87/87

事件当時黒辺誠が潜伏していたと見られる授業準備室より押収されたノート

本日より

デスゲ妹でご一緒させていただきましたぺぷ先生とのコミカライズがスタートします‼

カドコミ(WEB)

https://comic-walker.com/detail/KC_006932_S/episodes/KC_0069320000200011_E

ニコニコ静画

https://manga.nicovideo.jp/comic/74034

詳細は活動報告よりご確認ください。

黒辺誠は最初に自分の在籍するクラスの教室へクラスメイトを集めた後、同フロアの階段を封鎖、事前に意緊急用防犯はしごの他カーテン等、脱出に応用できる備品を全て処分の末、凶行を開始したとみられる。

なお、教室や廊下の窓は施錠済みであり、妨害電波発生により被害者は全員通報が困難な状況だった。

ノートの３０ー２５は、学校提供のクラス名簿の人数とあっておらず、現段階では記載命令に応じない、もしくは殺人教唆により過失重大事案発生による生存者の予想との線が濃厚であり、検死の結果からこの段階での生存者は２５人と黒辺誠容疑者の予想と一致していた。

そしてクールタイムと称された時間帯、男子生徒Ｂがクラスメイト数名により集団暴行の末、殺害された。ほかの検死の状況から男子生徒Ｂはその前の段階の人数分けでクラスメイト４名を殺害した可能性が高い。男子生徒Ｂの死亡推定時刻より少し前の段階で男子生徒一名が死亡しているが、その一名は衣服についた指紋等から男子生徒Ｂが殺害した可能性が高く、男子生徒Ｂへの集団暴行の発端となった線で捜査を続けている。

なお男子生徒Ｂは活発な生徒で面倒見もいいが粗暴な面もあり、教師によって評判が二分する生徒であった。

フロアの移動が発生していることや、事件現場は複数名の血液が混合し捜査が難航している。

現場の状況から生徒たちはかなり混乱しており、命令にある血液量よりも多く採血している者のほか、相当な乱闘が発生したと見られ、採血済みの血液の奪い合いが随時発生した可能性が高い。

該当時刻死亡した生徒の遺体は、死後ほかの生徒からの血液採取のほか暴行の痕跡がいたるところに見られ、他者への事件前の怨恨について記載したメモを握る遺体もあった。

この時点で生存したとみられる生徒は１７名であったが、脱出を図ろうとした生徒２名が放送室傍で改造モデルガンにより射殺されており、黒辺誠の犯行とみられる。

なおノートの記述にあるここで■■が生きていれば■■を殺しにかかるというのは、男子生徒Ｆが田中ひろしと見て捜査を進めている。男子生徒Ｆはかねてより田中ひろしの幼馴染である女子生徒へ告白、つきまとい等のトラブルがあったことから、襲撃に至った可能性がある。

なお、男子生徒Ｆは女子生徒により殺害された可能性が高い。

予備電源そばで男子生徒２名が死亡、ノート記載の名前と一致。

なお該当ノートには黒辺誠容疑者の日常生活の簡易なメモも記載されており、容疑者の日常的な生活動向についても捜査を進めている。

犯行について記載したとみられる最後のノート。

なお検死の結果、ケーキの飲食を行った男子生徒Dからは他の生徒の体内よりも多く毒を摂取したことが分かっており、女子生徒Cのメモより、クラスメイトの為に自分が毒入りケーキを複数食べ犠牲になった旨が記されていた。

なお女子生徒Cのメモからは男子生徒Dへの思いのほか、男子生徒Dが助けた価値のある生徒のみをのこす旨が記されており、女子生徒Cは生存していたクラスメイトのうち複数名を殺害したとみられる。

その凶行がきっかけかは現段階では分かってないが、黒辺誠は飽きたと記入、クラスメイト全員を殺害、自死に至った線が濃厚。