それから1ヶ月
イース達がそれぞれ修行を始め、1ヶ月が経った。
ソド、スミスのひたすら戦う訓練。
ルシア、プラシュの戦いながら、召喚数を1000体訓練。
シスカ、アイビスの攻撃を避けながら接客訓練。
イースとマリンのひたすら魔獣と戦う訓練。
イース達の修行は過酷を極め、全員がやつれてきていた。
魔王城には、フェンリル、アース、セレン、シドが集まり、サタンと話していた。
サタン「首尾はどうだ?」
フェンリル「体作りは終わった感じです。」
アース、セレン、シド「同じです。」
サタン「そうか。1ヶ月で追い詰めたな。そろそろ技は教えられそうか?」
フェンリル「はい。今日から教えようと思っています。ボロボロの今が一番覚えが良いので。」
アース、セレン、シド「同じです。」
サタン「素晴らしい。1ヶ月で、これだけ進めば、8ヶ月後には人間領に送れるな。皆。頼んだぞ?」
フェンリル、アース、セレン、シド「御意。」
サタン「さぁ、がんばれ。小僧共。」
会議が終わり、フェンリル、アース、セレン、シドは、それぞれの修行場所へ向かう。
8ヶ月後に何があるのか。
魔王の思惑とは。
イース達は、まだ何も知らない。




