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9日目 授業

最近、とっても暑くなってきました...蒸し暑いです...。

今で暑かったら夏はどうなるんでしょうか?

ー 学生寮 1号室 ー

ステータス

田中 雅司

Lv.17

HP- 450/450

MP- 340/340

力 - 90

防御ー 82

かしこさー 65

すばやさー170

運 - 9

センス - 121


称号 異世界人

スキル 異世界人 剣技 逃走


職業 冒険者 異世界学生 魔法学校生

EXPー1570 next-200


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


雅司「ふむぅ...久しぶりにステータス見たが...確か俺前のレベル15くらいじゃなかったっけ...全然伸びてないな...」


雅司は久しぶりに開いたステータスを見てポツリ呟いた。


雅司「というか、すばやさってこんなあったっけ?すごい伸びてるんだけど...」


逃走って...あれだよなぁ...。


メイカ「ん、おはよ」


雅司「ああ、起きたのか。じゃあ朝飯よろしく」


メイカ「えー、私より早く起きたんだからあんたが作ってくれればよかったじゃない~。優しさの欠片もないやつだな~」


目を擦りながら雅司に文句を呟く。


雅司「どうでもいいからさっさと作れー。腹減った」


メイカ「わかったよ...弁当も作るんだよね...だるいな~」


雅司「おう、よろしく」


メイカは台所へ向かってった。


ー 10分後 ー


暇だな....。なにもすることないな....。


雅司「あーーー。よし、つまみ食...様子見にいくか!」


ー 学生寮 台所 ー

メイカ「ふぁぁぁ...。つかれるわ...眠いのに朝食作るなんて...」


雅司「...」


よし、音をたてないようにして...

そろーり、そろーり...





ギシ、



メイカ「何よ!あ、ちょっと、つまみ食いしようとするなーーー。」


雅司「やべ、ばれた!いいじゃんか一つくらい!」


メイカ「開き直るなー!ダメったらダメなの!」


雅司「しらん!食ってやる!」


ひょいっと揚げ物をつかむとそのまま口に持っていき、



バキッ



雅司「え...めっちゃ固い...なにこれ...」


メイカ「え?そんなはずは...うわ、硬い!」


雅司「なに入れたんだよ!嫌がらせするつもりだったのか!」


メイカ「いや、そんなつもりは...」


メイカは目の前の素材を見てみた。


メイカ「いや、大丈夫だと思うけど...お母さんの見てた通りにしたし...」


雅司「はぁ?じゃあもう一回作ってみろよ」


メイカ「えー、まぁいいや、わかった」


メイカはまた作ろうと準備をする。




ー 10分後 ー


雅司「おかしい...何でこんな硬いんだ。素材がいけないんじゃないのか?」


メイカ「そんなはずは...」


雅司「じゃあ今度は俺が作るから待っとけ、さっきの通りにっと...」


ー 10分後 ー



サクッ



雅司「お、めっちゃ美味しくできた!」


メイカ「何でなのよ!おかしいわ、理不尽よこんなの...」


メイカは頭を抱えた。


雅司「あぁ...もういいや、これからは俺が作るよ」


メイカ「なんで....」


ふらふらしながらちゃぶ台の方に歩いていった。


雅司「はぁ...まあ頑張るか...」




少年料理中...



雅司「できたぞー」


メイカ「何でなのよ...おかしいわ...おかしい...」


メイカの目は光が消えていた。


雅司「おい、できたぞって、食わないのか?」


メイカ「食べるわ。そこにおいてちょうだい...」


雅司は持ってきた料理が盛り付けられた皿をおいていった。


雅司「さめないうちに食えよ」


雅司はそういうとバクバクムシャムシャと食い始めた。




少年少女食事中...



メイカ「ごめんなさい、あなたに料理係を任せることになるなんて...」


雅司「もういいよ、ほら、弁当だ、弁当箱は食器棚に入ってた」


メイカ「ありがと、じゃあいきましょうか」


雅司「そうだな、時間は大丈夫なのか?」


メイカ「あ....忘れてた...えっと...今は...やばい、遅刻するわ!急ぎましょう!」


雅司「マジか!さっさといくぞ!」




少年少女疾走中...



メイカ「ま、まちなさいよ!なんで...なんであんたそんなに早いのよ...ぜぇぜぇ...」


メイカは行きを切らして途中でとぼとぼ歩いた。


雅司「おい、急がないと遅れるぞ!」


メイカ「あなたがそんな早いからいけないのよ、そんなにはやいんだったら私を背負ってちょうだい」


雅司「いいぞ。ほらよ」


雅司はメイカの前でおんぶする体制になった。


メイカ「え、いや、ほんとにしろとは...いいわ、のる、お願い」


メイカは雅司の背中に乗った。


雅司「あれ、かなりお前軽いな」


メイカ「そ、そうかしら?」


雅司「よし、急ぐか」


雅司は教室へ向かってラストスパートをかけた。


ー 魔法学校 火属性教室前 ー


メイカ「ちょ、ちょっと、ここで下ろして」


雅司「わかった」


雅司はメイカを下ろした。


メイカ「じゃ、いくわよ」


雅司「おう」



ー 魔法学校 火属性教室内 ー


雅司「どんな授業かな、ワクワクするぜ」


早く魔法使えるようになれるように頑張らないと。


リト「おーう、雅司!どうだった?女子とは仲良く行ったか?それとも、もう仲良くなりすぎて...あんなことやこんなこと...」


雅司「いや、ないから」


リト「だよなーお前ヘタレみたいな顔してるもん」


雅司「なんだと!」


ふざけるなよ!俺はヘタレじゃないぞ!


リト「おっと、すまんすまん、悪かった。ところでどうだ?かわいいか?」


雅司「まぁ、結構かわいいと思う。だけど料理が全然できないんだよなあいつ」


リト「何!料理苦手ッ子だと...くそ...いいな...」


雅司「お前は何をいっているんだ?ま、そういうことで俺が料理作るはめになった」


リト「よかったじゃなか。かわいい子に料理食べてもらえるんだぞ!羨ましいな!このこのー」


雅司「めんどくさいんだよ...」


リト「だったら俺とへや交代しろ!」


雅司「バカかお前!初日からあの先生に怒られにいくようなものだぞ」


リト「そうだったな。はぁ...羨ましぃ...」


そう呟いたとき、教室のドアがガラガラと開いた。


ダイス「出席とるぞー、全員席につけ!」


すると一斉に席に生徒が座る。


ダイス「よあい、じゃあ読み上げるぞ。一番...」



~省略~


ダイス「よし、全員出席だな。じゃあ早速だが授業を始める」


雅司「あ、教科書みたいなのはないのか...」


ダイス「さてと、これからお前たちは火属性の魔法を使えるようにするわけだが...お前らは魔法じゃない普通の火を見たことはあるか?」


いや、あるでしょ


雅司「はーい」


てをあげてみたら、クラスの大半はてをあげてなかった。なんでだよ!


ダイス「そうか...てを下げていいぞ。魔法って言うのは、要はイメージ何だ。わかるか?魔法でできている火はその人の火イメージなんだ。つまり、実物を見るのが一番手っ取り早い。だから今日持ってきたのはこれだ」


ダイスは机のしたから木と葉っぱとちょっと太めの木の棒を手に取った。


ダイス「これをだな。ふんふんふん...」


え、あの先生これで火をおこすつもりか!


ダイス「ふん、よし、ついた」


えええええ、こんな方法で火をつける人始めてみた...


ダイス「これが火だ。わかったな。じゃあ消すぞ」


フッっと息を吹き掛け火を消した。

ええぃ、この先生は化け物か!


ダイス「ってことで、今のを手から出すようなイメージをすれば出る。わかったな。以上。各自訓練開始!」


雅司「...はぁ?無理だろ...」


ダイス「ごちゃごちゃ言わんでさっさとしろ!」


はぁ、えっと、イメージするんだよな。火火火火火火火....。


雅司「ふざけんなよ、こんなんででき...」


ボッ


ダイス「おぉ、早速できたやつがいるぞ。お前は天才かもしれんな」


ざわざわ...ざわざわ...

クラスがざわざわし始める。


ダイス「いやぁ、この行程が一番苦労するんだがなぁ、さすが水晶を割っただけの才能はあったか」


雅司「....え?...は?」


クラスメイト3「....水晶を割ったですって...」


クラスメイト4「....そんな、そんな馬鹿な....」


クラスメイト5「....いや、でもすぐに魔法を使えたぞ?...」


クラスメイト6「....もとから使えたんじゃない?....」


ざわ...ざわ...ざわざわ...


ダイス「ほら、こいつみたいにさっさとできるようになれ。集中力!」


おっと、あれ、俺どうしたんだっけ、確か俺、火を手から出せたんだよな?....嘘だろ?


雅司「ん、もう一回やろうか....」


イメージだ、イメージ....


ボッ


雅司「おぉ、あっ、消えた」


ダイス「次はお前はこの火を持続する練習にかかれ。30分続かせれば合格だ」


雅司「よし、持続させるのか」


イメージ....


ボッ


ダイス「よし、そのままそのまま。集中力!」


雅司「ブッ...あ、消えた」


ダイス「今のどこに笑う要素があった...」


雅司「いや、なんとなく笑ってしまった...すいません。もう一回だな」


ダイス「頑張れ、集中力!」


雅司「ブフゥ...。あ、また」


ダイス「集中しろ集中!」


雅司「すいません、人が近くにいるとできないみたいです」


ダイス「そうか、離れていよう。頑張るんだぞ」


雅司「はい」


はぁ...なんでかな、妙に集中力!とか言うのに笑ってしまう...なんでかな?面白くもないはずなのに。

まぁいいや、イメージだイメージ...



ー 1時間後 ー


雅司「ダメかー、10分が最高かな?」


リト「すごいな、お前...天才なんじゃないか?俺は小さい火すらでないんだが...」


雅司「まぁ、個人差なんじゃない?そっからいろいろ変わるとか...」


リト「しかもお前水晶を割ったんだって!割ったなんて前例なんてないぞ!」


雅司「まぁ、まぐれじゃないかな?」


リト「まぐれで割るってどんなだよ!あり得ねえだろ!はぁ、こいつだけいろいろとありすぎだろ...女子と同じ部屋になるし...」


雅司「もういいよ、そこは...」


はぁ、でも、魔法が発で使えるなんて。ホントに才能あったらどうしよう!

その時ガラガラと扉がひらいて、


ダイス「よし、授業始めるぞー。さっきの続きだ。頑張れ、よし、開始だ!」


するとそれぞれ何か集中し始める。そして、誰も一言も話さない授業が始まったのであった。





ー昼食ー

ダイス「よし、みんな昼食をとっていいぞ」


すると生徒たちはそれぞれのグループに別れて食べ始める。


リト「おーい、雅司、一緒に食べようぜ~」


雅司「おう、いいぞ」


リトと雅司は席に着くと弁当を広げた。


リト「いいなー、そっちの旨そう...。女子につくってもらったん、あ、そっか、料理苦手だったっけか」


雅司「うん、だから俺が料理担当」


リト「お前すげぇ料理うまいな。この揚げ物もらっていい?」


雅司「じゃあお前のもひとつくれ」


リト「おれ、おにぎり作ったからあげたらなくなる...」


雅司「そうなのか、じゃあいいや、あげる」


リト「じゃあもらうぜ」


リトは揚げ物をひょいっととるとパクッと口のなかに放り込んだ。




ガキッ




リト「なんだこれ、歯が折れる...」


雅司「あぁー、あいつが料理したの残ってたかー」


リト「痛い...」


口から揚げ物を取り出すと


リト「これはなで作られてるんだ?すごい硬いけど...」


雅司「ただのさかなだぞ?」


リト「これは下手って言うレベルじゃない...」


雅司「俺も思う」


リト「他のくれよー」


雅司「野菜炒め食べたらいいよ」


リト「いいのか?じゃあ食べてみる」


リト「....」


リト「おぉ、これ美味しいな!もっとほしいけど、これ以上食べたら俺の弁当の分が入らないからいいや」


雅司「よかったら作り方教えようか?」


リト「おう、よろしく頼む」


そんな話をしながら飯を食べてたら...

ダイスが入ってきて、


ダイス「よーし、あと5分で授業再開するぞー」


雅司「嘘ぉ、早いって!」


こんな短時間で食べろと!


リト「そうだよ、早すぎるだろ!」


ワーワーワー


クラス全員で文句を言った。


ダイス「言っただろ、この学校が気にくわないんだったらやめろと!」


すると一斉にクラスがシーンとなった。そしてみんな必死で弁当を食べ始めた。


ー授業ー


ダイス「えー、雅司、ちょっと来い」


雅司「あ、はい」


ダイス「お前今日の目標は達成できたか?」


雅司「30分持続させるやつですよね?もう少しです」


ダイス「そ、そうか、ならいい。次は1時間を目指して頑張れ」


雅司「わかりました」


なんだったんだろ?結局呼び出された意味わからない...確認?




Side ダイス


なんなんだこいつは...もう30分持続させることができるなんて...普通は魔力切れで倒れてしまうはずなんだが...


雅司「30分持続するやつですよね?もう少しです」


ピンピンしてやがる...どういうことだ...こいつは化け物か?


ダイス「そ、そうか、ならいい。次は1時間を目指して頑張れ」


雅司「わかりました」


こいつは将来大物になるかもな...


Sideout



ー放課後ー

ダイス「よーし、今日の授業はこれまで、さっさと寮に戻って休むといい、解散!」


そういうと同時に生徒は一斉に教室から出ていく。


リト「じゃあ、また明日な!女子とうまくやれよ!」


雅司「もういいって、じゃあなー、また明日!」


そして自分の部屋に帰った。


雅司「ただいまー、って誰もいないか、じゃあ夕食作っとこうかな」


雅司は夕食を作るために台所へ向かっていった。


ー夕飯ー

メイカ「私に料理を教えて!」


うわ、どうした、きゅうに...


雅司「どうしたんだ?突然そんなこと言い出して」


メイカ「クラスメイトで、弁当の見せ合いしてたら、私の弁当が勝っちゃって、今度食べてみたいなー何てこと言われて、大変なのよ...お願い!」


雅司「いいけど...お前の場合何が悪いとかないはずなんだけどなぁ...」


俺も同じようにやったら美味しく出来たし。


メイカ「そうよねぇ...で、でも失敗しない料理が絶対あるはずよ!」


雅司「わかった、じゃあ明日からな」


メイカ「うん、よろしくね!」


こうして、メイカに料理を教えることになった雅司であった。


ー就寝時間ー

雅司は手から火を出したりして遊んでいた。


雅司「すごいなぁ...こんな風に火をつけきれる何て」


その時雅司はきずいていなかった。雅司のMPがもうほとんど残ってないことを。


雅司「はぁ..ってきゅうにからだが...あぁ....」


そして倒れるように別途に横になって眠るもとい気絶したのであった。









2000pv達成しました!とっても嬉しいです!これからも頑張って読者に読んでいただけるような小説に近づけるように努力をいたします!

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