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おれ異世界でもトラブルが絶えないのは何でだろう。  作者: じむ
序章:転生と魔法との出会いとトラブル
2/51

1:美少女が泣くと、テンパるね。反則

なんか前回の話と繋がってんのか 死ぬほど微妙です。ご了承ください

サイド:ハク


さて、この美少女どうしようか。


「あー……ええと、とりあえず顔あげてもらっていいかな?」


とりあえず顔あげてもらう要求を出す。

だって気まずいもんこれ。

美少女なら特に。

とてもいたたまれない気持ちになります。まる。


「ぁぅ……はいぃ……」


おずおずと美少女が顔をあげる。

うお、

さっき突き飛ばした時にちらっと見たけど、真っ正面から見るとマジできれーだな、この美少女。

茶髪に栗目、外国人さんだろうか?洋美少女。……こう聞くだけでなんともかぐわしい気分に……はっ!

いやまておちつけ。とりあえず今のおれの状況確認と彼女の名前と住所と電話番g……違うって、

今の時代SNSでしょ!

違う。

あいや違わない。

けどそこじゃない。

そう、名前を聞かねば。


「あの、えっと、まずはお名前を聞いていいかな?」


「わ、わたしの名前……ですか?ええっと、る、ルキナと言いますぅ……」


ルキナ?

やっぱり外国の子か?

帰国子女かなんかだろうか?

うん、まぁそれもおいおい聞くとして。


「え~と、じゃあルキナさん?」


「へ?あ、はっ、はい」


「今のおれの状況、わかる?なんだかとってもユルユルふわふわ不思議体験してるんだけど……」


ついでに言うと真下にあぶないおれの(だった)と思われるナニカもある。

どうゆうことなのか、と聞いてみると。

じわあっと。

いきなりルキナさんが泣き出した。

……はい?お、おおっ?待っ、な、泣っ!?


「ぉおちょ、おぉoおちつ、落ち着け!?」


まずおれが落ち着くべきだと思った方は、その台詞はそっと心のなかにしまっておいてほしい。


「うっ、ぇぐ、ひっく、ごめ、ごめんなさぁいぃ…」


「だだだ大丈夫、大丈夫だから、はい落ち着いて、はい吸ってー…吐いてー…」


「…うぅ…すうぅー…はあぁー…」


おれが大丈夫じゃないが、

なんとか落ち着かせることができたようだ。

……うん、まぁ落ち着いてきた。

また泣かせないように、今度は慎重に言葉を選んで訊かねば。


「あの、ルキナさん?とりあえず、わかる範囲でいいから、今のおれたちの状況を教えてもらっていいかな?」


うん、内容は変わってないけど、多少なりともやんわり聞けたっぽい。

ルキナさんがまた泣きそうになって焦ったが、なんとかポツポツと話しはじめてくれた。


「あの……わたし、天気がよかったから少しだけ散歩しようと思って、降りてきたんです。」


降りてきた?

家が高台にあるとか、そうゆうことだろうか?

まあとりあえず話を聞こう。


「そしたら急にトラックが来て……ええと」


「ああ、ごめんな、おれの名前言ってなかったね。ハクだよ。家城(いえき)ハク」


ルキナさんがこちらを困ってように見たので、忘れていた名前を言う。


「あ、はい……ええと、ハクさんが助けてくれたんです」


うん、ここまでは大体わかった。

気になるのはその先だ。


「……うん、それで……おれは、その、跳ねられたんだよね?記憶が正しければ」


おれが続きを促すと、ルキナさんがまた泣きそうになった。

……。

真下のナニカに意識が向くんだが。

いいや、気にしない。

気にしたらまけだ!!

泣きそうな彼女に、鋼の精神力をもってして下を向かずに、優しく先を促す。

と、ルキナさんは先程の声より小さい声で、はっきりと言った



「……はい。ハクさんは、わたしを助けてくれた代わりに、トラックにはねられて……死んでしまい、ました」



……。

………………。

………………………うん、まあなんだ、その。予想はしてたよ?

まあナニカの正体も最初っから分かってたよ?

ただね、これだけは言わせてお願い。


「おれ終了のお知らせ」



次回はいつ投稿することになるかわかりません。一段落したらまた投稿させていただきます。

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