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イースVSおじさん


イースはおじさんの言うまま手合わせする事になった。


おじさんは外に出ると、10cmくらいの小枝を拾う。


イース「?」


おじさん「こんくらいで良いか。さて、じゃぁ、構えろ。やるぞ。」


イースは急に言われてオドオドした。


おじさん「じゃ、先手必勝な。」


おじさんが一瞬でイースとの間合いを詰め、小枝を降り下げる。


イースはとっさに右腕でガードした。


ドォーーーン


おじさんの攻撃の衝撃がすごく、受け止めたイースの足が地面に沈む。


おじさんは流れるように、イースの腹に回し蹴りを放ち、後方にぶっ飛ばした。


イースは10mくらい後ろにぶっ飛ばされ、後ろの木に激突すると、木が当たったところからへし折れた。


おじさんはいつの間にかキセルを吸っていた。


おじさん「思った以上に頑丈だな。しっかり鍛えてるわ。さて、やられっぱなしで良いのか?悔しかったら来い。」


イースは少しイラっとして立ち上がると、おじさんに向かって間合いを詰め、フォレストゴリラのパンチの動きやフォレストスタッグの蹴りの動きを模倣しながら、攻撃をいれていく。


おじさんはパンチも蹴りも小枝一本で捌きながらキセルを吸い続けていた。


おじさん「ほう。なんかの動きをマネしながら戦闘に応用してるのか。何か凄いな。一体何の才能持ちなんだ?」


おじさんはイースの攻撃を捌きながら、イースを分析していた。


おじさん「そろそろ良いかな」


おじさんがそう言うと、イースは上から凄い力で地面に叩きつけられ、地面に体がめり込んだ。


おじさん「やりすぎたか。まぁ、頑丈だから大丈夫だよな。」


おじさんに反省の色は無い。


イースもフラフラしながら立ち上がった。


おじさん「うーん。そのレベルじゃ森は越えられないぞ。しょうがないから、少し鍛えてやるよ。俺の事は師匠と呼べ。」


イースは断ることも出来ず、弟子入りする事になったのだった。

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