2日目 初めての依頼
どうもダルダル君です。今回は、依頼をこなすということで、戦闘描写を頑張りました。
ですが...どうしてこうなったかな...次の話に繋げにくくなってしまいました。
雅司「えっと、忘れ物は...ないな!よしじゃあ朝飯だ。異世界飯ってどんなのかな」
雅司は忘れ物がないかっチェックすると元気よくドアを開けて、食堂へ向かっていった。
~ 宿屋 食堂 ~
雅司の前には黒いパン、緑のスープ、水が並べられていた。
雅司「黒いパン?焦げてないかこれ?しかもこの緑のスープ...ドロドロしてそうだな...まぁ、食ってみよう」
雅司は黒いパンを食べた。
雅司「美味しいなこれ!何て言うか、ちょっとイチゴみたいな味がする。でも、食感はパンだ!でも、次ぎはこれか~...」
雅司は緑のスープを横目で見た。そして、決意したかのようにうなずくと、一気にそれを口に流し込んだ。
ゴクゴク...プハー...
雅司「何て言うか...飲めなくもないかな...でも、二度とのみたくない。」
そう言うと雅司は水を一気に飲み干した。
雅司「よし、依頼受けにいくぞ!」
雅司はそう言うと部屋の鍵を宿のフロントに返し、ギルドへ向かった。
~ ギルド ~
雅司はギルドで依頼の紙が貼られている掲示板に向かった
雅司「どっちがいいかな...よし、報酬は高い方がいいしこれに決めた!」
雅司の手には
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ー スライムの核集め ー
依頼者 ギルド
報酬 300R
依頼内容
スライムの核を20個
期間 1日以内
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と書かれた紙が握られていた。
そして雅司はギルドの受付に向かってき。
雅司「おはよう。セラさん」
セラ「あ、おはようございます。えっと、雅司さんおはようございます。依頼ですね、依頼用紙を持ってきました?」
雅司「はい」
雅司はそう言うと握っていた紙を渡した。
セラ「スライムですか...。魔法を使えるんですか?」
雅司「使えませんが。もしかして、物理攻撃効かないとか...」
セラ「はい、正確には効きづらいです。しかも鉄の剣を使ったら3体でボロボロですよ」
雅司「...じゃあ、他の依頼でいいものってありますか?300Rぐらいの報酬で」
セラ「ありますよ。おなじ300Rで、こちらの薬草集めですかね。あ、「冒険初心者の本」渡すのを忘れてました!えーっと、あった、はいどうぞ」
小説サイズの本を渡された。
セラ「それの20ページにある薬草を集める依頼です」
雅司「討伐の依頼は無いのか?」
セラ「基本的にはスライムだけですね。」
雅司はすごいほど落ち込んだ。だが、気を取り直し言った。
雅司「魔法はどうやったら使えるようになる?」
雅司はさっきの様子と一変してキラキラした目で聞いた。
セラ「そうですねぇ・・・、魔法を教える学校があるんですが・・・」
雅司「学校かぁ・・、それって仕事しながらできる?」
セラ「すいませんわかりません」
ちょっとうつむきながらセラは言った。
雅司「場所はわかる?」
セラ「わかりますが・・・かなりお金がかかりますよ?」
雅司「そうなのか・・・、じゃあお金を貯めてからにしよう」
雅司のテンションはかなり下がった・・・。
セラ「そうでした、依頼どうします?」
雅司はちょっとがっかりしながら・・
雅司「薬草集めやるか・・・」
セラ「頑張ってください。依頼内容はこの薬草を90枚集めてきてください。もし、それ以上集めたら、ギルドに売ることができます。一応ほかのものも売れるので、売るものがあるときはこちらを利用してもらってもいいですよ」
雅司「わかった、行ってくる」
セラ「行ってらっしゃい」
ー 雅司 移動中 -
雅司「はぁ・・・異世界に来て雑草を摘みかよ・・・」
雅司はため息をつきながら歩いていた。
雅司「気を取り直して。薬草を摘みに行くか!えーっと、薬草がある場所は・・・これって・・俺があの幼女に飛ばされたところでいいんだよな・・・」
そこには、デーク草原と書かれていた。
雅司「じゃあ、いくか!いっぱい摘めば金がたまって魔法も習えるだろ!」
雅司は草原に走って行った。
ー デーク草原 -
雅司はピンチに陥っていた。
なぜなら目の前に・・・オオカミがいたのだ・・・
雅司「マジで・・・なんでこんなことに・・・」
その時何処からか声が聞こえた。
???「神は言っている、ここで死ぬ定めではないと」結構高い声
雅司「ん?今声が...いや、今はそれどころじゃない!」
雅司は腰につけていた剣を抜いて、
雅司「うおぉぉぉぉぉ。」
オオカミに剣を振り下ろした。
オオカミはそれをよけて飛びかかろうとした。
だが、雅司は素早く剣を構えなおした。
雅司「いまだ!」
雅司は剣でとびかかってくるオオカミに思いっきり突きを放った。
オオカミの顔に剣が刺さった。
そして、オオカミは痛みで叫びながら暴れだした。
雅司はその前に剣を抜き、暴れまわっているオオカミにまた一太刀浴びせる。
オオカミの血が飛び散る。
オオカミは大きく叫び・・・そして・・動かなくなった。
雅司「はぁはぁはぁ・・・ふぅ・・・」
雅司は息を整えるために座り込んだ。
雅司「良かったーーー、生きてた!あぶねーー。超怖かった」
雅司は叫んだ。
雅司「疲れた・・・やっぱり危険な目にはあいたくないな・・・」
雅司は以前何かに襲われたんだろうか・・・そうつぶやいた。
そして雅司は考えた、
雅司「あれ、でも、戦ってるとき冷静だった気が・・・まぁいいや生きてたんだし」
その頃ー
ー 神の部屋 -
神「さっそく運が悪い奴じゃのー」
神は目の前に映っている雅司に向かってそうつぶやいた
神「さっそく死ぬのはかわいそうじゃからのう、今回だけじゃが、助けてやろう。」
神は映っている雅司に触れた・・・
神「神は言っている、ここで死ぬ定めではないと」無理やり低い声
ー デーク草原 -
雅司「もう薬草も集まったし、早く帰ろう・・・もう疲れた。」
神「今回は、わしが助けたが、次はないぞ、気を付けるんじゃぞ」
雅司は急に聞こえた声にびっくりした。
雅司「うぉ、その声はあの幼女か・・」
神「誰が幼女じゃ!助けたのに感謝せい!」
雅司「ありがとなー」
神「さっきも言ったが、気を付けるんじゃぞ?」
雅司「わかったぜ!」
雅司は元気よく答えた。
そして雅司は、返答がないのを確認すると、一つのことを思い出した。
雅司「もしかして・・・このオオカミっぽいのの毛皮って・・・売れる??」
雅司はそう思うとオオカミをアイテムバックに入れて、
雅司「じゃあ帰るか!」
雅司は町に向かって歩いて行った。
ー ギルド -
ギルドにつくころには完全に日は完全に落ちてから、かなりの時間がたっていた。
その頃のギルドは・・・
すごいほど騒がしかった。
雅司「すげえ騒がしいけど、何かあったのかな」
雅司は中に入って行った。
ギルドの中は、ジョッキを持って騒いでる人でいっぱいだった。
雅司「酒くっさ、さっさと依頼報告して出ていこう・・・。」
雅司は早足で受付に向かった。
そこには、酔っぱらったセラがいた・・・
セラ「あー、まさしさんじゃないですかぁー、いっしょにのみましょうよぉー」
雅司「いや、遠慮しときます・・・未成年なんで・・・」
セラ「みせいねん?なんですかぁーそれーいいからいっしょにのみましょうよぉー」
雅司「いやです。酒はまずそうでいやだ。ちょっ、かたくまないでくれ!酒臭い!」
雅司はこう言っているが、セラは美人なのでうれしかったりするのだ!くそぉうらやましい!
俺もびじんにからまれた・・・っは!すいません取り乱しました。
雅司はセラに流されることなく誰かよってない受付の人を探すことにした。すると、ため息をついている人が、受付の奥のほうに座っていた。
雅司はセラの腕をどかすと、その人に向かって、
雅司「おーい、そこの人、受付か?」
受付嬢「あ、はははははいぃぃ、あ・・・」
受付嬢は何もないところで転んだ・・・
雅司は思った・・あ、こいつドジっ子だ・・・
受付嬢は顔をさすりながらこちらにきた。
受付嬢「すいません。見苦しいものも見せてしまって・・・」
雅司「いいんだが・・依頼を終えたんだが・・・」
受付嬢「では、カードの提示と依頼されていた物の提出をお願いします」
雅司はバックから薬草90枚と冒険者カードを出した。
受付嬢「えーっと・・・はい、90枚ちゃんと確認できました。こちらが報酬の300Rです。えーっと・・・銀貨が・・・3まいか・・・1、2,3・・」
銀貨の枚数を数えながら机に置いてるところを見た雅司は・・・ちょっと笑ってしまった。
それを見た受付嬢は
受付嬢「な・・なら・・あなたは計算できるんですか?」
雅司「もちろん!足し算ぐらい」
雅司はドヤ顔で言い放った。
受付嬢「足し算?まぁいいや・・なら・・・90R+230Rは?」
雅司はドヤ顔をしたまま・・・
雅司「・・ふ、320だ!」
と答えた。
受付嬢「えーっと・・・銀銭が9まいと・・銅貨が3枚と銀銭が3まい・・あ、ちがう銅貨が2枚だから・・・あれ?えーっと、うーん、あ!320Rだ!って正解してる・・・」
受付嬢は尊敬の目を雅司に向けた。
受付嬢「どうやってそんなに早く計算したんですか?教えてください!その・・足し算・・とかいうやつですか?」
受付嬢は雅司に顔を近づけていった。
雅司「近い近い、離れて離れて!」
雅司は後ろに下がった。
受付嬢「あ、すいません・・・」
雅司「そうだ!忘れるところだった」
机に置かれている3枚の銅貨を取ると、バックから残り30枚の薬草とオオカミっぽいものを取り出していった。
雅司「これ、ここで買い取れるか?」
受付嬢「なんですか・・そのバック・・・どっからそんなに大きなウルフが・・」
受付嬢はびっくりしていた。
雅司はそんな受付嬢の目の前に手を振りながら
雅司「おーい、きいてるかー?」
受付嬢「はっ、あ、ききききいてますよ?これですか?できますよ。ちょっと待っててください。」
受付嬢は焦りながら言った。
そしてしばらくたつと。
受付嬢「えーっと、銀貨10枚と銅貨3枚になります」
雅司はそれを受け取ると、帰ろうと振り返ったすると、
受付嬢「ちょっとまってください!」
受付嬢が雅司を引き留めた。
雅司「なんだ?」
受付嬢「あのー、今度計算の先生をしてくれませんか・・・」
雅司「時間が空いてたらな」
受付嬢は明るい顔をして、
受付嬢「ありがとうございます。あのー名前を聞いてもいいですか?あ、私の名前はルルーです。」
雅司「雅司だ。よろしく。」
ルルー「お、おねがいします」
雅司「それじゃあな・・この酒臭いところ・・・一刻も早く出たいんだ。」
ルルー「あなたもですか・・そうですよね・・・」
雅司はちょっと同情しながら
雅司「がんばれよ・・・」
ルルーはちょっと疲れた顔をしながら
ルルー「はい・・頑張ります・・・さようなら、雅司さん」
雅司「またな」
雅司はギルドから出て行った。
そして、前泊まった宿に向かった。
ー 宿屋 -
雅司「はぁ・・・つかれた・・」
雅司は疲れた顔でそうつぶやいた。
雅司「そういえば、オオカミっぽいの倒したし、ステータスどうなってるかなー。」
雅司はステータスを呼び出すと。
そこには、
ステータス
田中 雅司
Lv.16
HP- 400/410
MP- 300/300
力 - 89
防御ー 79
かしこさー 56
すばやさー109
運 - 10
センス - 121
称号 異世界人
スキル 異世界人 剣技
職業 冒険者 異世界学生
EXPー1330 next-170
雅司「マジか・・・一気に伸びすぎだろ・・・、もしかして、センスって、レベル上げ安くすんの?」
雅司は自分のステータスを見てびっくりしていた。
雅司「もしかして・・・チートとかできる?」
雅司の顔がどんどん笑顔になっていく。
雅司「よっしゃーーーきたぁ!俺の時代!」
雅司は知らなかった・・・狼みたいなあのモンスターは実は異常種で、経験値がおおくはいっていたことを・・そして、わすれていた。夕飯と昼飯を...
雅司「食事今日も昼飯と夕飯抜きかぁ。忘れてた」
同じことを2度繰り返してしまった雅司であった。
お金に関して忘れてたので、訂正しました!
これからお金忘れずにかかないとってことで、今回は主人公の所持金を書きます!楽でいいっす!
現在の所持金 11150Rです!