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いざ、ダンジョンへ


三日後の朝。


イースが北門に着いた時には、まだ、誰も着ていなかった。


しばらくして、マリンが来た。


マリン「イース!おはよう!」


イース「おはよう。」


マリンが来て、すぐにシスカ、アイビス、スミスも来た。


シスカ、アイビス、スミス「おはよう!(~)(。)」


マリン「おはよう!」


イース「おは・・・よ。」


パーティーメンバーが揃ったので、町の北にしばらく行ったところにある漆黒城に向かって歩き出した。


イース、マリン、アイビスとシスカ、スミスに別れ、荷物持ちと魔獣警戒を交互にやりながら進み、昼になった。


昼ご飯は、イースが干した動物(魔獣)の肉と干した根菜を使ったスープを作った。


マリン「うまいね!イースって料理うまいよね。」


イース「才能ないから、このくらいしかできないけどね。」


アイビス、スミス「え!?」


シスカ「私は知ってますよ~」


アイビス「だって、さっき戦ってたでしょ!」


スミス「うんうん!すごかったよ!」


イース「あれ・・・は・・・どう・・・ぶつ・・・だから」


マリン「イースは、あの獣達を本気で動物だと思ってるんだよ。絶対に魔獣って認めないから、突っ込むのそのあたりにした方が良いよ。」


シスカ「認めないですよね~」


イースは、何言ってるの?という感じで首をかしげる。


アイビス「才能無いって本当だってこと?」


イースは頷く。


スミス「すごいなぁ。いっぱい努力したんだね。」


マリン「才能の話になったし、皆も才能について言おうよ!私からね!私の才能は拳王!格闘が得意!よろしく!」


シスカ「次は私です~私の才能はバトルプリーストです~この大きなハンマーで叩いたり、回復魔法もできますよ~」


シスカは、自分の身長くらいある大槌を持ち上げて見せる。


アイビス「じゃぁ、私ね。私の才能はサポーター。支援魔法が使えるの。双剣の使い方は知り合いに教えてもらって覚えたんだよ。」


スミス「最後は俺だね。俺の才能は侍だよ。実は俺、鍛冶の才能無いけど、刀鍛冶になりたくて、ここに来たんだ。」


マリン「皆よろしくね!」


こうして、各自の自己紹介が終わる。


実は、シスカ、アイビス、スミスは色々な事情を隠していた。


だが、それが分かるのは、まだ先の事。


その後、五人は漆黒城に向けて出発し、魔獣との戦闘は多少あったが、夕方には漆黒城の手前の冒険者キャンプに着いた。


冒険者キャンプとは、ダンジョンの手前にダンジョンに挑む冒険者達やその冒険者相手に商売する商人等が集まってできたベースキャンプである。


イース達は、冒険者キャンプに入ると自分達のテントを張る場所を探し、テントを設置した。


イース達は話し合って、ダンジョン探索は翌朝からにした。


イース達は冒険者キャンプでしっかり休み、翌朝を向かえた。


マリン「さぁ!皆!ダンジョン行くぞ!」


イースは頷き、シスカとアイビス、スミスは「オー!」と叫ぶ。


さぁ、ダンジョン探索の始まりだ。

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