深淵武器作り
イース達は、悪魔の館近くの森に移動し、夜営の準備をする。
イース以外の7人は、クタクタになって今にも倒れそうだった。
元気なイースは、夕飯を作り、皆に振る舞う。
イース「お疲・・・れ様。これでも食べて。」
7人「いただきます!」
7人は腹が減っていたのか、すぐにご飯を平らげてしまった。
イース「じゃ、悪魔・・・の力を・・・留める桶・・・でも作・・・るね。」
イースは生えてる木を引っこ抜き、加工していく。
すると、洗面器くらいの桶ができた。
イース「で・・・きた。皆。ここ・・・に血を・・・流して。」
8人は採取した悪魔の血を桶に入れていく。
桶の中は、赤黒い血でいっぱいになる。
マリン「何かすごい絵だよね!」
アイビス「グロいわ。」
プラシュ「何かヤバイの出てきそうですね。」
ルシア「イース。この中に鉄を入れれば良いのか?」
イース「うん。」
スミス「じゃ、鉄入れるぞ。よいしょっと。」
スミスが悪魔の血の中に鉄を沈めた。
イース「あと・・・は1日浸・・・ける・・・だけ。」
マリン「やっと休める!疲れた!」
アイビス「もう休みましょ?体が限界よ。」
こうしてイース達は休む事になった。
シスカ「あの鉄、血を吸ってます~?この禍々しいオーラは・・・でも、今まで一緒にいてもイース達には異端者のような変なところは無いし~異端者みたいな研究とかもしてないし~でも、私じゃ分かりません~一度、お父様に話した方が良いですかね~」
皆が見えない木の裏に隠れてシスカは小さな声で呟く。
次の朝、キャンプからシスカの姿が消えていたのだった。




