犯人
これは番外編なので、少し時間軸が違います。んまあ、パラレルワールドみたいな感じですね。まぁ、よろしくお願いします。
プルプルプルプルプルプル
「加藤です。はい。分かりました。」
「どうしたー妖夢」
「あのー、ストーカーっていうの、あれの犯人捕まったらしいわ、」
「まじ?」
「まじまじ」
「本人が警察署に来たらしい」
「んで、自分がやりましたって」
「そんなことある?」
「普通はねぇよなぁ。」
「なんか真犯人がいる気がする」
「まあいいじゃん、別に。自分から名乗り出たんやろ?もう別にいいじゃん」
「いや、いやな予感がする。」
「わかったよ。」
「極秘で調査すればいい。」
「武蔵さんとかおっさんには俺はいわないから。」
「ごめんな」
「その代わり、俺も調査を手伝わせてくれ。」
「いいのか?」
「いつも助けてもらってるばっかりだし。」
「たまにはこういうところで恩を返さないと。」
「すまんな」
「大丈夫だっての」
「まずはその犯人様に合わせてもらうか。」
「やな」
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「ここか。」
そうすると、僕達は警察署の中に入っていった。
「すいません、ここは立ち入り禁止です。あなた達、子供でしょ。何やってるんだ?」
「AHFです。例の自首しに来たやつにちょっとお話を聞きたいんで」
「すいません…」
「ついてきてください」
カタカタカタカタカタカタ
「ここの部屋です。ちょうど今取り調べを受けています。」
「中に入ってもいいですか?」
「はい、大丈夫です」
「俺はやってねえよ!」
「じゃあ、なんで自首しに来たんだよ!」
「わからない!」
「だめだ、こいつ」
「ちょっと君たち子供だろうなんでここに入ってきた!」
「AHFです。この人の取り調べを行いたいんですが。」
「子供がか?」
「じゃあ、これを見せればいいですか」
そうすると、自分は最高権限の証明書を見せた
「すみません…」
「すまない、ちょっと外に出て行ってくれ」
「はい」
「まぁ。ちょっと目を見せてくれ。」
「わかった」
能力使用
「ありがとう」
「君最近変わったことはあるか?」
「変わったこと。あー、そういえば。よくうちにピンポンダッシュする奴が現れたな。毎日同じ時間に。」
「ありがとうございます」
「あなたは後藤という女性を襲いましたか、中学2年生の」
「俺はそういうことは一切していない。でも、なぜかいつの間にか警察署にいた。」
(ハリー。わかるか?)
(わかるよ)
(こいつは被害者だ。裏で誰かが操っている。)
(とりあえずもうちょい話を聞こう)
「何か他に心当たりはありますか?」
「いえ……」
「分かりました。ありがとうございます。あなたの保釈を考えておきます」
「それでは」
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「おい、あんた。さすがにその権限でもこれはさせねえぞ。」
「あなた達こそ能力が使えないくせに。僕は能力を使った、そしたらやつは操られていた。まぁ、犯人はまだわからんが。だから、保釈を考えると言った。」
「ああ、わかったよ。」
「ただし1ヶ月以内に犯人を捕まえろ。それが条件だ、」
「わかった」
「おい、妖夢あんな約束していいのか」
「まあ、どうせこれ隠してやってるからいいだろ。」
「とりあえず関係者をすべて調べるか。」
「っていうか、ご丁寧に自分の居場所がわからないように能力かけてるしなぁ。」
「さっさと見つけたいと思ったんだけど。」
「能力を悪用するなっての」
「とりあえず、データベースに行くか。あそこなら色々と情報あるやろ」
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「うーん、なんか特にないなぁ」
「これ怪しいぞ!」
「どれどれ」
「なるほど。あいつのお父さんか。なになに、能力を使い暴力事件を引き起こした……」
「まじかよ」
「しかも軽く50人は殺してる」
「ええ、マジで」
「どうするよ」
「こいつを尾行するか。何か見つかるかもしれない」
「まだ大丈夫だ」