願い。
ねむい!つらい!
どれほどの歳月をかけても・・・・叶う願いと叶わない願いがある。
そうは、もう分かり切っていたことだった。
だから苦しかったし、だから切に望んだ。
現実は冷たい。いつまでも僕等は囚われ人で、地上は苦しみに満ちていた・・・・・
ある日のこと。囚われ人を解放しているという噂を耳にした・・・・
僕等は最初訝った。何を今更・・・・そんな想いだった。
けれども、行ってみた人々は皆居なくなって解放されてしまったようだった。
僕等はみな、驚いた。と同時に、心の底からこの辛い旅が終わってくれることを願った。
『解放されたいか?』
そう男は言う。
僕等の敵だったこの男に僕等はずっと長い間抵抗してきた。
けれども解放されたくてたまらない。ずっと長い間思っていた。一杯の水を飲みたい・・・・
『ならば、いいだろう』
そう言い男は僕等を解放した。
空は青い。、きれいだ・・・・・ああ、天国。
解放された僕等だが、まだまだ解放されてない人々が居る・・・・・
さようなら地上よ。また会う日まで・・・・・・




