁ、そこそこ」


レイラ「では、カウンターの方をお願いします。その間にポーションを仕入れてくるんで」


雅司「ああ、わかった」


レイラは店の外へ出ていった。


雅司「さてっと。客待つの暇だな。そうだなぁ、商品でも見て回るか」


雅司は店の回りをぐるぐる回り始めた。

そして、ある商品の前でピタリと足を止めた。


雅司「ん?これは...砂糖か?」


雅司は袋に甘粉とかかれている袋を手に取ってみた。


雅司「ここって、道具やだよな。調味料は冒険に必須だからとかだからか?まぁいいや後で帰りに買おう。でもなぁ、砂糖だけ持っててもなぁ。キッチンがほしいなぁ」


そんなことを呟きながらまた雅司は店内を回り始めた。


ー 数十分後 ー

雅司「いやいや、全然客こねぇ」


雅司は店内の商品をすべて見終わって座っていた。


雅司「はぁ」


雅司がため息をついたときレイラが帰ってきた。


レイラ「ただいま、雅司さん。客来ました?」


大きい袋を担ぎながらレイラは帰ってきた。結構重そうである。


雅司「おお、お帰り。全然来ねえぞ?客」


レイラ「そうですか、では品を並べる作業をお願いします」


雅司は立ち上がってレイラの持っていたバックを持った


雅司「うお!これすげえ重いな。よく持てたな!」


レイラは自慢げに


レイラ「慣れですよ、慣れ!慣れれば普通になりますよ」


雅司「へぇ...これ全部でなん本だ?」


レイラ「そうですね。ざっと30くらいでしょうか」


雅司「かなり多いいな。よしじゃあ並べるか」


雅司は袋からポーションを取り出して並べる。


レイラ「それが終わったら、休憩を少しとっていいですよ」


雅司「わかった」


雅司は終わらせるために淡々とポーションを並べ続けた。


ー 数十分後 ー

雅司「終わったー。じゃあ飯を食いにいこうか。一緒にどうだ?」


レイラ「いいですね。弁当かってここで食べましょうか」


雅司「どっか、いい弁当屋ない?」


レイラ「そうですね。あっちとかどうでしょう」


レイラが指差した方向には、『あったか弁当』とかかれた看板があった。


雅司「そうだな、いってみるか」


雅司とレイラは弁当屋に向かっていった。


ー 弁当購入後 道具屋『万物』 ー

雅司「この弁当美味しそうだな。じゃあ、いただきますっと」


雅司の選んだ弁当は魚が素揚げされたものにたれがかかったものである。

ちなみに米はない。それ単品である。


雅司「うーん。レモンの果汁がかかった魚の天ぷらみたいな味だな。結構美味しい」


だが雅司は口惜しそうに


雅司「米がほしくなるな」


レイラ「米はここの町ではあまり作られてないんだ。小麦ならたくさん作られている」


雅司「へぇーそうなのか」


雅司は感心したかのようにうなずく。


レイラ「じゃあ、雅司さんは小野町の人じゃないんですね。どっから来たんですか?」


雅司「かなり東のところだよ」


雅司は日頃練習していた、さらりとすんでいたところをばらさない方法を成功させた。


レイラ「へぇー、そこでは米が食べられてるのか?」


雅司「ああ、基本はお米だな」


レイラ「米か、私も食べてみたいな」


雅司は最後の一口を食べ終わり、


雅司「ごちそうさん。じゃあ仕事やるか」


レイラもそれに続きぱっぱと食べ終わると、


レイラ「あとは客待つだけだから。客来たら対応よろしくお願いしますね」


レイラはそういうと部屋のなかに入っていった。


ー 少年仕事中.... ー


雅司「疲れたー。計算は楽だけど、人数が多くて大変だった!」


2時間前くらいから客がポツポツ来はじめ、30分たつと休む暇さえなかった。

30分前ようやく人数が少なくなって来たのである


レイラ「お疲れ様です。計算早いですね。これならうちで働かせたいくらいです」


雅司「ありがと、でも商売は俺にあまり向いてないんだよ」


レイラ「そうなんですか。向いてそうなんですけどね。そうだ、この紙をギルドに渡したら報酬受け取れるから。できればまた手伝いに来てね」


雅司はレイラから紙を受け取った


雅司「ああ、ありがと、今度は暇潰しに来るぜ。じゃあな!」


こうして雅司はギルドに向かってった。


ー ギルド ー

雅司「はいこれ」


雅司はセラにレイラからもらった紙を渡した。


セラ「はい、確認しました。これが報酬の600Rです」


雅司は報酬を受けとると、


雅司「今日は疲れてるからさっさと帰らせてもらうぜ。じゃあな!」


セラ「はい、さようなら、またあした」


雅司はギルドの出口に向かってる途中で朝の女性に出くわした。


女性「あの...その、朝の方...ですよね?」


雅司「ああ、そうだけど、無事に依頼を受けきれたか?」


女性はうなずき、


女性「はい、お陰さまで、今から依頼報告にいくところです。」


雅司「そうか、それはよかった。じゃあ俺は帰るぜ、じゃあまたいつか」


女性は帰ろうとする雅司を引き留めて、


女性「あ!あの!その...えーっと...あ、明日..一緒に依頼受けませんか..?あ、嫌ならいいですけど...その...おねがい...できますか?」


女性は目を潤ませて聞いてきた。雅司は断れるはずもなく、


雅司「わ、わかった」


女性「ほ、本当ですか...?」


雅司は上目遣いは反則だろう、と思いつつうなずいた。


雅司「じゃあ、今日の朝と同じくらいの時間でいいか?」


女性「は、はいよろしくお願いします!」


雅司「そういえば名前いってなかったな。俺は雅司って言うんだ。よろしくな」


女性「あっ、そうでした。私はクティーと言います。あの...よろしくお願いします」


雅司「じゃあ、俺はこれで、またあしたな!」


クティー「は、はい。さよなら..です」


雅司はクティーと約束して途中で夕飯を買い宿へ向かっていった。


ー 宿屋 ー

雅司「そういえば、ステータスどうなってっかなー。見てみよ」


雅司はベットに腰かけてステータスを呼び出した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ステータス

田中 雅司

Lv.17   

HP ー 425/425     

MP ー 321/321  

力 ー 94

防御 ー 83

かしこさ ー 78

すばやさ ー 117

運 ー 12

センス ー 121


称号 異世界人

スキル 異世界人 剣技


職業 ー 異世界学生

EXPー 557 next ー 196

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


雅司「賢さがすげえ上がってる気がする。良いね、俺って天才?」


雅司の独り言には誰も返答するものはいない。


雅司「....寝よう...」


こうして雅司は一日を終えたのだった。


雅司の所持金


11250R→11410R


依頼達成報酬金 600R

昼食+夕食 ー190R

宿代 ー250R

ーーーーーーーーーーーーー

+160R

今回も説明?みたいなものです。


ステータスは職業とかの効果を受けてないとして考えられた場合のステータスしか見ることができない。


ってことです。忘れてました...ホントにgdgdですね...頑張って直さないとなぁ…


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ