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イースのならし運転


マリン「イース!武器と防具の慣らしだから、攻撃してきて良いよ!」


イース「じゃ、行くぞ。」


イースがマリンに向かって狼のように走って近づいていく。


アイビス「マリンには、話し方普通なんだよね。」


シスカ「ま、話してくれるだけ良いかと~」


そんな事を言っていたら、イースの右手の鉤爪がマリンの体の左側を攻撃した。


マリンはイースの攻撃を後ろに下がりながら避け、そのままイースの胴に右ストレートを一発、そのまま、左後ろ回し蹴りでイースの左脇に一発入れ、ぶっ飛ばす。


イースは後方にぶっ飛ばされたが、そのまま転がり、勢いを逃がしながら、四つん這いになると、マリンに両手の鉤爪で向かっていく。


イースはマリンに近づくと、右手、左手を交互に出すと、マリンは、それに合わせて右手と左手で受け流していく。


イースはマリンの手が上がり、腹が空いたところに大鹿のような後ろ蹴りを放つ。


マリンはとっさに後ろに飛んで勢いを逃がそうとしたが、逃がしきれず、後ろにぶっ飛んでいく。


マリンは後方に飛びながら体勢を立て直し、構えた。


目の前にイースの姿は無い。


気づくと、イースはマリンの周り地面や木の枝を飛びながら高速で移動していく。


マリンは、すかさず自分の周りにオーラを広げる。


これは、敵の気配を察知するエリアを広げるオーラ技術で、「サークル」という。


見えない敵でも、サークル内に敵が入ると位置が分かるため、迎撃できるのだ。


イースは高速で移動しながら、マリンの隙を狙い、背後から飛びかかる。


すると、イースがマリンのサークルに入ると、マリンはイースを察知、イースが攻撃してきた右手を捌きながら掴んで投げ、地面に叩きつける。


ドガァーン


イースは自分の勢いも合わさって、ダメージを受け、仰向けで動けない。


すかさず、マリンは倒れたイースの顔面に右ストレートを放ち、寸止めする。


マリン「勝負ありかな?」


イース「あー!負けた!」


スミス「勝負ありだな。イース。装備はどう。」


イース「良い・・・感じ・・・に馴・・・染ん・・・だよ。あり・・・がと。マリンもありがと。」


こうして、イースのならし運転は終了したのだった。

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