首都でのダンジョン探索
イース達は、しばらく首都でダンジョン探索をする事にした。
首都のダンジョンは、
難易度A 深淵の洞窟
難易度B 翡翠の湖
難易度B 悪魔の館
の3つだった。
イース達は、パーティーランクBのため、入れるのは翡翠の湖と悪魔の館だった。
イース達は翡翠の湖と悪魔の館の情報を得るため、ギルドに来ていた。
フローラ「あ!フローズヴィトニル!何のご用ですか?」
マリン「翡翠の湖と悪魔の館に挑戦したいんだけど、魔獣の情報が欲しくて。」
フローラ「かしこまりました。手数料大金貨一枚になります。」
金庫番のイースが大金貨一枚をフローラに渡した。
フローラ「準備しますので、お待ち下さい。」
フローラは受付の奥に入っていき、しばらくすると、紙を二枚持って戻ってきた。
フローラ「こちらがお求めの情報になります。お持ち下さい。」
マリン「ありがとう!」
マリンは紙二枚を受けとると、ギルドを後にした。
イース達は首都の端にある噴水広場に移動すると、五人で紙に書かれた情報を確認する。
翡翠の湖
魚人
人魚
人食いサメ
フライングフィッシュ
レイクサーペント
ウォーターゴーレム
アクアドラゴン
水に強い魔獣が多い
ダンジョンボスは、アクアドラゴン
湖の中で呼吸するため、エラ草が必要
エラ草の効果は一時間
泳ぐのに、スイム草があると攻略が楽
悪魔の館
下級デビル
下級デーモン
シャドウナイト
中級悪魔貴族
ダンジョンボスは中級悪魔貴族
ダンジョンに入ると、入った冒険者の欲に反応して、悪魔が誘惑してくる
聖水があると、誘惑にかからない
等と書いてあった。
スミス「準備する物は多いな。」
フローラ「しっかり準備しないと、死にますからね~」
マリン「まず悪魔の館から行く?それとも翡翠の湖?」
アイビス「町から近いのは翡翠の湖だね。水中の戦闘は難しそうだね。かといって悪魔も手強そうだよね。」
イース「近い・・・方か・・・ら行く?攻略・・・日数を・・・考え・・・ても、そっち・・・のが挑・・・戦しや・・・すいよ・・・ね。」
スミス「確かに。じゃ、翡翠の湖にしようか。」
シスカ「水中装備を買わないといけないですね~水着とか~」
マリン「私の水着姿でイースを悩殺だぁー!」
アイビス「じゃ、女三人で買い物行く?あ、別に寂しいわけじゃないんだからね!」
シスカ「そうしましょ~」
マリン「おー!じゃ、イース、スミス。行ってくるね!シスカ!アイビス!行くよ!」
シスカ「行ってきます~」
アイビス「あ、ち、ちょっと待ってよ!二人とも!置いていくなぁ~」
マリン、シスカ、アイビスは、水着を買いに行った。
イースとスミスは、エラ草やスイム草の買い出しや、パーティーの消耗品や必需品、自分達の水中装備を買いに出かけるのだった。
五人は、護衛依頼の疲れをとるため、ダンジョン探索は一週間後に決め、それまでは自由公道にした。
イースは、町の外で全力ダッシュをしたり、自分くらいの岩を上に放り投げて、キャッチしたり、岩を持ったまま、スクワットしたりする筋トレをこなす。
マリンは、イースと一緒に走ったり、シャドーボクシングをしたりしてトレーニングをこなす。
二人はそれぞれのトレーニング後、 二人で模擬戦をこなした。
シスカは首都にある教会に行き、訓練場で教会の兵士達と模擬戦をこなす。
アイビスはギルドにある訓練場で、副ギルマスから戦い方をレクチャーしてもらう。
若干、スパルタで・・・
スミスは、町の寂れた鍛冶屋で、パーティーメンバーの武器等を打ち、空き時間に鍛冶屋の常連さんと模擬戦をして鍛えた。
こうして、あっという間に一週間が経った。
出発日。
狼の外套を来た五人が揃った。
マリン「さぁ、行くぞ!」
四人「おー!」
イース達は翡翠の湖に向けて出発さしたのだった。




